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医療保護入院の家族への敵意とは?
- 配偶者の医療保護入院により、家族への敵意が生じるケースがあります。
- 患者の統合失調症の症状により、家族は心の苦しみを抱えることがあります。
- 医療保護入院後の退院後も敵意が残るのか、家族は不安を抱えています。
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誤解のないように 私が前に統合失調症ではないかもと書いたのは何も主治医が誤診していると 言っているわけではありません。 急性期の治療は統合失調症であろうがなかろうが、現在のような分裂状態の 治療法はあまり違いはありません。 ただ統合失調症と診断されると本人はもとよりご家族の方が大きなショックを 受けられると思います。 しかし統合失調症である可能性も含めてですが、今の状態をみれば 統合失調症に思えます。 しかし統合失調症の典型的な症状があまりにも揃いすぎています。 統合失調症の診断は急性期に行うのではなく、派手な症状が収まってから その後の状態を精神科医が心眼で診て診断を行います(良い医者なら) 躁鬱病でもアスペルガー症候群でも幻聴は起こります。 精神科の病気はボーダーレスです。 また診る医者によって診断も違ってきます。
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お気持ち察します。 私は入院させられる側としての経験者です。 私は留学中に彼氏との別れ話の果て、自殺未遂をして救急を呼ばれて、そのまま入院させられました。実際に非常に取り乱れており、保護入院せざるおえない状況だったでしょう。 そして約1週間の入院をした訳ですが、無事退院といったわけではなく、彼氏に危害を与える可能性有りとのことで強制帰国・日本での通院となりました。 それはそれは… 精神病棟は非常に恐く、私にとっては動物園のように思えましたから、一刻も早く外に出たいと思っていました。退院当日まで出れる見込みも教えてもらえなかったので、一生入院暮らしとまで妄想しており不安で一杯で、「愛した」女性をこんな場所へ入れる彼に自殺して罪を擦り付けてやろうかと思うほど恨みに恨んでいました。 退院後、彼に入院させられたせい(元は私の自殺未遂が原因)で留学中の大学も休学しなくてはならなくらり、帰国して治療に励んで半年が経ちました。 退院後数ヶ月は彼を許せない気持ちで一杯でしたが、半年経ち今では大学復帰までの仕事も始め、鬱状態から救ってくれた彼に感謝しています。
お礼
敵意等は確かに記憶として消えることは無いが、それがどのように変化していくかということですね。 経験談を読み、愛情のエネルギーのようなものの存在を感じました。 ありがとうございました。
- kayadrop
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統合失調症ではないのですが医療保護入院させられたほうの意見として。 無理やり保護室(入ったことはありますか?・布団とトイレしかない狭い部屋です)に入れられ 何にもしない時間、もちろんテレビやラジオなどもありませんからボケーっとするしかないです。 食事や消灯時間で今何時ぐらいなのかわかるといった部屋に入れられるわけです。 精神的に更に追い詰められます。 しかも、医者はそんな日時もわからなくなっていく患者に「今日何日ですか?」などと聞きます。 わからないと答えると出してくれません。カレンダーがないのにわかるわけがありません。 私は保護室は1週間で閉鎖病棟は1ヶ月入りましたが、 はっきり言って退院するためにおとなしくしてました。 保護室をでられたら毎日でも面会に行ってあげてください。 何にもしない、希望さえ持てない入院中に支えになると思います。 それで少しは敵意も治まるかもしれません。 私は退院してしばらくたちましたが、入院させた親と医者を信じていません。 敵意をむき出しにすることはありませんが、信用は簡単に回復しないと考えていいと思います。
お礼
病勢が非常に強いので、希望とか支えとか、あまり判断できる状態ではないようにも感じます。 目の前の現実の医師や看護職員よりも、幻覚のなかの人物との会話等とのやりとりに気持ちが奪われているかのようです。 薬が効いて、現実認識の中で会話できるのを待つしかないかもしれません。 保護室でのご経験、ありがとうございました。厳しい情報ではありますが、ありがたく読ませていただきました。 ありがとうございました。
- kouji0315
- ベストアンサー率33% (37/110)
追記です 急激な発症、派手な症状な患者さんほど予後が良いです。あくまで一般的には。 主治医に先生もそのことは分かっていらっしゃると思うのですが、 確実でないことを一般論で話せないのが医者の責任なのです。特に精神科の場合は。 ご主人の場合もしおっしゃるように統合失調症ならば緊張型になると思います。 文面からでは統合失調症ではない気もしないわけではないですが。。。 (専門的な話はやめますね) この先また穏やかな家庭生活を営むことも可能ですよ。 今の派手な症状を見ると想像できないかもしれないですが、まず大丈夫です。 派手な症状は必ずおさまりますし、このような急激な発症をする患者さんは 荒廃してゆくことはまず無いです。 今貴女が何を考えても悲観的な考えが多くをしめてしまうかもしれません。 どうぞ少し余裕を持ってください。 今の状態の時にあまり病院へ行くことも良くないかもしれません。 無理して病院へ行かないことです。 自分のペースでやってください。ご主人は必ず自分を取り戻されますから。 大丈夫ですよ。
お礼
丁寧なご回答に深く感謝しております。 ここ数日、私も緊張型とか妄想型とか・・・、いろんな文献等に触れ、患者を型にはめて現実を捉えようとしている自分に気づいています。 とにかく、プラスな思考と、どうしようもないマイナスな思考が入り乱れている感じです。 しかし、今まで何年も服用していたリスパダールが今回の急性症状には効かず、セレネースやジプレキサなどを使用しても、なかなか状態が落ち着かないので(入院2週間目)、入院という本人の一番抵抗する環境に加えて、それこそ人間の心を、この私の手で壊してしまう措置を取ってしまったのか? などという考えも付きまとう始末です。 それこそ、統合失調症ではなく、誤診?などの考えもあります。でも、幻聴と対話したり空笑などの症状をみる限り、素人の私でも、やはり主治医同様。統合失調症ではないかと思うのです。 もしも、そうでなかったならば、私は家族として何年もの間、誤診を放置したことにもなります。 いえ、そういうことは可能性としてとても考えにくいものですので、とにかく今現在の治療内容を信じて 祈るしかないのですが・・・。 追記、ありがとうございました。 深く感謝しております。
- kouji0315
- ベストアンサー率33% (37/110)
あなたのとられた対応は正解です。この場合医療保護入院が最善です。 患者が一時期敵意を覚えてもこれが最善です。 このタイプの患者さんの場合病勢が強いときは薬もきかない時期が続くこともあります。 でもだいたい30日(そんなに掛かりことはまれですが)もすれば興奮や活発な 幻聴などの派手な症状はなくなります。 どうぞあまり心配はしないでください。派手な症状は必ずおさまりますから。 敵意については想像でしかないですが、いままで家族関係がうまくいっていたのなら 心配はないと思います。 あなたがこれからなすべきことは再発の予防です。 これには家族の協力が必要です。 詳しいことはご主人?の症状が収まってから主治医とお話されるといいです。 今の派手な症状は必ずおさまります。そして家族関係が良好だったのなら敵意についてはあまり心配はないと思います。
お礼
派手な症状は必ず収まる。かなり気持ちが軽くなります。こういう事を言っていただけると・・。 主治医は、そんな事言ってくれませんでしたので。 幻聴がどこまで取れるかはわからないが、落ち着かなければ話も聞けないし、他に何年も入院する方もいるし、個人差もあるから・・・などが主治医からの説明です。 でも、私は絶対に状態は良くなることを信じます。 ありがとうございました。
- sakura-394
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「苦渋の決断」と、その後のご心労をお察しします。 「家族に敵意」とありますが、これも統合失調症の『陽性症状』の一つとお考えください。 陽性症状が顕著に現れるタイプの統合失調症の場合、ご本人に状況を理解してもらい、ご本人が納得の上で治療を行うことは、非常に困難です。 また、そのような状況があるからこそ、『医療保護入院』という、ご本人の同意を得ずに入院治療を行う制度があります。 ご質問についてですが、多くの患者さんは、陽性症状が落ち着いた時点でも、興奮状態の時の記憶はしっかり残っています。 特に、家族や医療スタッフの言動など、鮮明に覚えておられるケースが多いです。 「無理やり押さえ付けられて救急車で運ばれ、保護室に入れられた」など、“その時”の状況は、はっきり記憶されています。 しかし、「無理やり押さえ付けられ――」も含めて、その時の家族や医療スタッフの言動が悪意によるものか、あるいは止むを得ないものであったかは、冷静に理解されるケースも少なくありません。 > 症状による無礼に病院職員に乱暴に扱われていないか 一昔前であれば、そのような状況もあったかも知れません。しかし、今現在においては、症状や病状に対して、短絡的かつ感情的に対処する医療機関・医療スタッフはほとんどいないと認識しています。但し、毅然とした態度で臨むケースはあり得ます。 > 身を切られる想いで医療保護入院を決断した経緯などは患者の心に通じる日は来るのでしょうか? 前述の通り、今の敵意は陽性症状の一つです。 少し、時間が掛かる可能性はありますが、陽性症状が落ち着けば、冷静に理解される日も来ると思います。 逆に、「家族に申し訳ないことをした」と、自責の念に駆られてしまうケースもあります。 決して焦らず、あきらめず、「家族を大切に想う」というお気持ちを貫いてください。 また、「家族の問題」として、ご家族だけで抱え込まないでください。 主治医や看護師、病院のケースワーカーなど、大いに専門職や第三者の力に頼ってください。 あるいは、家族会など、同じように「苦渋の決断」を迫られたご家族との交流の機会があれば、ok119さん自身の心の支えにもなると思います。 あくまでご質問を読ませて頂いた限りの、私個人の感想ですが、決してok119さんの判断は間違っていないと思います。
お礼
家族への愛情を貫きたいと思います。今までもそうでしたが、時折、貫けぬような感情に包まれることも正直ありました。自分の人生は何のためにあるのか?と。 でも、これからも真っ直ぐな気持ちで接したいと思います。 主治医や看護師の方々はお忙しいのでしょうか、相談を持ちかけても早口で切り上げようとする感じです。単科の精神病院で患者さんも他に多いからなんでしょうかね。 WEB上で親切にお答えしてくださる方々には感謝いたします。 ありがとうございます。
- JP002086
- ベストアンサー率34% (1535/4403)
>自分を病棟に閉じ込めたのはお前だろうと言わんばかりの激しい敵意で、話すらできませんでした。 と言う事は、陽性症状が治まっていないのではないでしょうか。 統合失調症については、発症後10年経過時には、1/4が完全に回復、1/4がかなり改善(比較的自立)、1/4がある程度改善(自立はかなり困難)、1/4が欠陥状態or荒廃状態に陥る。 と言われています。 “完全に回復”と“かなり改善(比較的自立)”をとると、50%希望を持てると統計的な数値を見ると“幸せな家族生活は無理ではない”と言っている様にも見受けられます。 また、精神疾患の場合ほとんどがそうなのですが、波状的パターンと言った方が判り易いと思うのですが、波のように上下しながら治まっていく治り方をします。 初めて発症してから何年経過しているか判りませんが、治っていく途中の大きな波と捉えてみては如何でしょうか。 精神的なリハビリに関しては、支持的精神療法、家族療法、レクリエーション療法、芸術療法などが良いとされていますが、“洞察的精神療法は原則として適応なし”と言われていますので退院されリハビリを受ける際には、参考にしてください。 入院された本人も家族も大変な苦労をします。(私も入院させた方なので) まずは、本人が落ち着いたら色々な面で支え合うのが良いと思います。 “幸せ”って“なんでも楽な”や“いつでも楽しい”と言う「快楽」ではないですよね? 色々苦労しても、ちょっとした事「言葉」や「行為」が、“幸せ”と感じるのですよね? 毎日日々辛い思いをされているのは、入院されている本人もそうですし、家族みんながそうなのです。 一度、閉鎖病棟に入られると開放病棟へ移され、何回か外泊をした後に退院になるかと思います。 退院された時には、家族全員でちょっとしたお祝いをしてみては如何ですか? (私の場合は、ちゃんと退院祝いをしました) ご参考にどうぞ
お礼
幸せは快楽ではない。その通りですね。退院して患者がもしも、私に笑顔を向けてくれたなら、私にとって、それに勝る幸せはありません。ありがとうございました。
- りな(@rinarina0301)
- ベストアンサー率26% (164/626)
すいません。あらかじめ言っておきます。 私は高校生なので専門家ではありません。 …が、一つだけ答えられるものがあるので回答します。 私も都立の精神科病院に医療保護入院させられたことがあります。 里親が決めた事でした。 理由は、度重なる危険なレベルのリストカット 幻聴、幻覚、自殺願望(自殺未遂あり) のために入院しました。 ちなみに病名は「うつ病」「適応障害」です。 入院して最初に考えることは… 「なぜ自分がここにいるのか?」です。 どう考えないよう努力したって この考えに至ります。 そして、「自分は病気じゃない!」と考えるのです。 私もこれにどっぷりハマリました。 でも、病気なんですね。これ考えるあたり。 そして、もちろん医療スタッフ、看護師さんにも敵意を表します。(親にぶち込まれたのですから不満はそっちに向きますよね) 医師の言葉はなんとか聞ける程度です。もう早く病院を出たくていてもたってもいられない状態です。本当に辛いです。 しかし、どう喚いたって病院から出してくれないわけです。なので不満が溜まります。よって情緒不安定状態になります(幻聴がひどくなったり、幻覚を見たり、とにかく耐え難いものです)そうすると退院が延びるわけです。まさに悪循環。 数週間で、やっと落ち着きました。「まぁいいか」と思えるほど楽観的に。そうすると医師たちが退院を目処に考え始め、次期に退院が決まっていくのです。 質問者さんの配偶者さんのことですが、質問者さんへの敵意は計り知れません。治まるかも見当も付かないほど大きいものかもしれません。でも、その敵意を受け入れないと始まりませんよね? まずは配偶者さんのことを受け入れないといけないのかなと思います。 入院を嫌だと言うのは当然の思考です。当たり前です。 それでも、仕方が無い入院だったんですよね? なら配偶者さんにゆっくりとそれを伝えつつ病状を見守っていくしか当面は対処が無いと思います(私の意見ですので鵜呑みしないで下さい) 家族への敵意は残ると思います(私は残りました。他の例が分かりませんが、どうなのでしょう?) 数年、数ヶ月で薄らぐ可能性ももちろん考えられますので(私は1ヶ月間恨みがありました)、どうしても心配でたまらない場合は医師と相談してみて色々と決めるに他ならないと思います。 とにかく医師と相談して今後の事を決めて行ってはいかがでしょうか。 私の回答は全然参考にならないと思います。 たぶん、質問者さんのご希望に沿わないと思うので、他の方のご意見を参考になさってください。すいません。
お礼
参考にならない事などなく、ありがたく読ませていただきました。その文面よりひとつ、私の胸に響いたことがありました。その敵意を受け止めないと始まらないという箇所です。 人を愛するとはどういうことなのかという思考にも繋げて、その言葉の意味を深く考えてみます。まことにありがとうございました。
お礼
再三のご回答、深く感謝いたします。 私自身、精神医療の深い知識でもって思考を巡らすには限界がありますが、家族として素人ながらでも知識等を学び、患者にかかわっていきたいと思います。 ネット上ではありますが、誠意あるアドバイスをいただきまして誠にありがとうございました。