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カマキリが肉食性というのは本当なのでしょうか?
先ほどたまたま庭にいたカマキリにパンを与えてみたところ、 勢い良くガツガツと食べていました。 庭には他にも沢山虫がいるので死ぬ寸前ということも無いと思います。 アシダカグモも同じ肉食性ですが、 空腹で死にそうな時でもパンなどは一切食べずそのまま死んでしまいます。 なぜこのカマキリはパンを食べたのでしょうか? カマキリの餌について http://www.kagaku.info/faq/mantis991015/index.htm 「かまきりを育てることは、他の昆虫に比べて難しいのです。肉食性の昆虫、特にかまきりのような生きているものしか襲わない昆虫に餌を与えることが難しいです。」
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パンでも饅頭でもソーセージでも、カマキリの目の前で“動かせば”食べます。 カマキリは臭いや味で判断するのでは無く。眼で見て、対象物が「動いていればエサ」と判断して、捕まえて食べます。例えば新鮮な昆虫の死体を同じ飼育ケースの中に安置しておいても、動かない物にはカマキリは全く反応しません。カマキリは自分の主食である肉(この場合は生きた虫)かどうかを、単純に動いているかどうかでしか判断しないからです。 また飼育下に置いては、半ば半強制的にパンをカマキリの口に直に持って行けば、反射的にカマキリは対象物を囓り。それが食べられる(囓り取れる柔らかさの物)であれば、そのまま食べ続けます。ただし毎日、パンのみを与えて続けも、本来カマキリの生育に必要な栄養素を賄えるとは思えませんので。やがて栄養失調で死ぬ可能性が高いでしょう。 アシダカグモが餓死してしまったのは、同じ肉食性と言っても、クモの多くは消化液を牙から得物の体内に注入し、溶かした肉液を吸い取る食事方法であるため。パンの様な水分含有率が低い物は、物理的に食べる事が出来ません。またクモの消化液に含まれる酵素が、肉~即ちタンパク質を溶かす働きをする物なので、炭水化物が主成分のパンを消火液で分解する事が出来ず。やはりこれも物理的に食べる事が出来なかったと推察出来ます。
お礼
>カマキリは臭いや味で判断するのでは無く。眼で見て、対象物が「動いていればエサ」と判断して、捕まえて食べます。 とにかく動いているものを餌と認識するのですね! パンをあげたときはパンをカマキリの口に直に持っていきました。 >それが食べられる(囓り取れる柔らかさの物)であれば 別のカマキリにパンの他に唐揚げとバームクーヘンをあげてみたのですが、 残念ながら食べてくれませんでした。 何が好みなのかがイマイチわかりません。 >クモの多くは消化液を牙から得物の体内に注入し、溶かした肉液を吸い取る食事方法であるため てっきりそのままムシャムシャ食べるのかと思っていました。 なんともへんてこな食べ方ですね! >炭水化物が主成分のパンを消火液で分解する事が出来ず 普段食べないものに対しては対応できなかったのですね。 詳しい解説をして頂いたので理解することができました。 回答ありがとうございました。