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ネタバレあり コクリコ坂から

劇場版の「コクリコ坂から」では、結局、ヒロインとその恋人は異母兄妹では無かったという結論になるのでしょうか? ラストで出生の秘密を聞きに行く場面では、本当の事を話したとも、旧友の遺児達のために嘘の証言をしたとも、どっちにも解釈が出来る気がします。 原作の方は二人は異母兄妹で確定しているのですが、劇場版の方はどっちなのでしょうか? みなさんはどう受け取りましたか?

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  • mskhrt
  • ベストアンサー率68% (17/25)
回答No.1

こんにちは。 原作は読んでいない者です。 映画のみ観た私は、 二人は異母兄弟では無かったのだと解釈しました。 (二人は他人) 主人公の母親から、 「お父さんは友人の子を引き取ってきた」 とお話があり、 (その後、本当はお父さんの子じゃないの?の問いに、分からないと答えてましたが) 話を聞きに行った父親の友人も、 二人はそれぞれの子だと判断してましたし。 主人公達がそれで納得して、 映画が終了していたので、 あの映画的には、それで丸く収まって、 ハッピーエンドで終わったのだと思いました。 映画を観終わってすぐの私の感想は、 「良かったね」でした。 参考になりましたでしょうか?

eito_waka
質問者

お礼

ご意見大変、参考になりました。 私は原作をかいつまんで読んでいたため、先入観がありました。 又、ネットで検索したところ私と同じように、父の戦友に嘘の証言をしてもらったのではとの疑問を発している意見もありました。 ただ、シナリオの初期稿やその脚本を書いた宮崎駿のコメントから二人は異母兄弟では無いとの事がほぼ確定しているようです。 ネットの批評を見ると、ラストの展開が唐突だったため、父の戦友の証言を額面どおりに受け取れなかった人が私を含め、少なからずいたようです。 恋愛映画・青春映画・左翼映画としても中途半端な感が拭えないのですが、 二人が異母兄弟では無かった事がわかった今は、私も「良かったね」と思えます。 回答、ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

回答が遅くなったのですが・・・ 映画をよく見ていないとわかりずらいと思いますが、はっきり言って、俊と海は、異母兄弟ではありません。 これは海の母が、俊の事を海に話すシーンの、海の母の回想の中で語られているのですが・・・ 俊の父は、海の父・沢村雄一郎の戦友(多分、海軍)だった 橘 と、言う方です。 海が母のお腹にいた頃。 俊の実父の橘と言う方は、引き上げ船の船員(もしかしたら船長だったかも)をしていて、その引き上げ船が何らかの事故で沈み、亡くなってしまいました。 その前後に俊が誕生したのですが、俊を産んだ母(つまり橘と言う方の奥さん)も、俊が生まれて間もなく亡くなってしまいます。 俊の両親の親戚は、俊の両親が相次いで亡くなる以前に、ピカドン(広島もしくは長崎の原爆) に遭って全員が亡くなっており、俊を引き取って育ててくれる親戚はありません。 俊の母が亡くなった時、たまたま日本にいた海の父は、戦友とその妻の死と俊の誕生を知り 「このままだと戦友の遺児である赤ん坊の俊は、孤児院へ入れられてしまう・・・」 と、思って、俊を引き取ろうとしますが・・・ 自分もまた、駆け落ち結婚しており、その上、妻は身ごもっていて、とても俊を引き取って育てる余裕はありません。 そこで、せめて自分が出来ることを・・・と思った海の父は、俊を実子もしくは養子として自分の籍に入れ、赤ん坊を亡くした知り合いの船員(俊の養父母)に託した これは、映画のラスト近くの回想シーンの中で、海の父が海の母に話しているセリフと、海の母自身のセリフとして語られています。 まぁ、一分ほどの短いシーンですから・・・ これを印象つけて理解することは、難しいはずですよ。

eito_waka
質問者

お礼

質問文や他の3人の方の回答をご覧になっていますか? 私は映画を見て、tanpopo924さんの回答の中の話を理解した上で、 この話が本当の事を言っているのか、嘘を言っているのかが、判断しづらいと言っているのです。 もう少し、読解力を身につけてから回答される事をお勧めします。

  • hirodoto
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.3

原作は読んでいません。映画を観た感想です。 私も異母兄妹ととりました。 そっちのほうが「父親に似ている」などの作中の発言の辻褄が全部会う気がしたからです。 ただ、一緒に映画を観に行った方は「兄妹ではない」という感想でした。 180度の感想の違いに初めはびっくりしましたが、 やはり私は今でも「異母兄妹」のほうがしっくりくる気がします。 兄妹で結婚すると障害者が生まれるという人がいますが、 劣性遺伝のリスクは高まりますが、健常者の生まれる確率の方が格段に高いのは当たり前です。 「身体障害者」などと差別的に決めつけるのは間違った知識です。 母親が納得した上で、嘘の証言で丸くおさめたのでしょう。 主人公の父親への信頼をそのままにするために。 「兄妹ではない」説だととたんにつまらない映画になる気がします。 納得するのは子供か、子供向け作品に満足する人か、作品に完璧さを求めない人だと思います。 それでは「父親に似ている」というのは何だったんでしょう。 観客を惑わすため?「勘違い」で片づけるとチープになります。 主人公に泣きつかれた時の母親の最後の発言も意味をもたなくなります。 もし映画作製側が「兄妹ではない」と公言しているならば、それこそ嘘か、 本気で言っているのならばちょっとがっかりしますね。

eito_waka
質問者

お礼

私が映画を見てふに落ちなかったのは、 異母兄妹?という疑惑を写真という物証を示しつつ、引っ張っておきながら、 その反証がラストにだけ登場した亡父の戦友の証言だけで、根拠として弱かったからです。 もう少しはっきりとした反証をして欲しかったです。 そのため、映画を見終わった後もやもやして、いろいろ調べて、映画の中身以外の監督や脚本家のコメント等を見て、 実の兄妹ではないという確信を得る結果になりました・・・ お礼が遅れて申し訳ありませんでした。 回答、ありがとうございました。

noname#154561
noname#154561
回答No.2

私はこの質問自体に首を傾げるな。 血は繋がっていなかった。 そうでなければあのストーリーは 成り立ちません。 そのあとのシーンが全部おかしくなってしまう。 原作は知りませんが、もっとも重要なポイントが異なる結末ならば 最後のシーンは違うのではないんですか? 嘘の証言をする、という解釈が何故出るのか理解出来ません。 動機は何ですか? 明らかに付き合っていると判る(判る。人物描写もそうだし、 時代もそうです。男女が一緒にいるだけで、昔の言葉で言えば ススンデル、と言われた時代ですからね。)二人を地獄に落すことですよ、 その嘘は。 三人の昔の親友の男達。 我が子として引き取った、不思議な巡り合わせで一緒に目の前にいる、 その二人に異母兄妹なのに血は繋がっていない、などという嘘がなぜ、 旧友の遺児達のためになるのか、全く判りません。 その嘘で親の人生に習って駆け落ちして、身体障害者の子供でも 生まれる可能性だってあるんですよ、近親婚は。ご存知ですか?それ。 何のために、そんな嘘を? 今より遥かにセックスについて世間の頭は固かった時代だけど、 今の若い人より、その頃の若者は遥かに物事を深く考えて生きていたし、 責任感も強かった。 未熟なりに夢も語ったし、大人たちに対する反骨精神もとても瑞々しく 逞しい若者達がいくらでもいたんですよ。 駆け落ちだって、別にそんなに噂話として珍しくはなかった。 あなたがあの船長だったとして(ちゃんとした人生を踏んだ大人として) 一組の男女が、今正に遠洋航路に出る船を止めてまで何のために 出生の秘密を聞きにきたのか、そして二人が何もはっきり聞かなくても ちゃんと応えてくれたのは何故なのか。 一々説明しないと理解できないのかな?と訝ってしまう。 質問自体に???です。 ちなみに、私はあの時代、現実に生きていたのです。 映画の見方も若い人とは根本的に違いますよ。 タイムトリップしたようでした。 私達の目には所々実写映画にさえ、見えるのです。

eito_waka
質問者

お礼

回答、ありがとうございました。