既婚男性です。
>その人に奥さんに罪悪感ないんですか?って聞いたら、「あるよ。でも、結婚する人と好きになる人は違う」って言われました。
まず、われわれが婚外セックスを「罪悪」視するのも、かつて婚前セックスを「ふしだら」と非難したのも、その拠り所となる発想そのものは全く同じはずでして、それはセックスとは女性の妊娠の可能性を孕んだ行為であることを弁えているから、と説明するしかないと思います。
その限りにおいて、男性が「結婚する人と好きになる人は違う」と言うことがあっても、全然不思議ではないはずです。
同じような意味で、セックスで妊娠する側の女性の方が男性よりも《愛情・セックス・結婚》をセットにして考えたがるのも、これまた当然のことではないでしょうか。
>どう違うのか全くわかりません‥
>結婚はその人だけを愛すのが結婚なのではないのでしょうか‥?
いや、「その人だけを愛す」るのが目的なら、何も婚姻届に署名・捺印して、はじめて社会的公認を得る法律(契約)婚の手続きを取る必然性なんて、どこを探しても見出せないのです。
つまり、契約という、どう考えても純粋な《愛》とは相容れない法律行為なんかに囚わるず、男女がお互いに生涯愛し合うのが最も理想的なのではないかということです。
その点、結婚(婚姻制度)の成立事情、存在理由については、やはりわれわれの遠い祖先が、最初にセックスと女性の妊娠との因果関係に気づいたときのことに遡らないと説明しようがないと思います。
もし、男女がお互いの良心だけで生涯愛し合えるという自信があったなら、人類は《婚姻制度》などという野暮な制度を生み出す必要もなかったのではないでしょうか。
>帰ってから3日立ちますが連絡ありません‥。
>ただの出張先の遊びだったんですよね。悲しいです。
性的に健康な男性である限り、たとえ本人はそうと自覚していないにせよ、性的刺激を発する全女性を性的欲望対象、すなわちセックスの対象とすることができるのだとご理解いただけませんか。
女性の場合、セックスで妊娠する側の《性》であるが故に、ややもすれば、女性の側のセックス観を男性にも投影し、「自分を愛してくれるから、セックスを求めてくれる」と思いたがる傾向があるのではないでしょうか。
なお、男性は(たとえそうと意識しないにせよ)恒常的に女性から性的に禁欲を課されながら日常生活を送っている以上、彼氏にしたって、妊娠の不安に抗してセックスに応じてくれた質問者さんのことを、それなりに愛しいと思ったのは間違いないと思いますよ。
少なくとも、彼氏がよほどの冷血漢でない限り、ただの「遊び」だけの意識しか持たなかったということはあり得ません。
問題は、「好き」という彼氏の言葉がどれだけの有効射程距離を持っていたかにあったのではないでしょうか。
ということで、もし、質問者さんが《愛情・セックス・結婚》をセットで考えるなら、たとえどんなに「付き合おう」、「好きだよ」、「愛してるよ」と言われても、昔の女性のように、結婚を確約してくれた男性以外とはセックスしないことです。
一方、女性にも男性のそれと全く同一ではないにせよ、やはり女性なりの性欲・セックス欲がある以上、これまでのように愛の大義名分を掲げないとセックスできないという、ある意味、あまりにも《他律的》な、あまりにも受動的、没主体的、男性依存的なセックス観から女性自身を解放しても良さそうな気がします。
そのためにも、男性の性欲・セックス欲やセックス動機の基本性格について、質問者さんの方でももう少し正確に弁えておかれた方がより賢明であるように思われてなりません。
お礼
お答えありがとうございます(´;ω;`) 自分なんか‥と、思っていたので‥最後の言葉で救われました。 ありがとうございます