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飛行機代出すから死ぬ前に会いたい
- オーストラリアでの短期ステイを終えて帰国した女性が、大切なおじさんの病状が急変し、死ぬ前に会いたいと言われました。
- 彼は独身で家族もおらず、女性を娘のように可愛がっていました。
- 女性は最後の2週間を一緒に過ごすために、飛行機代を出してもらうことを選択しようとしています。
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質問者が選んだベストアンサー
ただ会いに行くだけそれでよいのか、という迷いがあるようですが、ずばり、それでいいです。再度言いますが、旅費は関係ありませんよ。 たかだか2週間、旅費を出して貰ったくらいで、介護だの見取るだのを考えるのは、それこそ変です。彼もそんなこと望んでいませんよ。それこそ彼の「絶対に死ぬ場面は見せたくはないから、もし悪くなったらかえってくれ。」という言葉からも、それがあまりにも重い役割であること、そしてそんなことをvvhappyvv1mmさんに味わわせたくないことは、しっかり自覚しているようです。彼にはある程度常識的な感覚はあるようですね。 それから、前の回答に言えるのですが、日本人には「迷惑」「遠慮が無い」と考えるようなことでも、欧米においては当然の権利と考えられることもあるのです。そして、本人がそう望む以上、それにより誰かが損害を受けない以上、あるいは協力者の同意が得られる以上、誰にもそれを否定したり口出しする権利は無いのです。 これはあくまで欧米の「許容範囲」や「尊重される権利」であって、それを日本人の尺度で考えて、わがままだの非常識だの言っても、何も見えてこないですよ。 >身近なもっと大切な人と過ごしなさい >そういう身近な人がいない方がおかしい。 彼にそれが本当にいなかったとしたら? 無責任な見ず知らずの日本人の自己判断で、死を目前にしたある男性のささやかな望みすら叶わなかったとしたら? ・・・いえ、これは海外だけの問題ではないのかもしれません。日本においても、私達はそんな孤独な年輩者が大勢いるということすら知らないというだけなのかもしれません。年を経れば友人や家族は減っていくものですし、いくら人柄が良くても年老いた身寄りの無い者に真正面から向き合ってくれる新たな仲間に出会うということは、とても難しいことです。誰にだって彼のようになる可能性はあるのに、それをあり得ないと考えるのも、前の回答者のような日本人の甘さなのかも。 >貴方のことを本当に考えてらっしゃる人ならば、金を出すから来いなどと言わないと思うのですよ。 自分はむしろ、彼の意図はわからなくはないですね。 彼は気味悪がられたり断られたりするかもしれないリスクを覚悟の上で、vvhappyvv1mmさんと会うことを望んだのです。それこそ、相手の顔色や体裁を気にして、最後のささやかな望みすらも他人に頼めないような、日本人の発想とは違うのです。でなくても、彼の要求は、身勝手という程非常識という訳ではないですよ。vvhappyvv1mmさんに損があるどころか、それなりの対価(お世話になった友人の為になるという意義)があるのですから。 「とてもいい思い出」というvvhappyvv1mmさんのお話からも、彼は共に過ごした期間、vvhappyvv1mmさんのその思いをひしひし感じていたのではないでしょうか。そういう意図って相手に伝わるものです。 彼がvvhappyvv1mmさんのことを一生のうちに自分を必要としてくれた数少ない相手だと感じていたら、あるいは久しく「幸せ」や「友」といったことを実感しなかった近年、vvhappyvv1mmさんが自分に残された最後の「幸せ」だったとしたら、彼にとってvvhappyvv1mmさんは、わざわざ身勝手承知で呼び寄せる程の価値ある相手であっても、おかしくはないです。だってもう人生は終わってしまうんですよ? 最後にもう一度くらい好きな人の温もりを感じたくないですか? 愛にも色々な形があるとは思いますが、愛の重さに、付き合いの長さや距離は関係ありませんよ。自分に必要と感じた時が、真実なのです。 >危険性のある遠い国に行くよりも、今回は遠くから祈っておく、それぐらいにしておきませんか? 自分の都合のいいように「やるだけのことはやった」「祈るから」と解釈して、結局自分(欲求とか身の安全とか)を優先させる人はいます。 でも、そういった言い訳で自分をごまかせない人間も中にはいると思います。自分を必要とし助けを求めている悪意無き者を、自分にあれこれ言い訳しながら無視出来るのか・・・世の中そんな人ばかりではないと自分は信じています。 これだけは言えるのは、どんなに介護の経験はある者でも、「死を目前にした当人」を経験したことがないのは確かです。「介護する側が自分を守る為」の視点はいくらでもわかるてじょうが、果たして死んだ当人はどれくらい満足な死を迎えられたか・・・介護されている立場上、諦めざるを得なかった「最後にしておきたかった夢」も他にあったのではないか・・・ただ単に「ベストな介護をする」ってことだけでなく。それは当人にしか解らないのではないでしょうか。 ただ、それ以前に。 vvhappyvv1mmさんの受け答えからも、そんなに「死を目前にした友人の為になりたい」という程の思いはないようにも少し感じられました。前の回答者さんの言いぶんと同じように、どこか断りたい自分を納得させる言い訳を探しているような・・・もしそうだとしたら、それもvvhappyvv1mmさんの真実です。正直に生きてください。
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- ekopon
- ベストアンサー率10% (111/1076)
ご両親の考えやお気持ちは極めて「良識」だと思います。 いまわの際といえ、たった2週間の縁の異国の若い女性にそこまで望むのは ちょっとどうなんでしょう? 彼のそれまでの人生や人間関係は全然どうということはなかったわけでしょうか? …と不思議に思いました。 もし質問者様が「それでも是非会っておきたい」と思われるなら、 自費か借金で行くべきと思います。
- rowena119
- ベストアンサー率16% (1036/6310)
私がそのおじさんの立場で考えてみたんですが、恐らく、そんな申し出をしないと思います。文面から、多くの知り合いは居るでしょうし、何故に貴女が?というのが、正直な感想です。妻も子供も居ないので娘のようにと言われても、たかだか二週間、少々理解の範囲外ですね。
- ultraCS
- ベストアンサー率44% (3956/8947)
義理は欠いても不義理は欠かすなという言葉もあります。死というのは最終決着ですから ここで会えなければ生涯会うことが出来ないと言うことを考えるべきでしょう。 生涯で一瞬しか会えなくても何よりも大切な人間関係というのはあります。それを時間で計ることは出来ません。 で、あなたが会いたいと思うなら出してもらえる金をアテにするのではなく、知り合いを駆け巡って借金してでも行くべきでしょうね。その気持ちを周囲に(親にも)伝える努力をすべきでしょう。そこまですべきでないと思うならそこまでのことなんです。今回、ここで相談しているのもそういう意味ですよね。 ただ、親御さんは、金を出してもらえるから行きたいという(一種、軽い)あなたの気持ちを読んでいるのかもね。どうしても行きたいなら、必ず返すからお金を貸して欲しいと言えば事情は違うと思いますよ。
お礼
コメントありがとうございます。 >親御さんは、金を出してもらえるから行きたいという(一種、軽い)あなたの気持ちを読んでいるのかもね。 そうですね、両親はそのような軽い気持ちでいくなと言われました。借金をしてでもいくのか。行ってあげたいですが全額…厳しいなと感じます。自分のお金であればすぐにだしていってあげたいです。 なによりももう人生で時間を共有することができないとわかっています。 今の気持ちを正直に表すと、 行ってもきっと後悔しない。なにがまってるか分かりませんが、会ってあげることができたという結果を得ることができる。いかなくても、起こったであろう最悪のケースなどを想像し、いかなくて良かったと言い聞かせるんだとおもいます。 みなさんにたくさんの丁寧なコメントをいただき、どちらがもっとも自分にいいのか今かんがえています。
- nekoi
- ベストアンサー率48% (786/1636)
当方、30代女性です。 うーん、一ヶ月前にお会いした人があと1,2週間の命、ですか……。 ならば、お会いした時点で相当弱っていらっしゃったのでは? たとえ急に悪くなったとしても、ガンだったのなら、絶対に予兆があったはずです。 そして、抗ガン剤は相当な副作用があります。(ネットで調べればすぐに判りますが) にもかかわらず、そんな状況の方が病院に行かずに一人で自宅療養ですか。どうやって? 死ぬ間際なら介護無しでの生活はかなり厳しいはずです。実際に身内を看取ってきた経験上、大変に疑問です。 大半の方が終の場として病院を選択するのは、終わりの介護がとても大変だからです。 人の終わりというのはそれほど大変で壮絶なもの。ドラマや小説のようにきれい事ではありません。 自宅療養というのは介護してくださる方がいてこそ、可能なのです。 相手の方の望みを叶えてあげたい、という貴方のお気持ちは大変素晴らしいものだと思います。 しかし、今回は疑問点が多く、賛同できるものではありません。 ご両親が反対されるのも当然だと思います。 それにですね、貴方のことを本当に考えてらっしゃる人ならば、金を出すから来いなどと言わないと思うのですよ。 人の死というのはその人にかなりの精神的打撃を与えます。特に死の間際の人の苦しみ、そしてやつれ具合は介護を経験した人にしか判りません。 最近はニュースで介護の大変さから鬱病になったり、自殺したりという話がでますが、無理もないと思います。それほど介護は大変で、死を間際にした人の苦しみというのは壮絶なものなのです。 お相手の方はお若い貴方にそんな苦しみを見せようとしてらっしゃる。むろん貴方に会いたい一心なのかもしれませんが、貴方はそれを受け止めきれますか?それも身内ではなく、他人の死なのです。 旅費を出して貰い、ただ会うだけで貴方は帰国する。死を間際にした、身内のない人を放置して。 何万もする旅費を出してもらったのに、介護もせず、看取りもしないのですか? 第三者としての私から見れば、こういう疑問も沸いてきます。 相手の方のお気持ちを無視するのは辛いでしょう。おまけに死が真実である可能性もありますから。 しかし、短い期間しか接しなかった人でもあります。 私としては、人生の最後ならば、短期間しか接しなかった貴方よりも、身近なもっと大切な人と過ごしなさい、とその方に言ってあげたい気分です。貴方より長く接した友人なり職場の人なり、近所の人なり、いらっしゃるでしょうから。 むしろ、そういう身近な人がいない方がおかしい。貴方がおっしゃるような良き人だったならば、身近に友人の一人や二人、いないはずがないでしょうから。 危険性のある遠い国に行くよりも、今回は遠くから祈っておく、それぐらいにしておきませんか? 人の気持ちは距離ではありませんよ。
お礼
丁寧なコメント本当にありがとうございます。 介護を経験されて、身内をみとった経験から教えていただき、本当にうれしいです。1か月半前は、ふつうに元気に癌のホルモン治療をしていました。そして、私といるあいだも、骨が痛いといっていましたが、ちゃんと病院に行って骨に転移があると診断されたのが最近です。 病院にはいかない。自分の死に方でしにたいというかれの一種わがままのようなことを言っています。痛みに耐えながら、毎日少しずつ弱ったり、すこしよくなったりが現実です。 抗がん剤についてもよくしらべましたが、使っていないため、副作用で体がおかしくなるということはなく、痛みとともに体は弱っていくばかりみたいです。 〉旅費を出して貰い、ただ会うだけで貴方は帰国する。死を間際にした、身内のない人を放置して。 何万もする旅費を出してもらったのに、介護もせず、看取りもしないのですか? この言葉を読んだときに、ドキリとしました。私にそれができるのか。そのことが今後の後悔に罪の気持ちにさせてしまうのではないかと思いました。本当にそうです。ただ会いに行くだけそれでよいのかどうか。 彼は、絶対に死ぬ場面は見せたくはないから、もし悪くなったらかえってくれ。と言っています。矛盾していますが、私にできることはただ会いにいくということだけでいいのでしょうか…・遠くから思っていてあげる。それも唯一の方法であると感じます。
- gldfish
- ベストアンサー率41% (2895/6955)
ちょっと気になったのですが、行くか否かを判断するポイントは、「9万円を出してくれること」ではないということは確かです。そこは一旦忘れてください。 独身者の年輩男性、しかも死の間際の人間にとって、そんなお金の問題は大したことではないです。死ぬ前にやっておきたいと感じたことは、なんとしてでもやり遂げたいのだと思いますよ。 >2週間であった人のためにそこまでするのか あり得ない話では全くないです。日本でも孤独死というのが近年度々取り上げられますが、個人主義色のより強い欧米では随分昔から「身寄りの無い、誰とも交流も無い、孤独な人」といったことはありますので。(Beatlesの"Eleanor Rigby "なんて、今回の件には解り易いいい例かも。)・・・とだけは言っておきます。 むしろ心配なのは、「その人に、他意(姑息な意図)は無いのか?」という点です。 どうしても大好きな女の子に会いたくて「もうすぐ死ぬ」という嘘の口実を作ったくらいの話ならまだ可愛いものですが、彼により事件に巻き込まれないとも限らないからです。やはり第3者から見ても、日本人の女の子1人が、海外の独身男性の元に呼ばれて行くというのは、安全とは言えないですので。ただ、それに関しては赤の他人がとやかく言う話ではなく、彼の人間性を一番知るはずのvvhappyvv1mmさんが見極めるしかないのですが・・・ やはり、付き添いがいるに越したことはないです。現地の友達でもいいですし、日本の友達を「観光地を案内するから」と誘うのでもいいです。なんとか友達と一緒に行けませんか? オーストラリアの事情も、そのおじさんのことも、ご両親は全く知らないのです。だからこそ止めるというのもわかります。 なので、ある意味、それらの事情を知るvvhappyvv1mmさんが、自分にとって何がベストかを判断するしかないのかもしれません。 自分としては、ご自身の安全を確保出来る限りは、人の為に生きることを強く勧めたいです。誰かの為に愛を与えるということは、結局自分自身も「人から愛を与えられるような人間になる」ということそのものです。 どんなに周囲に反対されたとしても、自信を持って「あれは間違いでは無かった」と何年かかってでも説得出来る、そんな生き方をしてください。 逆に、ご両親の話が少しでも正しいと思えるなら、自身を押し通すことは考え直した方がいいかもしれません。vvhappyvv1mmさんは確かに、まだまだ「独り立ちした大人」ではないですからね。
- woowq
- ベストアンサー率23% (7/30)
ちょっと、話がうますぎる気がして怖い(信頼や信用は時間ではないとはいえ2週間は私の常識で考えると短い気もしています)のですが、詐欺とかそんなのでないことが確実であり、行きたい気持ちがあれば私なら行きますね。死んでからでは後悔してもどうにもなりません。 ま、意外と後悔しないかもしれませんが、最後に会っていれば良かったなぁーと思うことが過去にありましたので、次、同じ様なことがあれば、なるべく行くつもりでいます。 それでも、費用対効果を考えますのでケースバイケースですね。 ただ、学生とのことで、大人であれば分かりますが、そうでなければ、親としっかりと話をしてからがまずは第一だと思います。 厳しいようですが、こういったことに備えて、次は自腹で行けるよう預金する習慣を付けるのも一つだと思います。 また、スカイプやテレビ電話など会えなくても気持ちを伝える方法はありますのでこういったツールを使うのもありかもしれません。 お金は、相手の希望ですし、貰っても問題無いと思いますが、これもケースバイケースかと。 なお、ジェットスター等ですと4日も待たなくても、ある程度は安く直ぐに行けるような気もします。 オーストラリアであれば場所的にもまだ近いですし、少しサービスが悪くても我慢できる程度かと思います。 私事ですが、家から成田まで深夜バス+電車で最短15時間ほどかかります。貧乏旅行が多いため大抵はバス利用です。 飛行機+バスで11時間であれば、国内をバスで往復する感覚ですのでそこまで遠いほどでも無い気がします。
- wildthing
- ベストアンサー率15% (185/1186)
死ぬ前にあいたいのなら 9万円の飛行機代なんて 関係ないでしょう? 痛くも痒くもないと思います。 9万円で誰かが死ぬ前に 傍にいてくれるのなら安いものです。私なら会いに行きます。
お礼
真剣に考えてくださって本当にありがとうございます。gldfishさんの回答を読んで涙が出てきてしまいました。そして皆さんの丁寧な回答にも本当に本当に感謝しています。 両親には大反対されてしまいました。特に母親からは、頭が狂ってると、自分中心過ぎると、やることすべてができると思ったら大間違いだといわれ正直疲れ切ってしまっていました。母親のいうことは正しいと思いますし、常識的なことです。しかし、今回に関して私はどうしても当てはめることができずにいます。 今日電話で彼と話すと、疲れきった様子でした。私がくるのかこないのか・・・なかなかうまくいかないこの状態に対してすこしイライラしているのか、自分の体が痛いことなどもふくめネガティブになっているようすがすごくわかりました。彼がだんだん遠くなっていってしまうような感じがしました。そのときに行かなくちゃだめかなと思いました。そして、そのあとにホストの方に連絡すると、お金はもう死ぬ人にとっては関係ないのだし、彼はあなたにお金をだしてでも来てほしいといっているのだからきたらいいと。あなたが心からしたいことであればしたほうがいいといってくれました。そして、協力してくれるといってくださいました。 たった2週間ではありますが、ほとんど毎日いろんなところへ連れて行ってもらい素敵な時間を過ごしました。私もすごく楽しかったですし彼にとっても本当に楽しいいい思い出だったと思います。愛の形はさまざまですが確かな愛を感じています。 彼を支える友達はいますが、一人身で孤独な人でした。とても優しい方ですが、人とかかわることが上手ではないようでした。 そして、その最後の願いにこたえてあげたいと思います。もし、会いにいかなければ、この先ずっと後悔すると思います。 両親の反対ですが、お金をもらっていくなどありえない。死にそうな人からお金をもらうなんてありえない。人生を入れ替えなさいと、こっちに帰ってきたのだからもう行けないといいなさいとそればかりです。お金をもらうなんて常識的に考えればおかしいですが、彼の一生に最後のお願いです。 絶対に母親からの賛成は得られません。自分としてもすごく悲しいです。それに、両親を心配させてしまうことは承知です。なんて身勝手な世話のやける娘であるのかと思いますが、今回もといいますか、行かせてくれと頼むしか方法がありません。 皆さん本当に真剣な回答ありがとうございました。そのまま受け取り、いろいろ考えさせていただきました。そして、gldfishさんには、2回も丁寧な回答をいただき感謝しています。 支えてくれるホストもいます。 gldfishさんの言葉、nekoiさんの意見、みなさんの回答を心に留めておきながら自分の心に正直になって、もう一度最後に会いに行ってこようという気持ちになりました。