得するかどうかは使い方次第ですが・・・
まあ、利点を挙げると
撮像解像度が極めて高く、歪みの発生が少ない。(とても綺麗である)
フォーカスがフラットベッドまたは接写専用であるため、ぶれやぼけが生じにくい。
複合機を除き、紫外線など特別な感光技術を用いて、ガラス面のゴミ、傷、指紋などを識別しそれをハードウェア技術で除去軽減する技術を備えている。(複合機の場合は、対応機種でもソフトウェア制御です)
スキャナの応用として、機種によって拡大スキャンが可能であり、より細かく写真や画像、雑誌などをスキャンできる。
CCDスキャナの場合は、被写界深度が高く厚手の書籍などで、中央に折り目などがあるものも、黒くなることなく綺麗にスキャンできる。
プレビュー時トーンカーブやノイズ除去コントロールなどのドライバでの補正モードを備えており、デジカメなどで撮影する場合に比べてその画像データにあった取込手法が可能である。
そして、CANONやEPSONのスキャナなら、添付アプリケーションにOCR(画像文字をワードなどのテキスト文書に変換する)ソフトや、画像編集ソフトの簡易版などが添付され、そこそこお得。
などの利点があります。
それに対して、欠点はフラットベッドなら設置場所を取る。
写真や雑誌などの取込がなければ、使用頻度が下がる。
複合機とフラットベッドでは、普通の使い方においては大差がない。
スキャナ単体と複合機であれば、複合機で事足りるユーザーの方が最近は多い。
ことがあります。
よって、既に印刷されたまたは現像された写真や画像、雑誌、新聞などをスキャンするなら、専用機を選ぶに越したことはありません。しかし、その頻度が少なくあまり画質にこだわらないなら、複合機でも良いでしょう。もう、とても頻度が少なく、画質もどうでも良いレベルなら、デジカメでも十分です。
今まで使っていなかったなら、スキャナを使って何をしたいのか、無ければないで良いのか、悪いのかなどをしっかり考えて選択することが大事でしょう。あれば、きっと便利ですけど、使わない人はすぐに使わなくなります。
そういう意味では、単独のスキャナより今ならプリンタとスキャナ機能を兼ねた複合機の方が、入門にはお奨めです。