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コインローファーは秋冬に履いても問題ない?
- コインローファーは春夏に素足で履くと履き心地が良いというイメージがありますが、実際には秋冬にも履くことができます。
- スタジアムジャンパーを着たアイビーリーガーが秋のコーディネートでコインローファーを履いている写真も存在し、季節によっても履き方は変えることができます。
- 穂積和夫先生の『絵本アイビーボーイ図鑑』にも秋冬のカテゴリーでコインローファーを履いたイラストがあり、コインローファーは季節を問わず楽しむことができます。
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私以上にアイビー、トラッドファッションについての見識の深い方は山ほどいるでしょうからどうか「師匠」はご勘弁をm(__)m 私の回答も的を得ていないかもしれませんので、そんな方々に自分が「師匠」などと呼ばれているのはおこがましい気がしますので。 ジョンストン&マーフィーやオールデンなど歴代大統領御用達として大人の靴というイメージがありますが だからといってBASSが高校生が履く靴などと定義づけるのはどうなんですかね。 私はローファーに関してはBASSほどきれいなシルエットは絶対にないと思っています。 ジョンストン&マーフィーはローファーというよりストレートチップやウイングチップと言った スーツ専用のレースシューズ(ひも靴)が得意で、ジョンストン&マーフィーのローファーは あまり好きではありません。 ビーフロールはもともと好きではありませんが、ハーフサドルもシルエットがどちらかと言えば ブリティッシュ調でコールハーンやオールデンなどもどちらかと言えば英国調に近い少し ドレッシーな感じでそれが好きな方はそれを履けばいいんだと思いますよ。 ジョンストン&マーフィーやオールデンを履いているから大人でセンスがいいとは決して言えず 私はスニーカーも大好きなのでナイキやアディダスなどのクラシックタイプのローテクランニング系 (カントリーやコルテッツ、ワッフルトレーナーなど)毎日のように履きますし、ユニクロだって 良い物はどんどん取り入れています。 (一発で分かるようなアウターではなく肌着やヒートテックソックスやタートルなど) 自分が好きな物は自信を持って身につければいいと思いますよ。 何と言われても「僕はこのBASSのシルエットが好きなんですよ」と言えばいいですよ。 私はもう手に入らなくなりましたが、20歳の頃BASSがチヨダシューズが扱っていた頃に持っていた スコッチグレインレザー(型押し模様のレザー)のブラウンのローファーがあれば今でもすぐに買うでしょうね。
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- 五十肩(@fiftyshoulder)
- ベストアンサー率78% (1504/1928)
60年代のアイビーブームは独特なスタイルで細身のパンツで丈は短め、ジャケット類は3ボタン上2つ掛けなど (私はまだ小学生ぐらいの頃ですが、この頃のファッションに憧れて高校生の時には、バックストラップ付き 3ボタン上2つ掛けの完全アイビーモデルのマクベス(もうないメーカーですが)のヘリンボーンスーツなどを 着ていました)現在にはあまり残っていない特異なディティールの服が多かった時代です。 それが70年代になり正統派アメリカントラディショナルが定着してくるにつれてパンツもストレートのパイプドステム ジャケット類のディティールやその他のセーターやアウター類も現在まで引き続き愛されているものが多く 着こなしに関してもこの時代が最も基本中の基本が多く、VANの全盛期は70年代が正に最高潮で全国に 正統派トラッドクラブがいくつもあって、情報量も多くなりみんな競って洒落まくっていた時代でした。 幻の銘刊「Made in USA catalog」が創刊されたのも75年でした(当時1、2を持っていました) http://kodamono.blog41.fc2.com/blog-entry-695.html これによってアメリカの今までのトラッドスタイル以外にアウトドアブランドのウェアなどが紹介されて VANもSCENE (シーン:76年発表)ブランドを立ち上げ、それまでのガチガチのトラッドからもっとアメリカナイズされた ヘビーデューティー系のファッションなども発売されるようになり、HDアイビーやアウトドア系のファッションも どんどん取り入れるようになり、ダウンや(当時はほとんどベストでしたけど)マウンテンパーカなどの ナイロンシェル系のアウター、ワークブーツなど現在のアメカジファッションの基礎が出来たのもこの頃です。 私自身70年後期にトラッドショップのスタッフとして3年ほど毎日、VANやその他のトラッドウェアと接してきて この70年中後期がアイビーやトラッド系のアメリカンファッションの着こなしに関して、もっともオーセンティックなものから 常にリバイバルしてくるプレッピーなどの基本となる着こなしが身に付く時代だと思っています。 ですから色の組み合わせやディティールの違いによる組み合わせなどアレンジが普通に効くようになると思います。 この時代の着こなしが身に付いているといつの時代も乗り遅れることなく、その時その時でガチガチの流行ではなく さりげなく大人の着こなしや、思い切りラフにパッチマドラスのショーツにRALPHのポロなど50歳を過ぎた現在から 多分死ぬまでもアメリカンファッションが大好きで着続けられると思っています。
お礼
70年中後期がもっとも基本を押さえていて、 基本を理解していれば応用がきくからなんですね。 師匠は洋服、アイビー・トラッドの見識が深く、 回答も分かりやすく説明して頂くので、とても理解できました。 いつもありがとうございます。 最後に一つだけご意見をお聞かせ頂きたい事がございます。 先日、私の知人である男性(師匠くらいの年齢)が コインローファーを履いていて、 当該靴を見せながら僕に冗談ぽくこう言いました。 「高校生くらいのガキが履くバスじゃないぞ。 ジョンマーだ(ジョンストン&マーフィー)。」 以前、師匠に勧めていただいた G.H.BASSのWEEJUNSは、 とても気に入って履いているのですが、 BASSには知人男性が言うようなイメージがあるのでしょうか? http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5986807.html
- 五十肩(@fiftyshoulder)
- ベストアンサー率78% (1504/1928)
本来ローファーはスーツ(コットンスーツにはOK)以外、ブレザー、カントリージャケット、セータースタイルから G9やスタジャンなどのジャンパースタイルからマドラスのパンツやショーツまで何でも合うオールマイティーの靴です。 例えばシェットランドクルーのセーター、中にはオクスフォードやビエラなどのBD、厚手のチノやコーデュロイパンツ アーガイルソックスにローファー。こんなコーデはごく正統派の冬のアイビースタイルです。 肌寒い日は上にちょっと厚手のG9やドリズラーなどのトップス。 こんなスタイルは当時ごくごく普通にしていましたね。 また#2さんもおっしゃっていますが、ざっくりとしたカジュアルな雰囲気のハリスツィードのカントリージャケットに 厚手のBDやケーブルニットのタートル、ボトムはコーデュロイや厚手のカーキなどのジーンズにアーガイルや ちょっと厚手のリブ編みのカラーソックス(濃いめ)にローファー スタジャンに中にはトレーナーやパーカ、ボトムはブルーデニムをロールアップしてカラフルなカラーソックスで アクセントを入れてローファーでも十分カッコ良く決まりますよ。 こんな風に冬でも正統派アイビースタイルなら問題なくマッチしますが、例えばダウンやPコート、ゴアテックスや 新素材系のナイロンジャケットなどアウターがHDやアウトドアっぽいものになるとマッチしなくなりますから 何でもかんでもOKという訳ではありません。 1970年中期から後期ぐらいのメンクラのバックナンバーをヤフオクや古本屋などで安く手に入れると とてもいい教科書になりますよ。 私が高校生の頃は学校の教科書はほとんど開いたことがありませんが、メンクラは毎月かかさず買って 一字一句まで何度も読んでいましたね。
お礼
fiftyshoulder師匠、いつもお世話になっております。 師匠の具体的なアドバイスを 貴重な資料の一つとして参考にさせて頂き、 畏敬の念を抱いております。 ありがとうございます。 さっそくですが、1点ほど確認したいことがございます。 メンクラが、アイビー、アメトラのいい教科書であることに異論は無いのですが、 なぜ1970年中期から後期辺りのものなのでしょうか? 60年代のVANによるアイビーブームが終焉し、 アメトラ、アイビーがお洒落の定番になった(沈静化した)時代であるのが、 70年代ですよね・・? アイビー(プレッピー)ブーム再燃の80年代初頭等や、 プレッピーに影響を受けたと言われる80年代後半の渋カジ時代のものではなく、 師匠はなぜ1970年中期から後期をピックアップされたのでしょうか? その趣旨、理由をお聞かせください。
- Aoki Ken(@kenaoki)
- ベストアンサー率77% (189/243)
天気の良い日でしたら全く問題はないと思いますよ。またコインローファーと 言いましてもBassなどのマッケイ・グッドイヤー製法のものから、オールデンなど の本格的なグッドイヤーウエルト製法で作られたものまで様々です。個人的には 冬の天気の良い昼間、近所に買物に行く際に、着込んだツイードジャケットに 洗いざらしたオックスフォードのBDシャツ、リーバイスの501といった格好にBassの ローファーを合わせたりするのは”あり”だと思います。もう少しきちんとしたジャケット スタイルであれば、スコッチグレインレザーやスエード素材のローファーを厚手の チノーズなどと合わされたら如何でしょうか。
お礼
>冬の天気の良い昼間、 >近所に買物に行く際に、 >着込んだツイードジャケットに >洗いざらしたオックスフォードのBDシャツ、 >リーバイスの501といった格好にBassの >ローファーを合わせたりするのは”あり”だと思います。 やはりそういうことになるんだと思います。 穂積和夫先生の著書でも インバー・アラン等にあるショールカラーのアランセーター着た人が ロファーを履いているのですが、 わざわざ大根の入った買い物カゴを持ってます(笑)。 とても参考になりました。 ありがとうございます。
- cl1_bs_euro_r
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スェード素材でありません? 全体的に重い印象のファッションでしたらブーツ 軽い印象にしたい場合は、ローファーとか 私なら使い分けます
お礼
かしこまりました。 回答者様は、洋服の知識、経験ともに豊富で、 圧倒されておりましたため、「師匠」とお呼びさせて頂いたのですが、 当該敬称は差し控えます。 私もBASSのローファーは素晴らしいと思っています。 ガラスレザーでツヤがあって、きれい目に着こなしたい自分の好みにあってますし、 奇をてらってないクラッシクかつベーシックなシルエットはカッコいいと思います。 (あまり洋服・靴に詳しくないのに偉そうに言って恐縮ですが・・・) 価格もオールデンのように10万円弱ほどする高価なものではなく、 背伸びしてはいてない感じが個人的には、良いと思ってます。 >ジョンストン&マーフィーやオールデンを履いているから大人でセンスがいいとは決して言えず そのとおりだと思います。 オールデンのような高価な靴をはいてても、 バランスやシルエットがおかしかったら、 かっこ悪いですから・・。 >自分が好きな物は自信を持って身につければいいと思いますよ。 >何と言われても「僕はこのBASSのシルエットが好きなんですよ」と言えばいいですよ。 まさにこれに尽きると思いました。 >20歳の頃BASSがチヨダシューズが扱っていた頃に持っていた >スコッチグレインレザー(型押し模様のレザー)のブラウンのローファーがあれば今でもすぐに買うでしょうね。 回答者様はその靴の良さを知って、 本当に好きでbassのローファーを履かれていらっしゃるんですね。 この度の回答で疑問が解決致しました。 感謝の気持ちでいっぱいです。、 ありがとうございました。