- 締切済み
大事にしていた友達を亡くしました
私は体育館下でツバメが何羽か落ちてしまっているのを発見して、先生に報告しました。 何日かは職員室で保護していたらしいです。ある程度もう成長していたらしくて、ダンボールの中で羽をバタつかせていたらしく体育館下に放した、と私はある日聞きました。それを聞いて最初は安心していたのですが、家に帰ってから雨が降ってきて、やっぱり心配に思ったので体育館下にもう一度戻ってみました。一匹だけが残ってました。体育館下に居れば濡れないのに外に出ていて雨に濡れてました。他のツバメは居なくなっていたので、多分飛べたんだと思います。私はそのツバメをどうしても家で保護したくなりました。私を怖がるツバメを家に連れ帰ってしまいました。自分の部屋で静かに内緒で保護していれば、家の人にバレる心配はないと思いました。 まず最初に困ったのが食べ物でした。ツバメは肉食と聞くけど何をあげたらいいのか分かりませんでした。インターネットで調べたら、鰹節やウインナーを食べると書いてあったのであげてみる事にしました。全く食べてくれません、それどころか、エサを近づけたり、私が近づくだけで怖がってしまいます。でも段々安心してきたみたいで、暫くするとあまり怖がらなくなりました。エサもようやく食べてくれました。その日は時々食べる程度だったけど、次の日になるとエサをたくさん食べてくれました。嬉しかったんです、凄く。水もたくさん飲みます。でも私が昨日と違う服を着たりすると時々怖がって居るような素振りを見せたので、なるべく同じ色の服を着るようにしていました。夜寝るときは花籠みたいなのに入れてあげて、枕元に置いていました。朝起きるとツバメが枕の上に乗っていました。私が目を開けると、鳴きました。感動しました。でも目を閉じると鳴かなくなります。でもまた目を開けると鳴きます、可愛くて可愛くて仕方がありませんでした。部屋の中で飛ぶ練習も始めました。体育館下に取り残されてはいたけど、怪我をしている訳では無かったようで、羽は元気に動かせました。人差し指に乗せて高いところから下に向かって指を下ろすと羽を上下にバタバタさせました。勢いよく下げると何とか少し飛べました。でも着地に失敗したり壁にぶつかったりして床に落ちたりもしました。それでも飛ぶ練習は毎日しました。少しずつ距離も伸びたし、頑張る分お腹も空くらしく、いっぱいエサを食べました。楽しかったです。でも、それは私の甘くて馬鹿な考えのせいで全て壊してしまいました。夜、いつもだったら大人しく鳥籠に入って寝るのに、その日は寝る時から枕の上に乗ってきました。そのまま其処で寝ようとしていたので、駄目だとは思ったけど、そのままにして寝てしまったんです。次の日の朝、起きたらツバメは居ませんでした。私は吃驚して探そうと思いました。でもベットから起き上がって立ち上がった私は声も出ませんでした。ツバメは多分、私が寝たあとに布団の中にどうやらもぐってしまって、窒息してしまったようでした。ベットの中に居たからなのかもしれないけどまだ身体がほんのり温かくて、私は必死になって助けようとして、暖かいお湯につけてあげたり、色んな事をしました、でもツバメの身体はどんどん冷たくなっていくばかりでした。ツバメは死んでしまいました。何故かその時は悲しすぎてなのか泣けませんでした。でもその後二とてつもない後悔が私を襲いました。私は立ち直れませんでした。全てに後悔しました。悔やんでも悔やんでも悔やみきれません。私は学校から帰ってきたらちゃんと生めてあげました。でもどうしても離れたくなくて、ツバメの羽を少しだけ切手小さな入れ物に入れてずっと持ち歩いています。私は一人で抱えきれなくなって、内緒にするきずだったけど、お母さんに正直に言いました。お母さんはわたしの気持ちを察してくれました。そのツバメは元気になって遠くに飛んでいったって事にしようよって、言ってくれました。それを聴いた瞬間に私は涙が溢れて大泣きしてしまいました。中三にもなって凄く恥かしいかもしれないけれど。でもお母さんが何時までもツバメの事を引きずっていると、ツバメも成仏できないから、しっかりしないと駄目だ。そう言ったから私はその日以来泣いていません。でもツバメを生めた植木鉢には毎日花を置いています。(そのツバメの名前はヨキといいます。) たかがツバメ一匹で大袈裟だっていう人はいっぱい居ると思います。でも私はその日以来辛くて辛くてたまりません。どうすればいいんでしょうか…。。
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