No.1の補足。
>どんなふうに生命を維持しているか,生殖しているかを調べる 笑。
理科教員免許をもっている身としては,もう少し親切に説明すべきですかね。
あなたも小学校のときに,「夏休みの宿題でアサガオを育てる」という経験をしたと思います。あなたは,5月ころにポットの土に種をまき,芽がでると水や肥料をやったり(二酸化炭素や酸素は空気中にあります),陽にあてたり,支柱を立てたりしたはずです。これでアサガオは大きく育ちます。葉の一部をアルミ箔でおおい,デンプンができないことを確かめるという実験もしたかもしれません。これが生命の維持,および栄養成長ということです。
アサガオは,夏になると生殖成長がはじまって,つぼみがついて開花し,受粉すればその後に種をつけます。このように翌年用の子孫が確保できると,1年草ですので秋には枯れます(多年草のリュウキュウアサガオのような種もあります)。これが個体としての一生です。
海洋生物といっても,岩にへばりついているイソギンチャクや海草から,足で歩くカニ(幼生は泳ぎます),磯のあたりだけを泳いでいる魚,大洋を回遊している魚まで,きわめて多様なものがあります。それぞれが独特の方法で栄養をとり,独特の方法で子孫を残しています。その調査方法もさざまです。だから,「一言じゃいえんな」という意味で「笑」と書いたのです。