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大学の授業のレベルは、概ね偏差値(入学難易度)の通りだと思ってよいでし
大学の授業のレベルは、概ね偏差値(入学難易度)の通りだと思ってよいでしょうか? 例えば偏差値50の公立高校の生徒が開成高校の授業を受けても、ついていけるわけがないのと同じ様に、偏差値50以下の大学の学生が東大や早慶の授業を受けても全くついていけないと考えるのが自然でしょうか?
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同趣の科目を複数の大学で講義する立場でいうと, ・難関大学では「対等」で教える。受講生のなかには将来の学問的な後継者が混じっているから。 ・地方国立大学や中堅私大レベルでは「手加減」して教える。つまり,難解と思える内容には時間や手間をかけ,「発展的学習」ははぶく。 ・低水準の大学では「手抜き」して教える。細かいことを言っても理解できないから。 だから,適正水準ではなく間違って上の大学へ入れば,厳しいでしょうね。ぼくのクラスなら。 なお,一般的には, ・英語と初習外国語は,難関大学と中堅以下では歴然とした違いがあります。後者はへたをすると中学レベルすらあぶなく,「完了形がわからない」という学生もいます。そういう人が間違って難関大学に入れば,卒業間際になっても語学の単位が取れないという,典型的な落ちこぼれになるでしょう。 ・教養科目は,地頭すなわち理解力,論理性,想像力などのよしあしが効いてきます。レポートを書かせれば一発でわかります。難関大学でも,受験だけはかろうじてこなせたという人には厳しいですね。 救いがあるのは, ・専門科目は大学で初めて習うので,だれでもまじめにやればわからないことはないでしょう。とくに理系の実験はバカでもデータがでるという要素はあります。
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- riripasu
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学部・学科にもよりますね。 ☆例えば、卒業する時に、 ・保育士を取得出来る保育学科 ・看護師国家試験受験資格を取得出来る看護学科 ・栄養士や管理栄養士国家試験受験資格を取得出来る食物栄養学科 ・医療系国家試験受験資格を取得出来る医療系の学科 などでは、厚生労働省が「こういった授業を卒業までに必ずしなければならない」 といった基準を定めています。☆ そのため、これらの学科では、 その基準にしたがって、授業を組んでいます。 そのため、偏差値50以下の大学であっても、 「この学校なら、推薦出せるがどうするって、高校の担任にきかれたの。 特に何もやりたいことはないし、一般受験は面倒だし・・・、 だったら、早く決まった方がラクだわ! ・・・って思って、この学校に来たの。 でも、大学の勉強がとっても難しくて、もう全然ついていけないよう・・・ このまま大学に通い続けるのは、もうムリ・・・」 ※食物栄養学科・看護学科・医療系の学科の場合、 「解剖生理学」「解剖生理学実験」「生化学」「生化学実験」「医学一般」 といった、卒業までにある授業のうち4分の1くらいで、 人体の構造と機能や、病気になったり・病気が治ったりするメカニズムについて学びます。 これらの科目は、医学部や薬学部と共通の科目で、 同じ内容で授業が行われています。 これらの科目は、高校の生物や化学の知識が必要となります。※ ・・・といった理由で、 1学年のうち、だいたい10~20%くらいの学生が、 1・2年生のうちに、中退して行きます。 そのため、大学によっては、 栄養士・看護師・医療系資格の科目とは別に、 1年生の前期に、「基礎化学I」・「有機化学概論」・「基礎化学実験」 1年生の後期に、「基礎化学II」・「基礎生物学概論」 ・・・といった、高校の生物I&IIや、化学I&IIの範囲を復習する授業を用意し、 高校で生物または化学を学ばなかった学生のフォローをしている場合もあります。
お礼
回答ありがとうございました。内容が具体的でとても参考になりました。 学部・学科によっては10~20%もの中退者が出るというのは驚きでした。 それに大学に入ってから高校の内容を履修するのもどうかと思いました。 大学のこういう現状は、ある意味社会問題ではないかと考えさせられました。。
- guts65
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こんにちは。 講義のレベルはいろいろですが、どれくらい教科的な基礎知識を 前提として講義をされるか、というのは、ある程度入試偏差値と 関連しているのではないかと思います。 そもそも、この大学学部学科でこの内容を学ぶのに必要な学力が ついているか、を確認するのが本来の入試だと思います。 医学部系なのに生物を全くしていないとか、語学系だけど英語が とても苦手だとかでは、大学に入ってからも大変だと思います。 もちろん、入試のような知識量を問うものではなく、本質を理解 することが求められるとおもいますので、入試の勉強の仕方とは 変ってくるはず。 そのあたりを意識してがんばっていこうと思えるのであれば、 大丈夫だと思います。
お礼
回答ありがとうございました。参考になりました。 確かに入試の勉強と大学の勉強は違うという話はよく聞きます。 大学で何を勉強したいのか目的意識を持って入学し、意欲的に勉強すればそんなに心配しなくて大丈夫かなと思いました。
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私は東大ですがそんなことまったくないですよ。 そもそも偏差値なんてものは所詮高校レベルの知識がどれだけ身についてるかであって頭の良し悪しはほとんど関係ありません。そして日本の大学の講義内容というのは高校の知識とほとんど関係がありません。 ちなみに海外では高校の段階で自分が専攻したい分野の大学レベルの知識をある程度学ぶのが普通なんですが、高校の時に高校の内容しか学習しないのは日本だけだそうです。また日本の大学の講義もかなりレベルが低く、東大でも授業に全部出席してる人はまれです。東大では普通に学生間で過去問が売買されていて、友達のノートをざっと覚えて過去問で軽く対策すればあまり講義に出席せずとも簡単に単位がとれます。あまり有名ではない大学に通ってる人でも東大の単位をとることは簡単だと思います。
お礼
回答ありがとうございました。貴重なご意見で参考になりました。 外国の大学に比べて、日本では学ぶ目的がはっきりしないまま入学してしまうという問題が根底にありそうですね。 東大でさえが授業は御指摘のような状態であることは意外でした。 この辺の問題はもっと世間にクローズアップされてもいいと思いました。
- silverghost
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一般教養科目は、その通りだと思います。 専門科目については、必ずしもそうではないと思います。 ただ、授業内容の良し悪しは、偏差値の高さに比例してません。 私は一般入試で入学しましたが、ついていけない人は大体、推薦入学でした。
お礼
回答ありがとうございました。推薦で入った人達がついていけないというのはなるほどと思いました。ご意見ありがとうございました。
- camel8menthol
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偏差値70程度、50程度などの大学の公開講義 を3~4校受けた経験からですと、 ・授業の理解のしやすさ ・深くまで踏み込んだ内容 という差がありました。 偏差値が高くとも、難解に話す教授もいれば 偏差値が低くとも、理解しやすく話す助教授の若い 人もいました。 しかし、偏差値が高いほうに研究・授業の充実度が 優秀な教授が多いことは確かです。 なので、授業レベルは偏差値通り(はずれの教授が 少ないという意味で)だと考えれます。 授業が理解しやすいため、授業中に寝るなど、 やる気がない生徒でなく、自宅学習できるものであれば、 ついていくことは可能だと思います。
お礼
回答ありがとうございました。参考になりました。 教授陣の質に差があるといのも見逃せない点だと思いました。 ご意見だありがとうございました。
補足
お礼文に誤字・脱字がありました。すいませんでした。
- tagametaro
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概ねそう思って良いでしょう。 例えば東大に何浪もして何とか入ったぐらいのレベルの人は、なかなか授業について行けないみたいですよ。
お礼
回答ありがとうございました。やはりその辺は学生個人の能力差といった所でしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。当事者から貴重な御意見を頂くことができ、とても参考になりました。 専門科目は入学してからでも意欲的に勉強すれば何とかなるかもしれせんが、語学の学力不足は致命傷になるのかなという印象を受けました。 御意見ありがとうございました。