会社などからの枕花についてどう思われますか
表題についてです。
わたしは家族が亡くなった時、
直後は現実を受け止めきれなかったことと、そっとしておいてほしかったことなどから
自分の勤めている会社に、忌引きでお休みをいただく連絡と合わせて
口頭で何度も「家族葬になりますので、お花やお香典も全て辞退させてください」と申し伝えました。
にも関わらず、課のみんなから実家に枕花が送られてきて
(故人の家とは違うため、再配達のお願いをするなど受け取る際にも手間がかかりました)
そこには印字で「○○様のご冥福をお祈りします」などテンプレート的な文章が書かれていて
そこでまた○○(家族)が亡くなったのだという現実をまじまじと見せつけられ、
大変辛い気持ちになりました。
出社してからも、現実が受け止められないままで
しばらくはそっとしておいてほしかったのに
「御愁傷様」「大変だったね」「少しは落ち着いた?」(そんなに早く落ち着く訳がない)などと声をかけられ
現実に自分がついていけず、普通に振る舞うのがやっとだったのに
「大丈夫です。ありがとうございます」と笑顔を作るのがとても辛かったです。
ちなみにお葬式に飾るための供花は、故人を見送るため、偲ぶため必要だと思っています。
飾るためお金を出し合ってくれる親戚・友人もありがたいと思います。
でも、訃報を聞いてとりあえず送る枕花ってどうなんでしょうか。
もちろん"送る側"と"送られる側"の関係で印象は随分変わると思いますが、
会社の人達は基本的に家族がどういう人間だったのか、どういう経緯で亡くなったのか知りません。
その上でのそうした行為は「私はあなたを、そしてあなたの家族のことをこんなに思ってるんです・・」という押しつけや
「会社の人の訃報にとりあえず対応した」という自己満足のような気がしてなりません。
家族の死は、本人にとって大変デリケートで、
しかも立場や関係によって大きく個人差がある問題だと思います。
それなのに決まりごとのように枕花を送ったり、お悔やみの声かけなど簡単に口にしてほしくないのです。
それなら「葬儀に供花を」とそっとお金を送る方が
よほど向こうにとっても有り難いのではないかと思ってしまいます。
ですから、同じように会社の同僚が家族を亡くした時、すぐに枕花を送ることに躊躇してしまいます。
とはいえ、送ってもらう立場の人の大多数がそうした枕花に「嬉しい」「有り難い」気持ちになるのでしたら
私のような思いをごく少数派の思いとして受け止め、今後は家族葬と言われても枕花用に積極的にお金を出すつもりです。
私のような考えはおかしいのでしょうか?
同じように感じた経験がある方がいらっしゃればお聞かせください。
※ちなみにお祝いのお花などはどんなときでもどなたからでも嬉しい・ありがたいものだと感じています。