まず、卵が産み付けられているもの(普通は浮き草だと思います)ごと移すのが理想です。
この際、移す方の水槽には親の水槽の水を入れておいてください。
既に一部の卵が孵化しているとの事なので産卵して一週間ほど経ったのだと思います。
まだ孵化していない卵はこれから孵化する可能性があるので観察します。
死んだ卵は白くなるのでピンセットか何かで取り除きましょう。
濾過装置はエアーレーション式の投げ込みタイプを使用すると良いでしょう。恐らくこのタイプには大磯砂が濾剤に使われていると思います。
濾過装置にもともと入っている大磯砂は使用せずに他の水槽に敷いている砂を使用すると良いでしょう。
親の水槽の砂を使えば問題はありません。
水換えは、少しずつしてください。少しずつ新しい水に慣らしてください。始めの内は一日汲み置いた水ですると良いでしょう。
孵化後、2~3日で餌を食べ始めるので最初はインフゾリアなどを与えると良いのですが、もうそれでは間に合いません。よく茹でた卵黄を与えてみてください。この際、水質の悪化には特に要注意するべきです。孵化後、1週間くらいからは、孵化直後のブラインシュリンプを与えてください。恐らく、約三週間で1cm位の大きさになります。
この頃から刻んだ冷凍アカムシなどを与えます。
この頃からキンギョを選別しなくてはいけません。
形が不良なものや泳ぎ方の異常なものは可愛そうですが処分します。それが嫌なら別に水槽を用意します。
おおきくなるにつれて濾過装置も変えていきます。
水槽を増やす事も考えなければいけません。
また、キンギョは酸素消費量が多いので注意します。
とりあえずは、これで良いでしょう。