説明が変な方向を強調し分かり難くなってしまいました。
補足説明
ラバーの汚れはほとんどがホコリです。ホコリがラバー面に付き打球時にすべるように成る事が問題になります。その他に自分の汗が付き塩分や油分が付き残ることも問題です。
油分以外は水で洗い流せばよいのですが、油分は水に溶けないのでラバーに残ります。油分を溶かす働きをするために、界面活性剤(化学的表現です。簡単に言えば洗剤など)を水に溶かして使います。食器洗剤を非常に薄めたものと同じです。市販品を買うならこれにアルコールを若干加えれば同じです。
これでは水の乾きやすさと言うか、乾き難さを遅く感じる人が多いのでしょう。その解決策として水と溶け合うアルコール類を加えます。アルコールは水より揮発性が高く早く乾くようになるのです。アルコールが蒸発するとき水の分子と手をつなぎ一緒に蒸発するので乾きやすくなるのです。
次にアルコールは油分を溶かす性質が水より大きいのでアルコールだけで拭いてもほとんどの汚れを取り除くことが出来ます。従って、アルコールだけでラバーをメンテすることが可能で速乾性になるのです。しかし、アルコールだけでは引火性があり危険です。また、アルコールだけでは揮発して無くなりやすいという問題があります。
そして、夏場ではアルコールでラバーを拭くと速乾性のためホコリがラバーに残りやすくなるので速乾性が悪い影響を及ぼすことになるのです。だから水とアルコールの割合でホコリをふき取り、水を主成分とする市販のクリーナーより早く乾く割安のクリーナーを自分で作り使う方法です。
百金で売っているスプレーを使うか洗剤などのスプレーボトルを活用すれば便利さは変わりません。
市販品では昔、パソコンなどの表面をふき取りようとしてIPAに水を加えたものが売られていました。私は別の方法で入手できますのでラバー、パソコン、音響機器、机の上などのクリーナーとして愛用してきました。
逆に考えると、市販品にアルコールを加えれば乾きの早いクリーナーになります。