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公用旅券の渡航国制限について質問です。
公用旅券の渡航国制限について質問です。 現在私は公用旅券でアメリカのビザをもち、アメリカに滞在しています。 渡航可能国にカナダが書いてあったので、今度訪れたいと思っていたのですが、入国できるのかわかりません。 なぜなら、説明を受けたさい、アメリカのビザが切れていたら出国したら2度と帰ってこれないよと言われたからです。 ということは、ビザを持っていないカナダには入国できないということでしょうか? 滞在日数は3日間、空路を考えています。
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まず公用旅券の基本的な説明をします。 【対象者】 公用旅券とは、公務員や国会議員・その他の公的機関およびそれらから委託を受けた人が、公務として渡航する際に発行されるパスポートです。 【有効期間】 一般には一次旅券ですが、頻繁な渡航が必要な場合に限り数次旅券になることがあります。 この場合の一次とか数次とかは日本国からの出国・帰国を指し、日本以外の国家間での行き来とは関係ありません。 噛み砕いて書くと、一次旅券では一度日本を出国すると、その後日本に戻った時点でパスポートが失効してしまいますが、例えばアメリカとカナダを何度往復してもパスポート上は問題ありません。 (あくまでパスポート上のことで、ビザなどの問題は以下を参照) 【渡航先】 日本の一般旅券の場合、(パスポート上では)日本が承認している全ての国へ渡航が許可されています。これに対して、公用旅券ではそのパスポートに記載している国・地域にしか渡航が許可されていません。記載されていない国へ渡航する場合は、日本大使館などでパスポートに追記してもらう必要があります。 そこで、今回の質問者のケースで問題になるのは「ビザ」です。 通常、他国へ渡航・滞在する際にはその国が発行する「ビザ」が必要となりますが、いくつかの国とは査証免除の協定が結ばれています。 今回のアメリカやカナダがそうですが、この査証免除の条件として、 ・観光・商用目的(もしくは通過) ということが明記されています。 公用旅券のばあい、もともと「公用」での渡航なので査証免除の条件に合致しません。たまたま渡航中に休暇がとれ観光として他国を訪れようと考えても、パスポートが公用で有る限り査証が免除にならないため、ビザが必要となります。 したがって、アメリカに公用旅券で来ている人がカナダを訪れる場合、カナダのビザとアメリカに再入国するビザの両方を用意する必要があります。 また、根本的な問題として、「公用」として他国を訪れている場合(今回はアメリカ)、他国へ渡航するには所轄官庁の許可が必要なはずですから、まず所属部署に確認すべきだと思われます。 以上。
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>なぜなら、説明を受けたさい、アメリカのビザが切れていたら出国したら2度と帰ってこれないよと言われたからです。 >ということは、ビザを持っていないカナダには入国できないということでしょうか? No.3さんのように詳しくは存じませんが、上記の部分に関しては、 「カナダに入国できない」のでなくて、「アメリカ滞在用のビザが切れた状態でカナダに行くと、アメリカに再入国できない」という風に見えますが・・・・・・。 普通の旅券でもそうなんですが、状況によっては「カナダに行ったはいいが、アメリカに再入国を拒否された」ということがありえます。 なので自分の滞在資格ではどうなのか、確認が必要です。 以下は一般的な説明です(海外安全HP) アメリカ http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4_S.asp?id=221#1 「3.アメリカに滞在していて、メキシコ等の隣接国に一時的に出国し、再入国をする場合、出国から再入国までがほんの数時間であっても、アメリカ入国時には旅券の提示が求められ、入国審査が行われます。」 カナダ http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4_S.asp?id=222#1 3番以下に書かれています。 「米国に滞在していた人が一時的にカナダに入国した後、米国に再入国しようとした際に問題を起こすケースが増えています。米国出国前に、現在所持している米国の滞在査証で米国に再入国できるかどうかについて、移民局等で確認しておく必要があります。」 「具体的なトラブル例と主な注意事項は以下の通りです。」 云々。
- kanitabe55
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カナダはビザ不要です。 アメリカのビザはどういうものをお持ちかわかりませんが、数次入国できるもので期限内ならば再度入国できますね。 滞在期間中に他の国に行っていいかどうかは、所属している組織に聞いて下さい。
- jijihk
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担当官庁に聞くべきです。 運営上制限あったり、慣例があったりしていて、過去の経験は役に立ちませんよ。 湾岸戦争のときに海外勤務中に渡航範囲内に渡航していたものの担当官庁に事前報告していなくて大変な騒動になった人がいることを聞いたことがあります。