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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「ハムレット」について)
「ハムレット」の疑念――ハムレットの行動について考える
このQ&Aのポイント
- 先日、蜷川幸雄演出「ハムレット」を鑑賞しました。ハムレットがボローニアスを殺したことに疑問を抱いています。ハムレットが正義を行おうとしているのに、恋人の父を殺してしまったことが気になります。
- ハムレットの行動は冷たいと感じられます。相手を確認もせずに殺してしまったことに納得できず、ハムレットに感情移入できないです。
- ハムレットがボローニアスを殺したことで恋人の心に打撃を与え、ハムレットに対する復讐心を燃やすことになりました。なぜハムレットはこんな行動をとったのか、ご意見やご考察をお聞かせください。
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質問者が選んだベストアンサー
こんばんは、はじめまして。 新演出の「ハムレット」は見てませんが、ストーリーは同じなので、私見を。 ハムレットが、周囲を油断させるために、公的には「狂人に見えるように」装っているという前提がすっぽ抜けていませんか。 ハムレット自身は、せめて恋人のオフィーリアだけには真実を言いたかったかもしれませんが、彼女は実父の敵である叔父の側近の娘、言いたくても「父の敵を討つ」大義のために真実が言えない。どんなに彼女を愛していても、彼女を失望させることになっても、狂人のふりをし続けなければいけない。彼女をも騙すために「尼寺へ行け!」とまで言わざるを得ない。ここにハムレットの苦悩があると思います。 「ハムレット」を見るときは、ハムレット自身の真実の言葉(独白・ホレイショーとの会話等)と、ハムレットが狂人に見えるようにわざと言っている言葉とを、台詞で聞き分けなきゃいけないので、ちょっと大変ですよね。
お礼
ああ、なるほど! ・・・と、膝をたたきました。 するどいご指摘、ありがとうございました。 ハムレットの本心と狂人を装わなければならない事情を考慮しなければならなかったんですね! (そして、それは本作全編にわたることなんでしょうね) わたしの観方は、本質的に、どれほど浅はかだったのかが理解できました。 また見返す際には、新たな視点でDVD鑑賞することにします。 誠に、わかりやすく解説してくださり、ありがとうございました。 ベストアンサーですっ!!