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マンゴーアレルギーについて教えてください。
小学校低学年の甥っ子は、マンゴーがものすごく好きなのですが、食べてしばらくすると、口の周りが真っ赤になり、とても痒ゆがります。ネットで調べるとマンゴーは漆と同じ性質をもっていてかぶれやすい、と書いてありました。 マンゴーの皮が皮膚に触れないように遠ざけ、汁が肌につかないよう、フォークで口の中へ入れてやり、食べた後うがいをしたり水を飲んだりしてもダメなのでしょうか?内臓もマンゴーによって何か炎症を起こすようなことはあるのでしょうか? 食べないのが一番なのでしょうが。甥っ子が、あまりにも悲しそうにしていたので質問いたしました。 教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします
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こんにちは、栄養士です。 生のマンゴー、メロン、キウイ、パイナップル、パパイヤ、玉ねぎなどには タンパク質分解酵素が含まれており、 生のままで食べると肌荒れ(特に唇などの粘膜で)を起こします。 これほ防ぐには加熱し、タンパク質分解酵素を壊すしかありません。 良い例が缶詰(加熱殺菌)や、菓子パン、ショートケーキなどで焼くなど。 また家庭では、電子レンジで1~1.5分の加熱をして冷やすとか。 こうすればタンパク質分解酵素が壊れるため、食べても肌荒れを起こしません。 加熱することで「生」の食感は失われますが、味はほとんど変わりません。 加熱すれば炎症を起こさないので安心して食べられます。 > 内臓もマンゴーによって何か炎症を起こすようなことはあるのでしょうか? 皮膚の弱い人は口内の粘膜(皮膚)、舌、のど、食道などが炎症を起こします。 ただし、胃に入るとタンパク質分解酵素が胃液で分解されるので、 胃、腸などが炎症を起こすことはありません。 どうしても生の状態で食べたい場合は、牛乳やヨーグルトなど、 タンパク質を多く含む食品と一緒に取る方法もあります。 多少の肌荒れを起こしますが、単品で食べるよりは肌荒れを抑えられます。 ただ、味が変わるのが欠点ですけど。
お礼
専門の栄養士の方からご回答頂けて、とてもうれしく思いました。 なるほど、口内の粘膜、舌、のど、食道なども炎症を起こすこともあるのですね。特に皮膚の弱い子供など、生で食べないに限りますね。妹に伝えます。詳しく教えて下さって本当にありがとうございました。