わたしはどちらかというと古典好きで、印象派よりあとの画家はおおむね好きではないのですが、なぜか入ってしまいました。
多分こじんまりしたところが決め手だったんだと思います(^_^;)。(大きかったらきっと入らなかったに違いない……)
スペースがスペースなので、ダリの膨大な作品群が!というような迫力はないのですが、わたしのように特に好きではないけど見てみた、という者にとっては丁度いい密度でしたね。
さすがフランス、趣味の空間作りは非常に上手です。ほんの少し混み加減だったような気がするのですが、日本の企画展などの人の多さとは全く違い、好きなように見られます。のんびりと。照明が暗め(たしかメインの展示室は地下にあったと思います)だったことも、落ち着いた雰囲気を作っていたと思います。
総体的に言えば予想よりずっと楽しめました。お好きなら行った方がいいですよ。
たしかグッズの類も充実してた筈です。わたしはそこで家族へのお土産を買いました。
また、レスパース・ダリがあるモンマルトルの丘はお散歩コースとしても絶品で、わたしがパリで一番気に入った場所です。多分(特に表通りは)混んでますが。
サクレクール寺院からラパンアジルまでふらふら歩いてみて下さい。ラパンアジルのそばにあるぶどう畑が何だかとても気に入りました。いらっしゃった時には是非alcheraがよろしく申していたとお伝え下さい。←誰に……(^_^;)。
ちなみに蛇足ですが、ダリがお好きなら福島県は五色沼のそばに「諸橋近代美術館」がありまして、そこはダリがメインですよ。出来たあと何年も経ってから足を運んだのですが、やっぱり「好きだ」という出発点を持つコレクションはいい味出しますね。学芸員の方からも愛を感じて、なかなか満足できました。
URL貼っときます。いつの日かどうぞ。