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ミシシッピニオイガメのエサやりについての質問
- ミシシッピニオイガメのエサの適量について質問があります。頭の大きさによる面積の適量なのか、体積の適量なのか知りたいです。
- 成長したミシシッピニオイガメの1日の餌やり回数について質問があります。大人になったら1回でよいのか、それとも1回でも平気なのか知りたいです。
- ミシシッピニオイガメが大人になる時期について質問があります。大きさや年齢などで判断するのか知りたいです。
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クサガメ飼育者です。 参考まで。 ★質問1、★質問2について。 エサの量、回数についてはあくまで目安です。 厳密な話が、運動の活発な個体、おとなしい個体で必要とするエネルギー量も異なりますし、他の生き物(猫や犬などほ乳類が良い例ですが)のように太り気味、やせ気味と体型を見て判断することも、運動不足なら散歩に連れ出すこともできず、体型をコントロールはできません。 甲羅という器の中で生きている生き物ですので、太り過ぎかどうかは手足を縮めた際のはみ出すお肉の量などから判断するしかありません。 太りすぎると、4本の手足の首とすべてが甲羅に納まらず、足をつついて引っ込ませると手や顔が半分も押し出されるとかもあります。 理想は甲羅が身を守るための鎧でもあるわけですので、自然界なら手足や顔がはみ出していたのではすでに補食動物の餌食となっているでしょう。 逆に痩せすぎなら、手足を縮めてもまだ根元の付け根に空洞ができているとか。 エサの量で量らず、太り具合で加減しましょう。 ほ乳類など体温を平温に保つ生き物ならば、コンスタントにエネルギーも代謝し消耗しますが、変温動物であるカメは、気温が低ければ自ずと代謝も低下します。 こういった意味でもエサの量は一定である必要もなく、また自然界ならなおのことコンスタントにエサにはありつけもしないでしょう。 1日、2日とエサをやらないからと即、死ぬわけでもなく、エネルギーが足りなければじっとしているだけの話しです。 冬眠させれば、秋口にクマのようにでっぷり太らなくても代謝を低下させ、エネルギーの元となる酸素ですあら皮膚呼吸で足りる程度しか摂取しないのですよ? だから通気の悪い地中や水中でも冬を越せるのです。 エネルギーの消費は自分で加減する生き物です。 ★質問3について 「大人」の解釈をどう捉えるかにもよります。 甲羅を始め大きさとしての成長が止まる時期を大人とするのか、生殖が可能となる時期を大人とするのか??? 質問の意図は? ★質問4について 他の質問にも共通しますが、自然界ではどうでしょう? カメに限らず、生き物の飼育とは「人工的な自然界の再現、真似事」であると思っています。 環境1つも、エサの有無も、自然界に近づけるほど良くも悪くも自然なりに生きるとなります。 (これが結果として短命であり、飼育の方が長生きするにしてもです。) 日光浴が必要ならば、天気の良い日は積極的に日を浴びに出るでしょう。 甲羅干しに出なければ、必要としない意志がそこにあるからですよ。 じっとその場で身動き取れず、水や肥料、日光を待つだけの植物ですら、その条件にできる限り適応しようという知恵が備わっており、それでもカバーできない場合に枯れたり、腐ったり、伸びすぎたり、人間にとっての評価である「不作」につながるわけで。 生き物に対して人間ができるのは、先に言った通り「できる限り自然に近づける、真似る」程度でしかありません。 紫外線ランプのつかない「天気の悪い日」があっても、彼らはさほどひ弱ではないともいますよ。 天気の悪い日が続けば病気になりがちなのは自然界でも一緒。 それがわかっているなら、できる限り適度の日差しを人工的に設けてあげる、程度のこと。 それくらいしか私たちは生き物に「模擬的な自然」なんて作ってはあげられません。 うちのクサガメなど水棲ガメは、水の汚れがひどいと当たり前ながら水分を一切飲まずに我慢し、脱水にもなるのだそうで、そうならないようにいつもきれいにはしてあげますが、自然界では持ち上げられたりいじくり回されたり、いきなり真水に変わったりもあり得ず、かえってストレスになっているのかも??? 自然の真似事は難しいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 模擬的な自然、確かに仰る通りですね。 とりあえず、陸場は登らないのではなく 登れないという可能性を考慮して 浮き島からボウルを逆さまにしたものに 変えてみました。 これで登らなければあとは亀と成り行きに 任せたいと思います。 ありがとうございました。