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風邪のウイルスの構造と免疫について知りたい
- 風邪のウイルスは200種類以上存在し、免疫が働く条件は構造が同じであることです。
- 免疫が働く期間は個人差がありますが、通常は数週間程度です。
- 風邪とインフルエンザはウイルスの構造が異なるため、別々の病気と考えられています。
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ちょっと検索すれば出てきますよ。 医者のその話も大夫適当ですが…ウイルスが200種と言うか…すっげぇ大雑把な例えですが 車=風邪のウイルスと考えるとわかりやすいかも。 っで、メーカーがウイルスの種類(下に上げてる○○ウイルス)で、いろんな車種がありますよね? ようは車種が200種類くらいあるって事です。 まず、風邪と言いますがこれは総称の様な物であって、「風邪ウイルス」と言う物が居るわけではありません。 例えば「インフルエンザ」であればインフルエンザウイルスに、ノロウイルス感染症であればノロウイルスに感染しています。 風邪の場合は総称であって、実際にはライノウイルスに感染していたり、アデノウイルスであったり、RSウイルスであったり…と数え上げればキリがありません。 と言うか「何らかのウイルス(その他もありますが)で鼻水や咳など上部気道における感染症」の場合に風邪と言われます。実際に何のウイルスかは調べなければわかりません。 っで、免疫ってのも大雑把な話ですが、免疫にも色々あるのですが上に書いた車の例で話すと、「車が入ってきたことによって反応する」ものと、「車のパーツを識別して反応する」ものがあります。 前者のようなものを自然免疫と言い、例えば鼻水や咳などの防御機能もそうですし、インターフェロンやサイトカインを産生してNK細胞の活性化等でウイルスをやっつけます。 後者は獲得免疫と言って、ウイルスを抗原として認識して、抗体を作る等してウイルスをやっつけます。(かなり適当に書いてますが…) つまり、自然免疫はウイルスの種類などは関係なく(上で言うメーカーや車種など関係なく)反応しますが、獲得免疫はウイルス全部を認識するのではなく一部を認識するため、ウイルスの種類が違うと反応しません。つまり、上の例で言うと車のパーツなのでメーカーが違うとあいませんし、同じメーカーでも車種が違うとあわない場合があります。 っで、質問への回答ですが >逆に言えば、ウイルスの構造が異なると、風邪が治ったばかりでも、すぐ別の風邪に罹る 罹ります。自然免疫だけでウイルスの増殖を防げないなら連続して罹ります。まぁ通常よりは罹りにくいですけどね。 >インフルエンザと風邪は全く別物と理解していますが、これはウイルスの構造が異なるからと言えるのでしょうか。 上にも書きましたが、全く別のウイルスです。 >ウイルスの構造って なんちゅう質問だって感じですが、たん白質でできた殻の中心に核酸(人で言う遺伝子)が入った粒子です。当たり前ですがウイルスによって周りにあるたん白質や、中の核酸が異なります。 また、同じウイルスでもそれらが微妙に違い、インフルエンザウイルスの何型みたいな感じになっています。 >構造別にいくつぐらいのグループに分けられるのでしょうか。 いっぱい。っというか様々すぎて…私は知りません。 そもそも構造別というか、基本構造は全部一緒ですし、ある意味全て違う。。。 >免疫が働く期間は、どのくらいでしょうか。 コレも難しい質問ですが、獲得免疫はかなり長いです。麻疹や風疹など一度罹るともうならないと言われるのはこのためです。 じゃあ何故風邪は何回も?っと思うかも知れませんが、それは上に書いた例で言うと下のような感じです。 例えばプリウスのドアに付けれるパーツ(抗体)があったとします。 プリウスがマイナーチェンジしてもドアが変わらないとパーツは付けれますが、ドアの形状が変わってしまうと付かなくなります。 それで、ウイルスの場合はこのマイナーチェンジが凄く頻繁に起こるのです。 車では数年に一回とかですが、ウイルスの場合は常時マイナーチェンジしており、抗体が認識している部分がマイナーチェンジしてしまうと獲得免疫は役に立ちません。なのでインフルエンザなどは毎年罹ってしまいます。 わかりましたかね?