まず、第一に、
>地方での代表の試合は年間ほんのわずか数試合。
ということですが、国内におけるA代表の試合自体が非常に少ないということをご理解ください。
2010年の国内で実施された代表戦は下記のようにわずか10試合です。
このうち、関東圏以外で行われたのは、4試合ですので40%ということになりますよね。
2/2 キリンチャレンジ杯 vs ベネズエラ代表@九石ドーム
2/6 東アジア選手権決勝大会 vs 中国代表 @味スタ
2/11 東アジア選手権決勝大会 vs 香港代表 @国立
2/14 東アジア選手権決勝大会 vs 韓国代表 @国立
3/3 アジア杯最終予選 vs バーレーン戦 @豊田
4/7 キリンチャレンジ杯 vs セルビア代表 @長居
5/24 キリンチャレンジ杯 vs 韓国代表 @埼玉
9/4 親善試合 vs パラグアイ代表 @横浜
9/7 親善試合 vs グアテマラ代表 @長居
10/8 親善試合 vs アルゼンチン代表 @埼玉
今年は下記の5試合の開催がきまっておりさらに9月から来年2月までの間にW杯三次予選がホームで3試合(場所未定)あります。試合会場が決まっている5試合のうち3試合が地方開催することになっています。
また、6月にはなでしこジャパン(女子代表)の試合が愛媛で組まれています。これはドイツで行われる女子ワールドカップの壮行試合です。
3/25 キリンチャレンジ杯 vs モンテネグロ戦@静岡
3/29 キリンチャレンジ杯 vs ニュージーランド戦@東京
6/1 キリンカップ@新潟
6/7 キリンカップ@横浜
8/10 国際親善 vs 韓国戦@札幌
こう見てみると、必ずしも代表戦の地方開催が少なくないことがご理解いただけるかと思います。
キャパシティの関係で代表戦が開催できるスタジアムというものは限られており、可能なのは日韓W杯の開催された10スタジアム+国立、豊田、広島ビッグアーチくらい(熊本KKウィングはどうだったかな?)です。また、両チームの選手・スタッフだけでなく、報道関係者や観客のための宿泊施設や交通機関が必要なことを考えると、ある程度大きな都市でないと開催することは難しいと思われます。
逆に言うと、日韓W杯のおかげで地方にも大きなスタジアムが増えて、地方でも代表戦が行われるようになったとは考えられないでしょうか?それより前に関東・関西以外で行われた代表戦は1992年に広島で行われたアジア杯くらいではなかったかと思います。
また、以前はJリーグのオールスターゲームが開催されていましたが、会場は毎年持ち回りでした。15回開催されたうち、関東(カシマを含む)で開催されたのは4回ですので決して地方を軽視していないと思います。
Jリーグ主催の試合で国立競技場固定なのは、ゼロックス杯(今年は改修中のため日産スタジアムでの開催)とナビスコ杯の決勝ですね。冠スポンサーの付く試合は、それなりの会場でないと格好もつかないし、スポンサーのお偉いさんも観戦にみえるので、国立開催は仕方がないのかと思います。ちなみに毎年夏に行われるスルガバンクカップは、今年はジュビロが出場するので、エコパで行われます。
>サッカー協会はJの立ち上げの時の理念を思い返して欲しいと思うのですが、
ということですが、よく混同する人がいますが日本代表や天皇杯は日本サッカー協会(JFA)の管轄、Jリーグ(ゼロックス杯・スルガバンク杯含む)はJFA傘下の組織ではありますが、独立した組織である、社団法人Jリーグが主催しており、まったく別々の組織です。
Jリーグの理念は「地域密着」であり、チームは地元を大切にし、サポーターも地元のチームを応援してくださいというものです。今年から鳥取も加わりJチームは合計38チーム、28都道府県(準加盟チームを含めると43チーム、31都道府県)に広がりました。また残りの県にも最低でも地域リーグ所属のチームがあり、またほとんどの県にJを目指すことを表明しているチームがあります。質問者様がどちらにお住まいなのかは分かりませんが、ぜひ地元のチームを応援、できれば実際にサッカー場で観戦することをお勧めします。そのチームがだんだん強くなり、いつかはJに昇格、そして生え抜き選手が代表に選ばれるという過程を味わうのもいいものだと思います。
お礼
ありがとうございます。 2度目になりますが、わかっていますよ(笑) 下から数えて8行以内だけで十分ですよ。 代表は現状ベスト。(意見) Jのビッグマッチ関東、関西で1年ごとに交互に行うやり方はアリ。(意見) 私は質問に、いい方法論はありませんかって 聞いているんですよ。
補足
難しい質問なので、回答がありませんでした。 この質問の閲覧数がそそこあるのは 同じ思いの方が多いという表れですね。 キリがないので今回は一旦、締め切りたいと思います。