定価が各メーカー横一線で決められているからです。
昔は、コイン1枚100円で買える時代が長く続きました。物価が上がっても各メーカーがかなり無理をして100円時代が続きました。消費税が3%になっても自販機は上乗せせずにいました。缶が小さくなったりはしましたが。
一部、値上げをした製品もありましたが、自販機やコンビニで、同系統の製品の中でひとつだけ値段が高いと、売れなくて、すぐになくなりました。
ちなみに、ポカリなどの一部のメーカーの商品は昔から100円にこだわらずに高かったんですよ。
消費税が5%になったとき、一部の大手メーカーが、質を落としたり、量を落としたりするくらいならと、一気に120円にし、プレミアム感をつけたりCMに力を入れました。従来の250ml缶から、500ml缶や350mlが主流にもなりました。
量が多くて120円、美味しくて120円、センスがよくて120円は、消費者に指示されました。100円で売るのは相当苦しかったので、各メーカーが真似をしました。
そのときに、130円したメーカーもあって、今もその名残がありますよ。
ペットボトルは主流になるのはその後ですが、ペットボトルは缶よりも入れ物の価格が高いので、量を500mlにして価格も150円で落ち着きました。最初の頃は割とバラバラでしたけどね。140円よりもコインの数が少ない方が便利だったのでしょう。
今は、ペットボトルよりもさらに単価が高い缶ボトルにメーカーは移行したがっています。で、売れる価格を探っているという状態なので、製品によって価格や量はけっこうバラバラかと。