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2匹の犬を飼っているのですが、食事のときにもう1匹の犬に唸って毎日ケン
2匹の犬を飼っているのですが、食事のときにもう1匹の犬に唸って毎日ケンカになっています。 1週間くらい前から食事をあげようとすると、チワワの方が、ダックスの子に向かって唸るようになりました。当然、ダックスの子も怒って、結局ケンカになりみんなで止めています。最近では、ご飯の準備をしているだけで、唸るようになりました。 あんまり唸るので、ご飯を別にあげるようにしましたが、ご飯を食べた後もケンカになるようになってしまいました。 何が原因でこうなったのか、全くわかりません。このままでは、ご飯のときだけではすまなくなりそうなので、困っています。どなたか、何かわかりませんでしょうか?
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ゲームやショッピングを楽しまない犬の最大の関心事は食べることです。 ですから、犬にとっての一日の中での最大のイベントは食事です。 そして、多頭飼いをしている場合の喧嘩の99%は、このイベントの最中に起こります。 たまたまチワワが残したフードを、「それなら」とダックスが失敬したのかも知れません。 あるいはダックスが勢いよく食べた際に床に飛び散ったフードをチワワが食べたのかもです。 いずれにしろ、食事マナーの躾をしていない犬であれば、かかる横取りは間違いなく喧嘩の種になります。 食った犬の「いいや、横取りなんてしていない!」などという言い訳は、食われた犬には通じません。 2匹の我が家犬+4匹の捨て犬の組合せで多頭飼いしてきました。 「あいつの遊び方が気に食わない」とかで喧嘩した犬は一匹もいません。 「あいつの態度が生意気だ」とかで喧嘩した犬もいません。 だが、落ちたおやつの取り合いで血みどろの喧嘩に発展したことは数度あります。 体重30キロの犬同士の喧嘩。 大抵は、先住犬と捨て犬という組合せですから、始まったら容赦ありません。 噛みついた犬の口に手を捻じ込んで引き離すのに夫婦二人がかりで臨んだのは、今や、楽しい思い出です。 さて、引き離した後は、双方を抱きかかえて「No!」と命じて落ち着かせ、そして「グッド!」と褒めて放してきました。 これで、噛んだ犬も噛まれて血だらけになった犬も、相手に対して唸ることも再び喧嘩することもありませんでした。 Q、ご飯のときだけではすまなくなりそうなので、困っています。 A、それは、質問者の出方しだいです。 かっては、「質問者がボスになることで多頭飼いの喧嘩を抑制できますよ!」と言われてきました。 でも、時代と共に、犬の躾方法、多頭飼いの極意も変化・発展してきました。 今では、犬の行動原理を利用して「対策」と「予防」とを行うことが一般的。 >>犬は、自らの行動・行為に対する飼い主の反応を反復して学習する。 >>加えて、その後の行動・行為を学習内容に沿って変化させていく。 チワワもしくはダックスが唸ったりしたら、その全ての行動を容認しないことです。 ある時は「まっ、いいか!」で容認し、ある時は「いけない!」と叱ったりするのが一番まずい対処方法。 それでは、自らの唸りに対する飼い主の反応から犬が学ぶのは「唸っても唸らなくてもいいのだ!」。 チワワもしくはダックスが唸ったら、すかさずに背後から拘束して両手で胸をきつく締めあげます。 低く重々しい声で「ノー!」、そして、「ギュー!」。 大事なことの一つ目は、「ノー!」に従ったら「グッド!」と言葉で褒め、同時に愛撫という報酬を与えること。 大事なことの二つ目は、「座れ!」と命じて座らせて、落ち着いた状態のままで放すことです。 いわゆる、アタッチメントと呼ばれる興奮等の抑制方法です。 既に覚えた食に関しての他犬を警戒する傾向は、1、2年は消えないと推察されます。 犬は、食と安全との関する事象だけは瞬時に記憶し、それを保持する能力を持っています。 ですから、当分は、唸る犬に対しては質問者がフード皿を持って食べさせるしかありません。 そうして、「食事への他者の介入は当たり前」を繰り返して刷り込みます。 こういう躾に関しては、犬は瞬時に覚えることはありません。 飼い主の反応・働きかけがある一定量を越えた時のみ、「フーン!やっと判った!」と覚えていくのが犬です。 興奮時の質問者の出方、食事時の質問者の出方を反復して学習させるのみ! と、私は思います。
お礼
細かな内容でとても分かりやすかったです。確かにチワワが残したご飯をダックスが食べたことがありました。そのときはチワワのほうも怒ったりしなかったので、忘れてました。。。 上記の内容を実際に行われたということで、大変参考になりました。ありがとうございました。