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音楽データの移動についてマニアック?な回答を
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結論的にいうと、「耳で聞いた音の感想」は、しょせん「感想」に過ぎません。検証可能性がないのです。たとえば「ピカソの絵を見たときにどう思ったか」というのは、他人が検証してみることができません。その意味で、逸品館の記事も、単なる社長の感想文です。夏休みの宿題の読書感想文と同じですね。 ですから、それを読んで一喜一憂しても仕方ありません。逸品館の社長にそう聞こえたからといって、あなたにも同じように聞こえる保証はないからです。 >> DVR-S16Jなどの読み込みのいいと言われているDVDドライブを用いるとか、EACなどのリッピングソフトを用いて、flac等の可逆音声形式で保存すれば、問題ないことなのでしょうか? // 全く問題ありません。リニアPCM形式の音声データという次元では、CDに記録されたデータを100%完璧に再現できます。 バックアップに関しても、100%完璧な複製が作れます。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を書き込んだ文書ファイルを100万回コピーしたからと言って、駄文になる訳ではありません。よほどの不運なトラブルがない限り、100万個目のコピーもやはり完璧な「銀河鉄道の夜」です。 ただし、CD-R等にCDDAとして(音楽CDとして)複製するときは、「EACを使う理由」から明らかなように、記録位置にズレを生じる可能性があります。音質が低下するというより、1曲目の冒頭部分が1/100秒ほどカットされたり、最後の曲の終わりの部分が1/100秒ほどカットされたりする訳です。5回、10回では大した問題ではありませんが、さすがに100万回も繰り返すと問題になり得ます。 それ以外、例えばHDD→HDD、HDD→USBメモリ、HDD→CD-RやDVD-R(データディスク)等の場合には、いっさい変化しません。「不運なトラブル」によってデータが破壊される可能性はありますが、それはあらゆるデータに共通する問題です。 >> S/PDIFケーブルでつないだときではS/PDIFケーブルでつないだときの方が、解像度が高いという結果になったそうですが // これも、感想文です。そもそも「音の解像度」という用語自体が比喩的なので(解像度というのは光学的な概念です)、社長が何を言いたいのかは、いまいちハッキリしません。 一般論としては、多少、ある種の歪みがある音のほうが「クリアな音」という印象を受けることが多いと思います。SPDIF接続のほうが、結果的にノイズの多い音を聞いていたのかもしれません。 いずれにせよ、測定データなどの客観的証拠がないので、「ああ、そうですか」としか言いようがありません。仮に測定データがあったとしても、「その条件下では」という留保つきなので、別のPC、別のソフト、別のオーディオインターフェイスでは、異なった結果になるでしょう。あまり深い意味に捉えないほうが良いと思います。 (「読書感想文」がダメだという意味ではありませんよ。「自分も同じ感想を持つ保証がない」ので、他人の感想を信じることはできない、ということです。念のため。) >> S/PDIFの場合はジッターは入りにくいのでしょうか? // HDMIも、音声信号はSPDIFです。仮にHDMIに問題があるとすれば、映像信号等と近接しているからであって、SPDIFかどうかは問題ではありません。 >> 考える元となる情報を提供しているサイト // いわゆるUSB-DACに関しては、ここがいちばんマトモだと思います(私自身、完全には理解できていない部分も少なくありませんが、「理屈」で説明されているので、毒にはならないでしょう)。 http://blog.ratocsystems.com/ 定番ですが、「検証可能性のある論評」と「読書感想文」の違いを考える上で(やや「理屈」の面に偏っている気はしますが、敢えてそういう趣旨で書かれているのではないかと)。 http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm あとは、海外のPCオーディオ関係のフォーラムなどでしょうか。私も日常的に巡回している訳ではないので、どこが良いとは言えませんが...
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- k_kota
- ベストアンサー率19% (434/2186)
とりあえず、データは同じです。 しかし、記録のされ方が違います。HDDの位置が異なります。 どうも、PCの負荷とかによって音が変わる可能性があるようです。 その他、たくさん考えられることはあるのですが、どうにもこうにもオカルトとか誤った知識が混ざっていまして、私も正しいことが言えません。 なので、そのような細かいことを気にしないか、探求をとことん楽しむかのどちらかを決めてかかる方がいいと思います。 そして、追求するなら自分で勉強した方が多分良いです。 PCとはそもそも何なのか、音声のデジタルデータとはどのようなものなのか、DA変換とは、電源とアースの基本などなど、数えると切りがないです。 ただ、間違いないのは、やってみることです。 気づかない方が幸せだと個人的には思います。 とりあえず、バックアップは気にしないで普通にやってみてください。 S/PDIFはトータルとしていいDACを通すつなぎ方が良い結果を生む気がします。 オススメは 1.実験して、それを楽しむ 2.正しい知識を付ける 3.気にしない のいずれかです。人に聞くと、音楽ではなくそのような情報を聞くようになってしまいます。 個人的意見ですが、例え音が良くなろうが理由が間違っているのは良くない、 なぜならその後の進化を妨げる可能性があるからです。 まあ、個人ごとのポリシーに従ってください。
補足
k_kotaさんへ 早速、丁寧な回答を有難うございます。 私の性格上気になってしょうがなくなると1にいってしまう傾向があるので、音楽収集と一緒にそういったことも趣味の一つとしてやっていこうと思います。 素人の私に経験に基づいてわかりやすく説明していただいて有難うございます。 さしあたっての不安点である保存方法については、先程のzivさんの意見と合わせて、まずはHDDに保存するのは特に問題なさそうと思いましたのでやってみます。
- ziv
- ベストアンサー率27% (426/1542)
まず、大きな勘違いというか、 “デジタルで記録されたデータその物”と “デジタルのデータを音として再生する”行為が ごっちゃになっています。 まずは、これらを分けて考えましょう。 デジタルで記録されたデータその物はコピーや移動による劣化は有りません。 元とコピーに違いがあったら、それはコピー失敗という扱いになりますので、 複製や移動を再トライすることになるシステムなので。 デジタルのジッターについてはこちらなぞどうでしょう。 http://ednjapan.cancom-j.com/issue/2007/09/6/28
補足
zivさんへ早速の回答を有難うございます。 ですが、コメントに対して理解ができないので理解をするために、全く見当違いかもしれませんが、正直な疑問を言わせていただきます。 >“デジタルで記録されたデータその物”と“デジタルのデータを音として再生する”行為がごっちゃになっています。 それは、デジタルのデータの中に、音のタイミングなどのデータも入っており、例えば、音楽CDからデータを読み取ってflacなどの保存形式にしてHDDに書きこむという過程やコピーをする際にHDDからデータを読み取ってCDに書き込むという仮定の中で、CDドライブや、CPUなどの性能でタイミングのずれなどを生じることはないということでしょうか? また、ダウンロードしたデータに含まれる音のタイミング、CDからリッピングしたデータのタイミングはどちらデータも忠実に記録しているとすれば、 先ほど私がお示ししましたサイトでの結果で、DACによってはリッピングしたデータにのみズレが生じるというのは、そのズレが生じているDACの特性で、ダウンロードしたデータの音のタイミングはかみ合ったものになるけれども、リッピングしたものに関してはかみ合わなかった。あるいは、リッピングしたデータでもかみ合うようなDACは、リッピングしたデータからの音が調和するように補正しているということでしょうか? 宜しくお願いします。 ジッターのサイトのご紹介有難うございます。良く読んでみます。
お礼
有難うございました。
補足
Yorkminsterさんへ 明確な回答と参考材料を提供して頂きありがとうございます。 サイトについて少しのぞいただけですが、もっと勉強した方がいいなと思いました。先ほどのk_kotaさんの正しい知識をつけてと言われた意味もよくわかり、お恥ずかしい限りです。 今回初めてITmediaの質問を利用しましたが、短期間でこのような回答をいただけて大変ありがたいですう。