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マトリックスの魅力

マトリックスが大変な人気ですが、マトリックスの魅力を教えて下さい。 どういうところが良いのでしょうか?(一応自分も観たのですが・・。) 別に無理に好きになろうとしてる訳ではなく、 単純に、マトリックスの人気の秘密を知りたいだけなんです。

みんなの回答

noname#6018
noname#6018
回答No.11

聖書、コンピュータ(ネットワーク)、日本アニメ、哲学要素などなど各種設定をちりばめ、伏線を張るだけ張って明確な回答をださなかった^^; という点が大きいと思います。 これにより、映画を見終えてからファン同士の議論が活発になり、それがさらに熱狂的なファンを生みます。これを各メディアがとりあげ、それを見てまたファンが増える、といった(製作者側からしてみれば思うつぼともいえる)好循環が人気を広く深くしたのではないでしょうか。 ただ、これだけだと単なるマニア映画に終わる可能性が高かったのですが、普遍的なテーマでもある正義、平和、愛を中心に、例の新映像技術、スピーディーな展開、スタイリッシュさなどもうまく取り入れて、比較的ライトな映画ファンにも受けるようにしたことも大きいでしょうね。 長くなりましたがまとめると、広い層にアピールできたことがマトリックス人気を支えたのではと思ってます。

noname#155689
noname#155689
回答No.10

人それぞれ、魅力を覚えた部分はいろいろあるでしょうが 映画史的に見れば。 1作目は「サイバーSFの意匠を纏いビジュアル進化したアクション映画」 これに尽きるのではないでしょうか? ワイヤーアクションや各種CGはこれまでにもあった技法ですが 戦いの舞台をバーチャル空間としたことで圧倒的に表現が拡がったこと そして何よりもブレットタイム(タイムスライス)という新しい技法を 映画に定着させた作品であること あと、まあ、スタイリッシュでもありましたね。 アキラや攻殻機動隊などの影響下にあることも 我々、(一部の)日本人にとってはウレシイことですしね。 2作目「リローデッド」は 1作目を無理やり衒学的に読み替えたことで コンピュータ・カルチャーのメタファーとしても機能したこと それにより、新しい可能性を開いた よくいえば「創造的破壊」に取り組んでいることが 最大の魅力ではないでしょうか?。 SFアニメオタクと思想オタクが拮抗する えらくイビツな作品でもありましたが。 3作目「レボリューションズ」は まだ、見ていません。 が、とうぜん期待は「どう落とし前をつけたか?」ですよね。 なんか「期待外れの腰抜け映画」といった声が 多いような気がしますが・・・

  • 123shiro
  • ベストアンサー率21% (5/23)
回答No.9

それまでもバーチャルの映画はありましたが、イマひとつピンときませんでした。 「マトリックス」は初めて理解できた(気になった?)ように思えます。 PCを日常で当たり前に使うようになったことも大きいかもしれません。 それほどPCに精通しているわけではありませんが、 「プログラム」や「エラー」「ウイルス」「リローデッド」といった概念が何となくではありますが、 「マトリックス」世界でイメージできたことが面白さに繋がったと思います。

noname#6602
noname#6602
回答No.8

ストーリーは単純で人間世界を救う救世主のお話。 この映画は、未来における、知力の行き着く末路に焦点を当てているので、 コンピュータ依存型社会に対する教訓めいた警告や説教にはならず、結果として 人間社会(人々の暮らし)ではなく、人間世界(人の生き死に=哲学的)にまで話が大きく広がっている。 その是非はともかく、電脳哲学とでも言うのか、その哲学的趣向性が魅力のひとつでしょう。 人体エネルギーは、アプローチが違うけれど手塚治虫の人間万歳を思い出します。 エバンゲリオン、アキラ、甲殻機動隊などの免疫力も手伝ってか内容的にも好印象で興味深かったです。 仮想概念を映像内に具現化するアイデアやセンスの仕上がりも懐かしいような新鮮さで、功を奏した出来映え。 ジャンルは違いますが、バーチャファイターのポリゴンアクションほどの映像的先進性は感じなかったけど、 タイムレートによるアクションの浮遊感や重量感、“決め技”など妙~に面白い。 香港映画のワイヤーアクションに見るクルクルバッシッ!と言う感覚とは違う面白さですね。 キャスティングも成功していると思います。キアヌのどことなく身近に感じる個性や憂いの母性女・・・。 二人とも生活感があって、作品を生身っぽくしていると思います。 地獄の黙示録からずいぶん立派になった、師匠!パンフ読むまで気がつきませんでした。 ジャンルを問わず面白い映画に出会えた時は、総合性に優れているといつも感じますが、 マトリックスもそのひとつ。監督がこんな映画を作りたかった!と言う熱い思いが、 映像を通してこちらに伝わってくる。映画の作り手の気持ちが共有できるような愛着の持てる映画でした。 この映画に対する世間の趣向性やブームには関心がないのですが、 エーリアンやスターウォーズ同様パロディー価値(忘れ去られない)のある映画だと思います。

  • Row
  • ベストアンサー率26% (249/938)
回答No.7

私の個人的な目から見た魅力は、アクションと特撮です。 CGを多用した特撮シーンは、本来アニメでしか実現しなかったようなシーンを魅せてくれます。 まあCGなんだから、ほとんどアニメなんですけど(笑) 『レボリューションズ』のあるシーンで、 拳で顔を殴るシーンをスローで見せるシーンがあります。 ふつうのアクション映画だと、殴っているように見せるだけとか、ゆっくり動いて殴りあったのを早回しで再生するとかいった手法を使います。 CGを使うことによって、顔を必要以上に歪ませたり、 離れる瞬間、拳の痕が頬に残っていたりという表現は、 アニメーションが得意とするもので、こういうこだわりのシーンを「描き込み」といって称賛したものです。 他にも、そういったアニメ・特撮好きのツボを抑えたシーンが出てくるのが一つの魅力だと思います。

  • fuchikoma
  • ベストアンサー率17% (82/466)
回答No.6

私は一作目しか見てません。魅力というよりも、感想ということで。 ストーリー自体は、哲学の基本とも言える問いと世紀末救世主伝説を組み合わせたもので、それほど目新しいとは思えません。しかし、その組み合わせを土台として、独創的なA級の世界観を構築していると思います。 その世界観の構築に一役買ったのが、香港発のワイヤーアクションでしょうか。「マトリックス」がCGの恩恵を受けたのも事実でしょうし、従来にない新しい表現方法を提示したのは事実でしょう。 ぼくの個人的な思いなのですが、仮に「マトリックス」が小説だったとすると、ここまでの衝撃はなかったのではないでしょうか。映画だからこそ成功したのではないかと。 2作目はB級、3作目は凡作との声も聞くのですが、実のところどうなのでしょうね。とりあえずは、私の興味は引かないということで。

  • Waxa
  • ベストアンサー率58% (369/627)
回答No.5

まずこの映画は「知」と「動」がうまくバランスしているのが良かったとのだと思います。つまり頭でっかちでもなく、アクションだけでもないということです。そして新しい特撮技術を開発していったことも大きいでしょうね。 まず「知」の部分から考えてみましょう。「知」と言っても別に「知的な、論理的な」という意味ではなく、SF物語的に十分納得できるストーリーである、ということです。勿論、論理的におかしい部分は多々あります。例えば「人間がエネルギー源になる」なんて発想は面白いですが人体を維持するエネルギーの方が絶対に上回るので非論理的ですよね。問題は「仮想現実」を主題にしたことです。このテーマはSFの世界では古くから取り上げられており、宇宙物、タイムマシン物と並んで面白いテーマです。しかし映画の世界では、不思議と正面から取り上げている映画は少ないですね。 「マトリックスが好きではない」という人に理由を聞いてみると大抵は「わけが分からないから」という答えが返ってきます。これは仮想現実という設定に馴染みがないのと、そこにまた「神」や「救世主」の要素が入ってくるとコンピュータのプログラムを「擬人化」して描いているので、SFに興味のない人やコンピューターに詳しくない人には理解しにくいとからだと思われます。それが逆に好きな人たちにとっては、たまらない魅力になっていると思います。(私もその一人ですが) ただし、全体のストーリーとしては非常に単純な「救世主伝説」と捉えることもできますので、耐えて耐えて、最後にスカッとする痛快な展開が一般受けするのではないかと思います。私もこの「救世主=ヒーロー」物のお話しは大好きですね。これはスーパーマンも水戸黄門も同じではないでしょうか。 次に「動」の部分ですが、公開当時のハリウッド映画はCG全盛で「映画に俳優は必要なくなる」なんて言われていた時に、生身の人間のアクションが主体になっていたのが良かったのだと思います。それもキアヌ・リーブスのような大スターが、血の滲むような訓練をして実際にアクションをしているのが良かったですね。あれが吹き替えだったり、中途半端なアクションだったら、ここまでヒットはしなかったでしょう。またそのアクションを特殊効果技術がうまく引き立てています。つまり、主役はあくまで人物であり、特殊効果は脇役だったことが良かったのだと思います。 そして映像作りに関しても、ウォシャウスキー兄弟の好みで、日本の「AKIRA」や「甲殻機動隊」等の日本アニメの要素や「スーパーマン」や「スパイダーマン」などのアメコミの要素をうまく取り入れて作り上げているのも、ある年代の観客を惹きつけた要因だとだと思います。 ビデオ・DVDで発売されている「アニマトリックス」を是非ご覧下さい。マトリックスの世界が、より理解できると思いますよ。

回答No.4

じゃあがんばって語っちゃおっかな!。 この映画は架空の話として見てしまっては魅力半減です。それこそ、SFのヴァーチャルリアリティのブレットタイムで終わってしまいます。 あれは「不思議の国のアリス」みたいな映画であらゆる解釈が可能なおとぎ話という前提に立たなくてはならないかと思います。 但し、先に悪いことを言っておきますと、人体電池システムの設定と、恋愛至上主義のストーリーには「それは甘いやろ」という部分は否めません。が、それでも尚いいものとして残るのは普遍のテーマとして「なかなかのもの」を取り上げているからだと思います。 そのなかなかのものとは「現実もマトリックスも本質的に同じだ」という事です。 スミスは「税金」という言葉を何度か使うが「税金」こそ人間とマトリックスをつなぐ「プラグ」なのであります。われわれは知識としてはあるが、ほとんど自覚なしに税金を取られている。たばこを270円で買う時に税金を意識していないはずだ。そしてその税金が果たしてどのように使われるのかも全く意識されないままに、毎月、又物を買うたびに延々と納税させられている。これはプラグでつながれている人間がつながれている事を意識できない事と同じである。国民は納税しないと罰せられ、例え国政に賛同できなくても納税の義務からは逃れられない。映画マトリックスの人間が自らの体のエネルギーを供給しつづけることでマトリックス世界を支えているように、現実のわれわれも納税することで社会というフィクションをささえている。もし、この事実をヒステリックに問題視できないのであれば、それはプラグにつながれている事を自覚しながら不満に思わないサイファーと同じで、その無抵抗感こそがこの映画が提示する問題点である。 その事を推し進めて、いるのが「リローデッド」のテーマで「自らの理性に従い、判断する事自体がフィクションなのだ」と説いている。つまり、マトリックスのフィクションを暴き、開放を信じるモーフィアスらの信念と理性的行動が全て否定されてしまうのである。全部マトリックスの範疇での理性的判断と錯覚しつつする「納税」なのである。だって、ネオの登場と死を賭けた戦い全てがマトリックスを存続させる手段のひとつに過ぎないのだから。 「われわれは自由な国に生まれ自由になんでもできる」という御伽噺を信じてるやつはバカだ。とこの映画は言ってるのだと思います。今まで生きてきて果たしてわれわれは自由になんでも選択できたか?結局なりたいものになれる、やりたいことができると信じつつ、結局なにもできず、税金を払うために常に「二者択一」だけをつきつけられ与えられた仕事をして死んでゆくのであります。そこに「自己満足」という「夢」を見させフィクションの満足感を与えて微笑みながら死んでゆくのです。 学校を卒業してどういう選択肢がありましたか?二者択一だったでしょ?青か赤か?です。

  • mya
  • ベストアンサー率22% (114/512)
回答No.3

まだ1作目しか見ていないのですが。 やられて困ってやられて、最後の完全なる勝利!気持ちよかったです。すっきりした。 こんな感想では、マニアな人たちに怒られてしまうでしょうか・・。

  • kokusuda
  • ベストアンサー率45% (135/299)
回答No.2

マトリックスは監督のウォシャウスキー兄弟の趣味を 反映してマニアックな構成になっています。 彼らは「分かる人だけに分かれば良い」とインタビューで答えていましたが、 細部を観ていくと、ラブストーリーは見せかけで宗教的な映画だ、 という解釈も成り立ちますし、他の解釈も出てきます。 一作目のラストシーンですが、 セリフを原語で聞くと通常の言い回しでは無いので、 ネオの復活は別の意味があることも分かります。 ですから、ラブストーリーと観るのも、宗教的と観るのも、 欧米の電子戦略と観るのも60~70年代のTV番組のパクリと観るのも、 全てウォシャウスキー兄弟の策略のような気がします。

noname#26329
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど。よく分かりました。 そういう目で見ると、興味がわいてくるような気がします。 しかし・・マトリックスがこれだけ人気があるけれど、 大抵は「皆がいいというから」「人気があるから」「なんとなくすごい」「ビジュアルがかっこいい」「CGがすごい」 みたいな理由で好きになってるんでは・・。 本当にマトリックスの魅力を語れる人がごく少数なんでは・・と思ってるんですが。 実際にここでの回答が少なかったらそういう事かも知れませんよね・・ だってこんなに人気があるのに、魅力を語る人が少ないなんておかしいような。。 何故そう思うかというと、実際マトリックス好きな友人などにマトリックスの魅力を聞いても 「かっこいい」とか「CGすごい」レベルの浅い理由しか返ってこないので、 一時的なマイブームみたいな程度の好きなのかなと思った事があるんです。

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