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フルサイズ機 どの程度大衆化する?
私はアマチュア初級(入門域を卒業して間もない)撮影者で、EOS+EFレンズを愛用しております。 35mmフルサイズセンサーを搭載したカメラは多くのユーザーにとって憧れではありますが、実際にフルサイズ機を使用しているユーザーはまだまだ少ないと思います。その原因は、(5D MarkIIを基準に言うと) (1)まだまだ安くない (2)AF・連写はそれほどでもなく、スポーツや乗り物中心のユーザーには適さない (3)その画質をフルに活かすには相応のレンズの本格導入が必要になってくる などだと思います。 (3)は仕方ないとしても、今後(1)や(2)はどの程度進化するでしょうか? フルサイズはもっと身近になるでしょうか? まもなく発表されるであろう、 5D MarkIIIや噂の「3D」、EF-Sレンズの今後も含めて皆さんの考えを お聞かせください。
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No.3です。”回答へのお礼”ありがとうございます。 この後半に書かれたこと、多くの人が考えるフルサイズ移行の難しさになると思います。質問者さんはおそらくフルサイズに移行したい気持ちがあるのだと思うのですが、それでも難しいと感じるのですから、普通の人はまずAPS-Cにとなることと思います。 そして、フルサイズに移行しようとするとレンズを含めた一式全て揃えることになります。フルサイズのボケを生かすにはF2.8クラスの望遠や単焦点が欲しいです。そうすると、高価な上に本数も必要になります。本体に廉価版(といっても価格は中級でしょう)がでても総額では大差ないことにもなります。 重さも書かれている通りだと思います。個人的には、望む写真を撮るために少々の重さは練習で克服して欲しいと思うのですが、なかなかそうは行かないようですね。 あと、なぜか望遠への志向が以前より強くなってきているような気もします。APS-Cでの300mm、これは約450mm相当でフイルム時代の超望遠ですが、それでも不足していると感じているような質問が数多くあります。超望遠をフルサイズで、となるとかなり高価になります。これもフルサイズ移行の難しさになのかもしれませんね。
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- Kon1701
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ニコンのフルサイズ機を使っています。 フルサイズ機にしたのは、フイルム時代から使いやすいレンズが揃っていたからです。これがAPS-Cになると広角が全滅で全部新たにそろえなくてはならないのに単焦点がなく、また望遠も長すぎてよく使う中望遠がなくなってしまいます。これらを揃えると相当な出費になってしまいます。なので、デジタル移行の費用を貯めていたらフルサイズ中級機がでてきたので本体のみでデジタル機に移行しました。現状のフルサイズ機ユーザ、フイルム時代からの資産の残っていた人が結構いるかな、と思っています。 価格はどうにもならないと思います。半導体の常として、面積が大きくなればどうしても高価になってしまいます。そして、APS-Cからフルサイズに移行するにはレンズを新たに買わねばならず、これが大きな壁になってしまい、移行はかなり敷居が高いでしょう。 そして重さです。カメラも重いですが、レンズも重くなります。私はD700にF2.8クラスの望遠ズームをつけても撮影は全く苦になりませんし、単焦点を多用しているので機材一式もそれなりに重いですが平気で持ち歩いています。ですが、多くの人はそうではないようですね。以前ショールームで14-24mmF2.8をつけたD3を試写してみて、十分使える軽さと思っていたら、隣でD300をもった若い男性が”すごく重い”なんてぼやいていました。 なので、フルサイズ機は魅力はあっても簡単に手は出せない、と思ってしまうのではないでしょうか? 移行しにくければ価格も下がらないですね。 ただ、最近は”ボケ”を重視する人が以前より増えてきていると思います。そういう人がフルサイズに写ってくれば増えてくれば変わるかもしれませんね。
お礼
>フルサイズ機にしたのは、フイルム時代から使いやすいレンズが揃っていたからです。 フィルム移行の人にとってはレンズの画角がそのままなのはありがたいですね。 確かにAPS-Cの超広角は鬼門です。 キヤノン発売のAPS-C専用超広角ズームは1本しかありません。 >フルサイズ機は魅力はあっても簡単に手は出せない、と思ってしまうのではないでしょうか? 移行しにくければ価格も下がらないですね。 なんとか解決してもらいたいものです。 ご意見ありがとうございました。 >APS-Cからフルサイズに移行するにはレンズを新たに買わねばならず 私の場合、超広角・望遠・マクロと3本のLレンズを購入しなくてはなりません。 予算が…(泣) >カメラも重いですが、レンズも重くなります。 店頭で試用の結果、5D MarkII+F4ズームが私の重さ許容範囲の限界です。 正直、F2.8は重すぎると感じました。
EOS 5D MarkII基準だとそうですね。 ただ、Nikonだと5Dシリーズより画素数は低いとはいえ、同クラスのD700で秒8コマ連写、D3シリーズとほぼ同じAFを搭載していますので、フルサイズだからAFや連写が劣るということはないでしょう。 EOS 5Dシリーズは連写やAFより画素数を取ったカメラですから、キヤノンがそのコンセプトを変えれば、5Dクラスでももっと連写やAF速度向上は可能と思います。CPUや画像処理の技術は日々進歩していますから、ちょっと前までできなかったことができるのは十分考えられます。 あとはキヤノンの考え方次第です。 5Dシリーズの連写やAF速度が向上すれば、これまで風景やスタジオ・ブライダルフォトなど連写速度を要求しなかった撮影現場のみならず、スポーツなど動きものの撮影に使うユーザーも増えるでしょう。 キヤノンは現在APS-C, APS-H,フルサイズの3ラインナップあるうち、EOS-1D系のAPS-Hを廃止し、上記機種はフルサイズに統合するうわさもあります。 APS-Hはまだフルサイズセンサが難しかった時代の名残みたいなものなので、今後はフルサイズ機で十分な連写速度を備えたカメラは出せるはずです。 私はNikonユーザーですが、最新5Dシリーズの出方に期待しています。それによって、D700の後継機種もより洗練されたものになる気がするので。 ただ、安くなるかというと微妙だと思います。 (3)に挙げているように、フルサイズはレンズもそれ相応のものを要求します。 フィルム時代と違い、簡単に等倍に拡大可能なデジタルでは、ボディを安くしたからレンズも安くできるか?いうとそうはいかないでしょう。むしろフィルム時代以上にレンズの性能が求められています。 メーカーはボディだけでなく、レンズも売らなければなりません。 安いフルサイズボディを出してしまうと、それに見合うレンズも安くせざるを得ませんが、そうなるとレンズの利益が見込めません。 一般的な使用にはAPS-Cでも十分と判断されていますから、あえてフルサイズを安くしようという考えは、販売戦略から見ても可能性は低いと思います。 フルサイズが無意味という意見もありますが、私はそうは思いませんね。被写界深度を自在にコントロール可能で、かつちょうど良いサイズが135判だったわけで、どれがデジタルに置き換わろうが変わらないでしょう。 小型サイズのセンサーのカメラの良い部分もありますし、中判デジタルもボチボチ出てきていますから、これからは多様化の時代です。
お礼
>Nikonだと5Dシリーズより画素数は低いとはいえ、同クラスのD700で秒8コマ連写、D3シリーズとほぼ同じAFを搭載していますので、フルサイズだからAFや連写が劣るということはないでしょう。 確かにニコンは画素数を抑えて、AF・連写を重視する傾向がありますね。 >フィルム時代と違い、簡単に等倍に拡大可能なデジタルでは、ボディを安くしたからレンズも安くできるか?いうとそうはいかないでしょう。むしろフィルム時代以上にレンズの性能が求められています。 やっぱりフルサイズ機に高級レンズは必須なのですね。 Lレンズが大幅に安くなる、ということはまず考えられませんし… ご意見ありがとうございました。
- kuma-gorou
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銀塩歴40年。フルサイズ機もっと普及して欲しいと思います。 レスポンスが必要な場合、APS-C機も使いますが、矢張り体で覚えた焦点距離と画角・パース・被写界深度の関係は修正できません。 それと、一眼レフの命とも言うべきファインダー倍率の狭さですね。 まぁ、EOS7Dで、随分見易くはなりましたが、35mm判に換算すると0.625倍。 マニュアル機時代のファインダー倍率は0.9倍前後が当たり前。もっと改善して欲しいです。 勿論、APS-C機は否定しません。各々にメリットがあるので、共存して良いと思います。 そもそも、フルサイズ機は腰を据えてじっくり被写体と対峙するのに適しています。 EOS5D・5DM2と使っていますが、廉価版で良いので欲しいです。
お礼
>銀塩歴40年。フルサイズ機もっと普及して欲しいと思います。 >体で覚えた焦点距離と画角・パース・被写界深度の関係は修正できません。 銀塩機+相応のフィルムを永年使ってきた方にとっては、同じ感覚で撮影できる ということは重要ですね。 私なんか銀塩の一眼レフは1年使っただけですぐにデジタル機に移行したので、 APS-C基準での焦点距離と画角・パース・被写界深度しかわかりません。 といっても体で覚えるというほどの経験値は微塵もありませんが… >そもそも、フルサイズ機は腰を据えてじっくり被写体と対峙するのに適しています。 5D MarkII のキャッチフレーズは「風景のすべてをうけとめるために…」 ですからね。 ご意見ありがとうございました。
- tomban
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基本的にセンサーは小型化の一途を辿ることになると思っています。 フルサイズ(35ミリフィルム判の大きさ)とは言うものの、所詮は「旧規格の踏襲」ですから、それが無意味と言うことになれば…廃れていくと思います。 解像度は現段階のAPS-Cでも、かなりフィルムに近いところに迫っています…もちろんフィルム会社を無碍には出来ないわけですが、PCのプリンターのサイズがA4判などをメジャーサイズとして設定されているのに、旧規格のイメージセンサーを使い続ける意味がわかりません。 そういう意味では、縦横比を変更したセンサーがこれからはメジャーになっていくのが筋だと私は思います。 フルサイズ機は、徐々にプロ向けの特殊用途になっていくと思います。
お礼
>基本的にセンサーは小型化の一途を辿ることになると思っています。 フルサイズが普及するどころか、特殊用途になっていくというご意見ですね。 >縦横比を変更したセンサーがこれからはメジャーになっていくのが筋だと私は思います。 キヤノン・ニコンの標準アスペクト比3:2が変わっていくかもしれない、ということですね。EOS60Dなどは既にマルチアスペクト機能(ライブビュー撮影のみ)を 搭載していますね。 ご意見ありがとうございました。
お礼
さらなるご回答、ありがとうございます。 >個人的には、望む写真を撮るために少々の重さは練習で克服して欲しいと思う >フルサイズに移行しようとするとレンズを含めた一式全て揃えることになります。フルサイズのボケを生かすにはF2.8クラスの望遠や単焦点が欲しい 重さ対策は、慣れ+筋トレでなんとかなると思いますが、値段だけは… プロの定番、EF70-200 F2.8=定価300,000円 単焦点については、非Lの廉価版はなんとかなりますが、 単焦点L=私には一生かかっても無理、、 です。 >望遠への志向が以前より強くなってきているような気もします 手頃な価格で超望遠相当が楽しめるのがAPS-Cの強みですね。 私も250mm望遠(400mm相当)は、鉄道・飛行機・動物撮影に重宝しております。 フルサイズ移行は当分無理そうです。 ただ、フルサイズでも通用するレンズ資産は少しずつ整備していきます。 何回もありがとうございました。