分配器により何故か地デジ受信感度が向上?
マンション住まいでケーブルテレビに加入しています。壁から出ているケーブルを分配器により分配して、片方はケーブルテレビ会社に設置してもらったルータにつないでインターネットの使用に、もう片方は地デジチューナー(Buffalo製 DT-H30/U2)に接続し、そこからUSBケーブルでPCにつないでPC上で地デジを視聴しています。
ほぼ問題なく地デジの番組が視聴できるのですが、なぜかNHK総合だけが映らないことがあります(映る日もありますが殆どは映りません)。NHK教育やその他の民放局は全て問題ありません。視聴ソフトでアンテナ受信感度の項目を見てみると、どうやらNHK総合だけ感度が低く45~60%の間を推移しています(日によって多少変わります)。他の局はおおむね65~70%程度はあります。
視聴ソフトの仕様で、受信感度が55%(はっきりとした値は忘れたので例として考えてください)を切るとその番組は完全に表示せず、「アンテナの受信がありません」のようなメッセージが出るだけになっているそうです。55~60%ぐらいだと番組の表示はするのですが音声がところどころブツ切れになり、画像もノイズのようなものが混ざって、快適に視聴はできません。
感度が悪いのはNHK総合だけなのでこのままでも我慢すれば使えないことはないですが、やはり不便なので改善を試みました。インターネットで調べるとブースターなるものがあるそうで、それによって感度を上げることができるかもしれない、と考えたわけです。ところが、ブースターを買う前に色々実験をしてみて、配線を少し変えただけで大きく受信感度が向上することが分かりました。
まず、分配器の「通電」の方のアウトから出たコードをこれまで地デジチューナーの方につないでいたのですが、逆にして「非通電」の方を地デジチューナーにつないでみました。すると受信感度が向上しました。具体的には、50%→60%ぐらいまでの改善が見られました(数値は実験を行った日の値)。さらに、「非通電」→「地デジチューナー」の間に、さらに別の2つ目の分配器を挟み、そこでも「非通電」の方を「地デジチューナー」へ接続しました。するとさらに感度が上がり、分配器1つだけで非通電からつないだ時に比べて、さらに55%→65%に改善しました(別の日に実験したので数値が異なっています)。配線をもとに戻したらまた値が戻ったので、短期的な変動ではなく配線による変化だと思います(そもそも、これまでの観察から受信感度はそう短時間で変化しません)。
実用的には問題は解決したのでよいのですが、なぜこのような現象が見られるのか分からず、気持ちが悪いので、詳しい方がいらしたらなぜなのかを説明していただけないでしょうか?また、他に参考サイトなどがありましたらお願いします。ちなみに地デジチューナーやソフトウェアは最新のものへの更新はきちんと済ませています。
お礼
教えていただきありがとうございます、 早速ブースターを購入して付けてみます、