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インドの不可触賤民の呼び方の違い
最近インドのカースト制度に興味を持った者です. 彼ら自身は自分たちの事をダリットと呼ぶ事やハリジャンはガンジーが付けた偽善的な呼び方との意見がある事を知りました. それ以外に,彼らを指す言葉として以前はパリア(パーリア?)という呼び方があると思っていたのですが,最近ネットで調べてみるとパーリアは太鼓叩きを意味するような事が書いてあるサイトがありました. 彼ら全体を指す言葉として,アチュードなども含めどのような意味の違いがあり,どれが一番適切なのでしょうか? (暫く帰省するので返事が遅くなるかもしれませんのでご了承下さい.)
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最初にお断りしておきますが、専門家ではありません。 まず、日本での呼称と言う意味では「不可触民」でよいと思います。 不可触民関連の著作で知られる故・山際素男氏の著作の中でも「不可触民」または「不可触」と表現されてます。 ※回答とは関係ないですが、興味をお持ちとの事なので。 山際氏の『不可触民 もうひとつのインド』『不可触民の道 インド民衆のなかへ』は探し出してでも読む事をお薦めします。 (既にお読みでしたら御容赦) ご質問の回答としては、言葉の浸透度から「ダリット」( दलित )かな、と思います。 これがよく使われるのは、浸透度以外に、(不遜ではあるが)「彼らの側に立つ」と言う意味合いがあるように思います。 「アチュート」( अछूत ) は、単純に「不可植民」の意味でインド人が使う事が多いようです。 但し、一般的に「不可触民自身はハリジャンの呼称を嫌う」事は知られていない場合が多いので、ハリジャンと呼ぶ人も多いと思います。 (前述の山際氏も最初はハリジャンと呼んでいたのを注意された) 個別の職種を使用するのは、まさしく蔑称としての目的として使われる場合なので、適当とは言えないでしょう。
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- utakataXEX
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#1 です。 >単純に「不可植民」の意味でインド人が使う事が多いようです。 すいません、間違いました。「不可触民」です。
お礼
回答ありがとうございました. パリアについてもう少し知りたいので別の質問をあげます.