私には分かりませんので、きっと他の方が適切なアドバイスを下さると思いますが、本の紹介と一つの提案だけさせていただきます。助産婦さんも良いですが、小児科も受診してみてください。専門家の判断を仰ぐことによって思いもよらぬことが判明するかもしれませんから。素人判断は禁物です。でも、心配ですね。お祈りしています。
『シアーズ博士夫妻のベビーブック』
ウイリアム シアーズ (著), マーサ シアーズ (著), William Sears (原著), Martha Sears (原著), 岩井 満理 (翻訳)
商品の説明
現役の小児科医で、自らも8人の子どもを育てたシアーズ博士と看護婦である妻マーサによる育児書。小児科医と看護婦が科学的根拠と豊富なデータ、子育てを経験した夫婦への取材結果をもとに述べており、信頼できる。内容は出産に始まり、離乳、2足歩行、トイレトレーニングまでと0~2歳児に関するあらゆるトピックを網羅している。
出産から新生児に関する部分では、いいお産、安全なお産をするためのアドバイスに始まり、医師の選び方、新生児を迎え入れるために必要なグッズのリスト、授乳やベビーマッサージの方法などが紹介されている。授乳に関しては「母乳かミルクか」という古典的命題から、正しい吸いつきを促す方法、授乳ポジション、手による搾乳の方法までイラスト入りでかなり詳しく説明されている。もちろん、母乳の出ない人のために、粉ミルクの選び方や哺乳びんの消毒の方法についても解説している。
6か月から1歳の子どもを持つ親にとっては、栄養学の知識をふまえて書かれた離乳食の与え方の部分が参考になるだろう。赤ちゃんに好まれる食べ物やヘルシーな食事の作り方、食事の与え方など、離乳時期のあらゆる疑問に答えている。また、この時期の悩みである子どもの寝かしつけ方、夜泣きを防ぐ方法なども紙数を割いて詳しく説明されており、重宝する。
1歳から2歳の子どもを持つ親には、子どもの歩行能力やおもちゃ遊び、言語の発達などについて解説した22章以降が役に立つ。発育の目安も表で示されているので参考になる。また、気になる病気に関しても、巻末に各病気の諸症状と対応方法を記している。これから出産を迎える夫婦や子育て中の夫婦にぜひおすすめしたい良書である。(土井英司)
From Publishers Weekly
小児科医のウィリアム・シアーズと正看護婦の妻マーサはこの度、医師である2人の息子とともに1993年に出版された「アタッチメント育児」の手引書の改訂を手がけた。彼らは「新しいハイテク(high-tech)時代のライフスタイルと調和した、心の触れ合う(high-touch)子育て」の大切さを説いている。そして初めて子どもを持つ親が、赤ちゃんとの絆(きずな)を深めるための7つの基本行動を紹介。たとえば、母乳育児、抱っこやおんぶ、そして適切な制限を設けることなどだ。また、子どもをベッドまで連れて行き寝かしつけたり、泣き出したら抱き上げたりしながら子どもと密接に関わることが、子どもの発育によい影響を与えるという。一見、これでは子どもが甘やかされ、わがままに育つように思うが、この方がより健全で自立心のある子どもが育つと著者らは言う。
本書には安全な出産、赤ちゃんの寝かしつけ方、「適切な脂肪」を摂取させるためのアドバイスが掲載されている。さらに、心配な幼児期の健康状態、主な子どもの発育段階、問題行動にも思える幼児期の典型的な行動に関しても触れている。親としての自らの子育て経験を本書のなかに盛り込み紹介している執筆陣は、大いに信頼のできる専門家なのだ。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.
639ページ
出版社: 主婦の友社 (2000/10/1)
ISBN-10: 4072258458
お礼
ありがとうございます! 早速試してみます!