こんばんわ。
以前、声優の学校で勉強をして、ちょこっとですが舞台にも出た経験がある者です。
ライオンキングって、凄いですね!
そんな方に私が意見を言うっていうのも恥ずかしいですが、ちょっとだけ言わせてください。
私は役に似合う、似合わないってあると思いますよ。
演劇は、極端に言えば観客と役者との相互作用で成り立つ訳ですよね。
それから考えると、「役に似合う、似合わない」は観客の視点から見た配役の感想であり、「どう表現して、どう頑張るか」は演じる側の意気込みですよね。
その2点の思惑の違いをどう整合性を合わせていくか、つまり演じる側がどうやって観客の期待以上の役を作り上げる事で観客を納得させたり驚かせたりするのか。
(似合わなそうと思われていたのを、どうやって覆すのか)
あるいは、観客の要求や希望に役者がどれだけ、どういう風に歩み寄るのか。
(役に合いそうな役者を配置する。または、自分では似合わないと思っているが、観客側の希望や期待をいかに汲み取って自分のものにするか。)
それが役作りや配役の第一段階なのではないかなと私は考えますね。
役者には「自分の方から役に近づいていくタイプ」と「役を自分に近づけるタイプ」の2種類の役者さんがいますよね。
よけいなお世話かもしれませんが、まずは先入観を捨て、実際に試してみて、ご自身がどちらのタイプなのか認識することから始めてみたら演劇の面白みが増すかもしれませんよ。
演劇の浅い部分しかとらえていないとは思いますが、以上が私の演劇観でした。
失礼しました。