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JBLスピーカーシステムの電池。
JBL「DD66000」のネットワーク回路の説明書きに 「9Vバッテリーによりネットワーク回路のキャパシターにDCバイアスを加え、クラスA 動作させることで、ゼロ電位でのクロスオーバー歪の発生を抑えるJBL独自のチャージカップル・リニアディフィニッシュ方式を採用しています。」 とありますが、アンプでもないのに具体的に電池はどのように介入しているのでしょうか(あるいはどのように介入していると思われるでしょうか)?、電池が消耗してしまったらどのような影響が考えられますか?、解りやすく教えていただけませんでしょうか。
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こんにちは、 有極性の電解コンを2個シリーズに接続してスピーカーのネットワークに使う例はよくあります。 この時にコンデンサとコンデンサの接続ポイントに極性と一致した電圧を加えてやるほうが望ましいと言われています。 また音もよいらしいです。私は比較したことないですけど。 そういう意味じゃないかと思います。 もしその場合、バッテリー切れで長期的には容量抜けが発生し、クロス周波数の変動が起こりそうに思います。 コンデンサーにも良くありません。
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- nijjin
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製品マニュアル http://www.harman-japan.co.jp/jbl/hifi/dd66000/doc/dd66000_manual.pdf の8章にバッテリーに関する項目があります。 またその効果やバッテリーが切れた場合の事も書かれています。
お礼
貴重な資料ありがとうございます、まるで実物を購入したような錯覚さえ覚えました。 ご回答ありがとうございました。
- HAL2(@HALTWO)
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http://www.harman-japan.co.jp/jbl/hifi/dd66000/ の写真に電池が写っていますね。 コンデンサ (キャパシタ) にせよ、トランジスタにせよ、抵抗にせよ、電導体の電導特性は入力と出力とが正確に比例するものではなく、ヒステリシス曲線 (http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒステリシス) と呼ばれる曲線のような入出力特性を示します。 大入力時にはクリップして図の曲線が水平近くになってしまう一方、小入力時も起電力に消費される電力が差し引かれて曲線が水平近い傾きからスタートすることになります。 バイアスとはこの小入出力時に於ける曲線の傾きを補正するために加えられるもので、電池が消耗して加える電力が弱まればバイアスも弱まって、バイアスをかけない状態に近付くことになります。 しかし、電池を外してバイアスを全くかけない状態にしても、バイアスなどかけていない一般のネットワーク回路になるだけでしょうから、音が出なくなるということはないでしょう。 バイアスをかけることによりクロスオーバー歪が減少する理屈になっていますが、バイアスが弱まってクロスオーバー歪が増えてきても、そのことに気付くかどうか・・・バイアスをかけようとかけまいと 0.3~1% (電圧比で -50~40dB) ほどの歪みが発生している筈のダイナミック型スピーカー・システムからクロスオーバー歪を抑えたところでどれほど歪率が低減しているのか比較計測値が公開されていませんし、電池を外した際の音色変化に付いてのコメントもまだ公開されていませんね。 まあ耳で聴いて判るほどの差異が生じるものなのかも疑問ですが、耳で判ろうと判るまいと考えられることは全てやっても良い価格のシステムですので、やって悪いということではないのですが(笑)・・・安価な製品でこんなことをやられると「他にもっと練りあげるべきところがあるだろうっ!?」と突っ込みを入れるところでしょうが(笑)・・・。
お礼
受動システムに乾電池というのは初めて聞いた時から疑問に思っていました、破格の高級オーディオシステムならではのアイテムですね、確かに今後普及していくものなのかは疑問がありますが、所有者には明確な差別化によって満足感が増すような気がします。 ご回答ありがとうございました。
お礼
A級動作なんていう表現にいったいどんな形で電池が介入しているのか興味がありましたが、既に考案されていた意外とシンプルな用法なのですね、でも、積層電池がコンデンサーと直列に入って音声信号が通過するのは逆に精神衛生上違和感を感じます。 ご回答ありがとうございました。