ショートスケールのギターは音が合わないのか
自分はショートスケールのエレキを使っていないのですが、知人らがムスタングやジャガーを使っており、たまたまハーフダウン・チューニングの曲をやることになって、いざ演奏を始めると音がおかしいことに気が付き、何度オクターブ調整を行っても、6弦と5弦のローポジションが半音とまでは行かなくてもかなり音痴な状態になっていて困ったと言います。
3人が3人とも同じことを言い、しょうがなくレギュラー・チューニングで演奏したようですが、何か釈然とせずギターを4本預かってきて確認したところ、ハーフダウン・チューニングでオクターブ調整してから、弦を押さえてチューナーで測ってみたら確かに6弦と5弦の3フレットまでぐらいがけっこう高くなっていました。
軽く押さえているだけでも、きっちり音が高いです。
4弦から1弦まではほぼ大丈夫で「ほぼ」というのは、4弦がやや高くなるものの微細な程度で音痴とまでは言えない感じです。
弦高の関係もあるかと思い、かなり下げてみても(逆に上げてみても)結果は同じで、見事に同じぐらい音が高くなります。
弦のテンションも関係ないようだと、原因に「ショートスケール」という共通点ぐらいしか見出せずです。
レギュラー・チューニングだとちゃんとしているのですが、ハーフダウン・チューニングになると突如として押弦した音が高くなるようです。
3人から借りたのはムスタング(USA)1本、ムスタング(JAPAN)2本、ジャガー(メキシコ)1本です。
こいうのは、ショートスケールのエレキではよくあるのでしょうか?