何度かの海外出張の経験があり英語で喋ってきたこともある者ですが、最初のときはさすがに緊張しました(言いたいことの半分もしゃべれませんでした)。ただし誰かの通訳ということはなく、一人で行って一人で発表をしてきたことがほとんどです。
職位で上の人について行くと確かに緊張すると思います。
でも、その上司の人が会話に堪能で、e-toshi54さんの翻訳の間違いに気が付くレベル・・・だとしたら、その上司の方が単独で出張されれば済むはずでは? そうでないとすれば、会話に自信がないためにe-toshi54さんを全面的に頼りにされている、と考えてはいかがでしょう。
これ則ち、翻訳を多少間違えても上司の方には気付かれない、細かいことはあまり気にしなくてよい、ということです。
え、そんな図々しいことでいいの? とおっしゃるかも知れませんが、図々しさもコミュニケーション能力のうちだと私は信じています。このような外国人との会話の場合、多少文法的に怪しくとも堂々と喋った方が相手を説得できるものです。
上司の方から「え、○○君、それは本当に○○ということかね」と念を押されるような肝心なポイント(例えば、納期や価格、重要な仕様)については何度でも相手に聞き返せばいいのです。相手だってそこはきちんと取り決めたいと思っているはずですから何度でも説明してくれるはずです。(私の経験で言えば、その辺に関しては実に親切に説明してくれます)
あるいは、「あなたはかくかくしかじかと言いたいのですね」と適当にこちらから見当をつけて喋ってしまう方法も有効です。もしその推測が外れているなら、相手は真剣になって「自分の意図することはこういうことだ」と主張してきます。
他にもよい方法はたくさんあると思いますので、方法の一つとしてお考えいただければと思います。