こんばんは
単純に「外形が大きくなった」ことで、ゴムチェーンの場合、絶望的です。
ラダータイプ金属チェーンの場合、前の車で「あまった部分を折り返して使用していた」などの状況であれば、まれに「長さが足りる」場合があります。
この場合でも、チェーンがホイルを傷つける可能性は否めません。ぎりぎりの長さのチェーンは、着け外しが厄介です。
ちなみに、「バイアスロン」など、樹脂系のチェーンで、乾燥路でもタイヤのゴム面が接地しないものは、積雪地に着いた時点で装着してしまうならば、そのタイヤに限っては「スタッドレスタイヤ」にする必要がない。(ただし、アイスバーンにノーマルタイヤは無力です。また、製品に付いている着けはずしのためのハンドルを紛失する可能性もあり、代わりになるスペアのハンドルを購入しておくか、プライヤーなどを準備しておかれることをお勧めします。)
また、この手のチェーンで、雪のない道を走ると、実は接地しているのがスパイク部分だけになり、危険です。
FR車の場合、金属チェーン+スタッドレスタイヤが、雪道の登りには最強で、(登りで荷重が後ろになるため) ノーマルタイヤにいかなるタイヤチェーンでも、ハンドルを切っても方向が変わらないという、悲惨な眼にあいます。
最近の金属チェーンは「細く」できており、接地面でタイヤ側に食い込み、スタッドレスタイヤのゴム部分が「接地」するように考えられています。
関越トンネルは、金属チェーンを外すことになっており、脱着が面倒ではあるものの、使用する年数にもよりますが、「KONICK](スペルが違ったかな?イタリア製です)が、固い鉄を使っており、¥20,000内外の価格も、何年も使って「安い買い物だった」と思うでしょう。
同じような「亀甲型」の細いチェーンで、「雪んこ」だったか、そんな名前のものは、サイズにもよりますが、同程度の寿命であり、価格も数千円で、毎年スキーに3~6回程度使って、行程上の乾燥路でも外さないで、6年使用後、チェーン自体の太さが、数本 半分くらいに減った程度の長寿でした。
ただし、金属チェーンの多くは規定速度が、30Km/hです。(樹脂、ゴムチェーンの場合、多くが50km/hの規格で作られています)
クルマを替えて、 205-55-16 から、215-65-17に変わってしまったので、人にあげてしまいましたが、3年経って、まだ使えるそうです。
タイネットのような「ゴムチェーン」は、FR車に使用すると、スキー場の入り口の傾斜を登り切れず、危険を感じました。(12年くらい前の ノルン水上スキー場にて)
車が新しくなって、この機会に、純正と同じサイズのスタッドレスタイヤと、チェーンを購入することを 強くお勧めします。
ついでですが、
クルマに付いているホイルが純正品でしたら、そのホイルにスタッドレスタイヤを
はかせて、来春なり、その場でデザイン系のホイルを買って、3シーズン用(夏用)タイヤをはめなおしてもらえば、幾分かは値引きが見込まれる(タイヤ屋さんは今、スタッドレスタイヤは売れるが、夏用タイヤの売れ行きは落ちているそうです)と思います。
預けてくれば良いわけですから、待ち時間も短縮できますし。(タイヤを積んで帰れるクルマでしたらですが。)
純正ホイルは、BBSなど一部の製品を除き、デザイン重視のホイルより堅固に作られており、雪に隠れた段差などの突き上げに対しても、曲がり、傷に際しても安心感が有ります。(タイヤ屋さん談)
●スタッドレスタイヤとホイルがセットされている商品は、タイヤ代を引いてしまえば、いかにホイルが「安ものか」がわかりますよね。タイヤ自体が去年の売れ残りって可能性も多いですし。タイヤの製造年、何周めかを確認しましょう。
スタッドレスタイヤがアイスバーンでグリップを発揮するのは3年間、その内、1年過ぎた商品など、値段が2/3でいいはずです。
外したタイヤを放っておくと、いざ付け替えようという時に、水気が溜まっていたでは面倒です。
古ーい話、SUBARU 1000という車がFFをアピールするために、雪道を駆け抜けるCMが有ったのですが、エンジンブレーキがフロントにかかるため、今ではFFなら大丈夫なんて、お笑い草です。
ご参考にしていただければ幸いです。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 現在のタイヤ規格は、保有しているチェーンの適用範囲外です。 ただし、材質がゴムということで、走行時の摩擦などの温度上昇による伸びを考えたら使用できるかな、と思ったものです。 とはいえ、ご回答いただいたようなリスクが当然考えられますよね。 ありがとうございました。