一般の成人用(高齢者用)紙おむつ(質問のリハビリパンツも)は、あくまで高齢者用としてある製品でして、その(おしっこ5回分、750cc)というのも高齢者の標準回数、量を目安に表示されている物です。
本来の膀胱の蓄積可能容量(いわゆる膀胱の容積)がどこまでふくらむかとは別に、お年寄りの場合、膀胱自体が弾力を失いふくらみにくくなっているのと、そこに限界までため込むためには出口の蛇口となる括約筋が緊張して閉め切っているわけですが、高齢者はこの活躍筋力も低下し、少量たまっただけでもいわゆる「我慢が効きません」。
詰まり少量たまっただけでも尿意を感じトイレに行きたくなりますし、そのときの排尿量も若い人に比べると少ないわけです。
これを目安にうたわれている(おしっこ5回分、750cc)は、質問者様が年齢がおいくつの方か、当てはまらないかと思います。
吸収量だけでいって、おそらく1回、2回分が関の山かも知れません。それも少量ずつ排尿した場合です。
若い方が極限ギリギリまでため込んで、我慢しきれずに排尿(いわゆる失禁)した場合、相当の勢いをもって排尿するわけですが、そうなるとリハビリパンツのオシッコを吸収する吸収体(ポリマー)の吸水が追いつかず、吸い取りきれない物があふれパンツから漏れ出してくるかと思います。
事前にギリギリまで我慢し、使ってみるのも良いでしょうが、商品説明通りに量を750っcまで計った水を器からおむつにオシッコをイメージしてチョロチョロとこぼしてみてください。
決して瞬間吸収ではないことを目で確認できるかと思いますし、後半は吸収が遅れ水たまりができる様も確認できます。
お礼
詳しくありがとうございます。 私は20代ですが、一般的に我慢の限界は750ccより少ないのでしょうか? でしたらある程度我慢したのち、長時間トイレに行けない場合は意識的に排尿したほうがよいのでしょうか?