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下村早苗容疑者の行動についての共感
- 下村早苗容疑者の行動への共感について
- 子供を持つことに対する私の考え
- 育児放棄の背景と考えさせられる点
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質問者が選んだベストアンサー
本当に痛ましい事件で、 とにかく毎日ニュールを見るたびに目を伏せたくなる反面、 自分もそのようにいつか精神的に破綻してしまわないか、 紙一重なのかもしれないと、考えさせられる事はあります。 ただ、この容疑者の場合、子供嫌いとかネグレクトとか、そういう問題よりは 子供を産む以前に「彼女自信が世の中を知らない子供、何も知らないお子ちゃま」 であることが多すぎたと思います。 例えば、彼女は10代で結婚、出産してますよね? 周りにそんなに早く結婚して、自分自身の青春も謳歌せずに家庭を持つ事で生じる問題を、 誰も言ってあげなかったのでしょうか? 本人は好きな人と結婚出来て子供を授かってさぞ幸せだったでしょう、最初のうちは。 しかしいざ育児が始まると途方もない疲労と、先の見えない日々に耐えられず、 また誰かを頼るという「知恵」すら持たず、正直言って彼女の行動、生き方そのものが 家庭を持つという認識があまりにも無いまま、「おままごと」に憧れて結婚したのでは 無いかと言わざるを得ません。 子供を置き去りにして外に遊びに行く、というのは、 彼女にとっては「人の命の尊さや、自分の子供である」こと以前に、 「面倒な事、嫌な事」にフタをして自分の事しか考えない子供のやることです。 事件の背景を読む限り、彼女は子供嫌いではないでしょう。 (ブログで愛情を語っていたようですし)、 彼女自身がまだ社会人として独り立ちもろくに出来ず、 社会で苦労を味わう事もなく、苦労や困難に直面したときにどのように問題を解決するか、 そういう経験をしていないから、こういう状況になったのだと思います。 だって女性がこの世の中で生きて行くには、 男性以上にあらゆる「環境の変化」に耐えていかなきゃいけないですよね? 男性以上に損をする役回りだってまだまだ沢山あります。 そういった、全てにおいて未熟、不勉強、 世の中を知らないで結婚して出産なんかするから、 こういうことになるのです。 トピ主さんは、既にご自分のことをしっかり分析されて、 大嫌いな子供を持つ事、その世話についての不安をあらかじめ考えて いらっしゃいますよね。 その上で、今回の事件を受け止めておられると思います。 また、「こういう方法は無かったのか?」という考えにまで及んでいる時点で、 共感は出来ても同じような事は出来ないでしょうし、 そういうトピ主さんは、注意深く子供を持つ事、ご自分の生き方そのものに 答えを出せる方だと思います。 彼女はそれ以前に「何も考えた事が無い」からこういうことが出来るのです。 彼女の両親が「教育(性教育から結婚まで)」させるべきだったと思うし、 彼女の元夫側にも子供を彼女に引き渡した事に対する責任はあると思います。 こういう「ままごと」的なことしか想像できなかった子に幼い命を託して しまったのですから。 それから、こういった「未熟な母親」のサポートを、行政と民間でより大々的に 若い人たちに学ばせる、ネットワークに加入させるといった対策をもっと 突っ込んでやっていかないと解決しないと思います。 子供は「保護者」ありきではなく、「子供だって一人の人間、個人」という 概念に変えないと、このような事件(虐待や監禁、ネグレクト)は後を絶たない と思います。 本当にとんでもない時代だと思います。
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- kiuko
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出産前からネグレクトの可能性を心配してしまう方についてです。 生き物は本能として、子孫繁栄せねばならんという使命感にかられるのが普通です。そしてその子どもを必死で大きくしようとするのが普通です。理屈なんてありません。その本能がなければ人間はあっという間に滅亡してしまいます。 あなたのように理屈であれこれと考え、苦悩し、迷ってしまうような方は無理して出産しない方がいいのかも知れません。 私の親戚にネグレクトな人がいるのですが(虐待とまで言えませんが小さいころから手をかけず最低限の食事と身の回りの世話を苦痛を感じながらやり、義務教育が終わった16歳からは完全放置)彼女の人生はとても苦悩に満ちています。子どもはもちろん可哀想ですが、本人にも不思議なくらい同情してしまいます。子どもを愛せない人というのは確かに存在しているし、そういう人は子どもを産むべきではないのかも知れないなあと思ってしまいます。 彼女はもともと子どもが大嫌いだったそうです。でき婚をして、育児をせねばならなくなったそうです。夜中に電話がかかってきて悲鳴に近い声で「この子を施設に入れて!!!」と大騒ぎしたこともありました。かけつけると子どもは布団の中でがたがたと震えていました。でも子どもはお母さんと一緒にいたいというし、彼女もやはり自分が育てると言って、苦しいながらも16歳まで育てました。今も彼女の苦しみは続いています。精神が崩壊しています。
補足
子孫繁栄の使命感はちょっとよく分かりません。 人類や少子化を考えて子供を生む人がどれほど いるのでしょうか?!ただ親戚の方のお話は 考えさせられるところが多く、私が子供を 欲する日は来ないのかもしれないとは思いました。
- ume1373
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5歳と4歳の娘がいます。 でき婚で、私は子供は嫌いだし結婚する気も全くありませんでしたが 中絶はいやだったので産むことにしました。 今考えると、育児を甘く考えていたと反省しています。 出産しても、子供をかわいいと思えず泣いてばかりいる娘に殺意すらかんじました。 いなくなればいいのに。と思うことも何度もありました。 まさに産後うつにかかり、ノイローゼで狂ったようになっていたと思います。 周りの人はそんなことを言わず、当たり前のように育児をしているのに なぜ私だけができないんだろう。って悩みましたよ。 運良く、認可外の保育園を発見したのでそこに預け働き出し 一人で子育てをするのではなく、周りの人に助けてもらうことが必要だと感じました。 今は、旦那さんも当たり前のように育児をしているし どうしてもダメだと思う日は、延長保育をお願いしたりしました。 一人で育児ができる人はそれでいいと思いますが、 できない人もいると思うんです。(まさに私です) そういう人は周囲の協力をたくさん受けていいと思います。 子供はみんなで育てるものだという社会になればいいと常々思ってます。 下村容疑者も、殺したくて殺したわけではないと思います。 限界が来て逃げたんでしょうね。 だからしょうがないとは一切思いませんが、親でも誰でもなぜ助けてあげれなかったんだろうと それがくやしく思ってます。 ネグレストにならず踏みとどまれたのは、子供のためではなく 旦那さんや親のショックな顔を見たくなかったからかもしれません。 だから何かあったらSOSを出しますよ。
補足
そうですね、容疑者は逃げてしまったのだと思いますね。 託児所に預ければ引き取りに行かなければならないので。。 ホスト遊びや友達宅を転々としたのも逃げだったように思います。 殺意すら感じる、いなくなればいいと思う、 恐ろしいですがそれが真実なのだと思います。 周囲に助けを求めるかどうかで今回の事件も 変わっていたかもしれませんね。ただ子供ごと排除して しまおうとした以上まともな精神状態には戻れなかった のかも、とも思ってしまいます。
- kanae-kame
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今の時代、この事件で「はっ」とさせられ親が多かったのではないか?と私は思いました。 質問者様の 『私は昔から子供が欲しいと思ったことが一度も無く、 30代で未だに独身です。万が一出産したとしても 自分の子だからといって愛せる自信もありません。』 この部分は私もまったく同じだったので、回答させていただきます。 現在私は3人目を妊娠中です。 育った家庭環境は一般的に見たらそこそこ良い家庭に見えたかもしれませんが、家の中の私から見るとあまり良い環境ではなかったです。 父はマージャンで毎晩午前様。休日は競馬、パチンコ、ゴルフの打ちっぱなしに出かけていて、まったく子供の世話をする人ではありませんでした。 母は育児はそれなりに(必要最低限)してくれましたが、基本的に家で内職をしていたので、私は部屋に閉じこもり一人でお人形遊びをしていました。 5歳離れた姉は「私が生まれたせいで自分はほったらかし」と思い続け、一緒に遊んだ記憶もなければ、しゃべった記憶もほとんどありません。今では36歳と41歳、それなりに連絡を取ります。(母親が亡くなってからですが) 母は私が7歳のときにリウマチに掛かり、まだ医療もあんまりで、酷くなる一方でした。 辛そうにしている母に「お前がイタイイタイ言うとこっちも気分が悪くなる」など酷い言葉を父が毎日のように吐き捨てていました。私が25歳のときに母は薬の副作用で他界しました。 そんな母の口癖は「結婚は墓場。結婚なんてするんじゃないよ。」「私が生きているうちは間違えても子供は作らないでね。面倒臭いから。」と言われていました。 その言葉が体に刻み込まれている私は同棲している彼はいましたが、結婚なんてトンでもございません状態で、結婚から逃げていました。 子供嫌い、結婚願望マイナス100%の私でしたが、、、30歳を過ぎ、こんな中途半端な状態はさすがに恥ずかしい歳だと感じ、以前から夢だった田舎暮らしがきっかけとなり、31歳で結婚、そして32歳で出産しました。でも、入籍する前日は号泣で土下座で「入籍はしないでください」と今の主人に頼み込んでいました^^; そして友達に「絶対に子供は要らない!」と豪語していた私でしたが、友達も居ない田舎で寂しすぎる環境もあり、子供を作ることに興味が出てきました。でも、自分が嫌いだった私は自分の分身が作られることが嫌で、、妊娠ができないこと祈り、里親になりたいと思っていました。 しかし結果は直ぐに妊娠。ここで腹をくくりました。 私は母親として自信がまったくなく、どんな風に子供と接したら良いのか分からず、、、年子で子供を生むことを望みました。私の願いどおり年子で生まれてくれて、下の子が1歳半になるまではご近所の方に虐待?と疑われてもおかしくない育児をしてきました。 手を出したりはないですが、ご飯を食べてくれずお皿を投げ捨てたり、子供に当たれない分、物に当り散らしてきました。今では上が4歳3ヶ月、下が2歳4ヶ月になり、二人で楽しそうに遊んでくれて、イライラもしなくなり、楽しい日々を送っています。 まとめると、 ●結婚願望も出産願望もなかった私ですが、一人では生きていない情けない性格で、世間体も気になるから結婚して家族を作った。 ●そして、育児に手を取られたくないので年子で生んで子供達だけで遊んでもらっている。 ●ネグレストではないが、これって虐待?と思うこともしながら、なんとか子育てしてきた。 こんな子育ての仕方ですが、子供達はのびのびすくすく育っていて、笑顔も豊富でみんなに可愛がられます^^そして、怒るときは鬼のようだけど、いつもは明るく馬鹿なことばっかり言っているので、子供達は私の間違いを指摘したり、納得いかないときは「それは違う!」ときちんと反発してくれます。 私の考える親と子の関係は ●子供は子供の人格があって、それを否定せず一人の人間として見てあげないといけないと考えている。親対子供達でもなく、全ての子に対して1対1の関係でなければならない。 ●親は人としていけないことをしっかりと教える存在で、偉くも何ともない。完璧ではない人間だと思っている。子供に対しても謝るべきことは素直に謝る。親も間違いを犯しながら人として親として成長していく。 ●最後に責任を取るのは親である。 (この下村容疑者の場合も、彼女の親に責任があると思っています。) すっごく長い文になってしまいすみません。子供と過ごす毎日の中で真剣に育児に取り組み、子供と向き合う努力をしているので、つい熱くなってしまいました^^; 実家にも施設(上の子は保育園には行っています。)にも頼れない中での子育てです。頼れる場所がないのでまともにフルタイムの仕事もできずです。 そして、未だに愛とか愛情が理解できません。
補足
世間体を気にされた部分はなかなか共感し難いですが 家族の形にも色々あるのだな、と勉強になりました。 率直にお話頂き有難うございます。
- asafinish
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彼女は最初は愛情持って子育てが 出来ていたので子供嫌いなわけではありません 一人で育てていくにわたり いろいろな苦労もあったことと思います しかし 母子家庭であってもしっかり育てている人は いるわけです。 ネグレクトの相談するところもあったことと思います 私は中三と高二の子どもがいます 小さいときはやはりいらいらして怒ってしまったりとか ありましたけど 毎日寝顔見てはこんなことじゃいけないな~ とか反省したもんです。 大人であろうとも子供であろうとも 命の重さは変わりません いろいろなニュースを聞く中で なぜ命を大切にできないんだろうか? と言うのが私の疑問です しつけと称していろいろな虐待行為がおこなわれる中 赤ちゃんが泣くのは当たり前 おもらしだってすることはある いたずらだって時にはする まして育って行けば自我も目覚めて 言うこと聞かない事だってある そういう時親として どう接してあげるべきか? 考えながら育てている みんないろいろ悩みながら子育てしていると思います 成功といえるかどうか分かりませんが 子育てを続けて行けるのは 愛情と命の大切さだと私は思います
補足
うまくいかなくて当たり前、と思える位 心にゆとりを持つべきなんでしょうね。 色々意見を頂戴して、愛情が持てなくても 命の尊さを考えれば育てていけるのかも とは思いました。両方持てればベストでしょうけどね。
- RXH7
- ベストアンサー率18% (216/1186)
大学生の息子二人、上は就職が決まっています。 若いママさんや夫婦に、育児アドバイスも行ってます。 要するに、人間として未成熟なのですよ。 生命というのは、種の保存という本能があります。 成熟したものが、新しい命を育むのです。 子どもが嫌いとか、育児放棄とか・・・ 根本的なことを言えば、人間として成熟できていないのでしょう。
補足
私は結婚しても子供を生むかどうかは任意と 思っているので…理解し辛いですが貴重な ご意見有難うございます。
1歳と2歳の年子のママしてます。 こういう犯罪者と自分を同じカテゴリーで考えている時点で子供は持たない方がいいと思いますよ。私から言わせれば「育児」を勘違いしている母親がとっても多い。論点は「育てられるか」ではなくて「いかに良く育てるか」で話し合われるべきだと思います。育てられるかどうかで悩む人間に、良い育児ができるわけがない。自分のやっている育児が犯罪と紙一重だと言う事に気付いていないのでしょうか。死ななければ生きている事になるのでしょうか。「生きる」という本当の意味を考えず、甘くみている人間が本当に多いと感じます。 みんなそれぞれ失敗しながら前に進んでいくのですが、しなくていい失敗をする人間はただのバカですよ。警察に捕まらなければ「盗み」をしてはいけないとわからないわけではないでしょう。この母親は子供を二人殺さなければ育児の責任の重大さと大切さがわからなかったのでしょうか。しつけが難航したら、取るべき手段は「ネグレクト」でなくて「躾け方の改善」じゃないですか?それができなくてネグレクトするような人間は、子供を産む資格はありません。 私は、育児のアドバイスは、立派に子供を育てた人からもらっています。ネグレクトとの境界をさまよって、底辺で傷口をなめ合う相手を見つけてもしょうがないと思いますよ。
補足
全ての母親がしつけが難航したらしつけを改善してみる 方向に思考を転換できればネグレクトって用語自体 存在しないんでしょうけど実際は発狂すれすれのところで 育児している人も少なくないように思います。
はじめまして! 三人の男の子の母です(中学 小学4 4歳) 子供三人いますが・・私は子供が大嫌いでした。 ちなみに現在 自分の子以外の子に対しては好き嫌いハッキリしてますw 私が育児で思うのは・・ 愛情があってこそ、だとは思いますが、愛情をかけても 思い通りに育たなければ何故?どうして??と思い詰めそうです。 この部分が違います・・・ 愛情を与えてますが、思い通りに育てる???が違いますね・・ 子供は子供の人生があります。 親の希望を子供に押し付けてはダメだと思っています。 とにかく人様に迷惑かけない、って感じで躾けていますが子供が進みたい道がたとえ茨の道でも自身で決めた事ならば止めません。(もしも女になりたいって性転換しても私は何も言わないと思います。凄い話ですが・・たとえ話でねw) もちろんアドバイス等もしますよ。 それは親としてよりも子供達よりも世間に出た年数が長いって事でアドバイスします。 子供達にも言い聞かせてます。 中学卒業したら親の役目は終わってるって母さんも父さんも思ってます。 高校に入ったら自分の責任を考えて行動してねってね・・ もしも 非行 DVに走ったら家から出しますよ・・ 非行にも色々ですよね・・ 思春期の反抗期 これならば自分達も若い頃に通った道です。理解も出来ます。 人様を傷つけるような反抗期やDVになるようならば家に不満があるのなら出て行って下さいって言ってます。 親は子供に自分の思い通りの人生を期待してはいけないです。思い通りにならないからって育てられないのではなく思い通りにしようとする考えを改めないとね・・ もちろん子供も親だからってだけで頼ってもダメだと思うんですよ。自分の人生に自身で責任取れるように歩まないとね・・ 子供は子供の人生 感性があります。親の考え 生き方を押し付けてはダメだなって思ってます。 って偉そうに書いてますが・・ 私もまだまだ育児中・・ そうなりたい そう有りたいっと思い子供達との会話を沢山して意見を言ったりしてます。 そのせいか 子供達は色々なアドバイスを貰いに来たり 自分で考えてこう行動したんだけどどう思う?って聞きに来たりしてくれてます。 たとえ自身の子供でも自分の分身ではないですからね・・個別の人間って考え子供に対しても尊重してあげなくては・・って思い育児してます。
補足
思い通りに育たない 部分ですが、 人生の方向性は本人が決めるべき との意見に意義はありませんが 私が意図したのはもっと些細な、 それこそ泣き止まないとか お漏らしするとか そういう日常的な ことが思い通りにいかないだけで 精神が不安定になってしまう母親って 実は多くて、容疑者のように度を越す 可能性を秘めているのではなかろうか と思ったんです。。。
- asebi-0806
- ベストアンサー率39% (1265/3233)
下村容疑者の境遇は自分とは違いすぎると思うのでパスします。 <私は昔から子供が欲しいと思ったことが一度も無く、 30代で未だに独身です。万が一出産したとしても 自分の子だからといって愛せる自信もありません。 (正確には懐けば可愛いと思えるかもしれませんが 非行やDVに走った場合、愛せる自信がないです) この部分に共感、というか以前にまったく同じ考えだったので回答します。 私は結婚は早いうちにしていました。 でも夫と共通する考えとして「子供は要らない」というのがありました。 子供が大嫌いだったし、自分の子供であってもオムツを替えるというような事が想像できませんでした。 きっと育児の才能はないから子供は作らない方が良い、と思ってました。 そのうち仕事や家庭の様々なストレスから精神を患いました。 つらく苦しい出口の見えないトンネルの中を数年間さまよいました。 そしてようやく回復に向かい、いろいろなことを前向きに考えられるようになりました。 ちょうどその頃に出産適齢期を過ぎようという年齢でした。 ふと、ああ、子供が一人くらい居るのも良いかも知れない、と思ったのです。 自分の価値観に大きな変化があったことは自覚していました。 死を考えるような事も何度もあって、それを乗り越えたらちがう自分の未来が見えてきたのです。 そんな考えが夫にも以心伝心で通じたようです。夫も私の病気と共に闘ってくれたから。 すると間もなくして妊娠しました。 信じられませんでした。この私が妊娠?母親になる? 軽くパニックでした。不安も襲ってきました。でも、嬉しかったのです。 妊娠を素直に喜んでる自分がいました。そのことに驚きを感じました。 もう今までの私じゃない。きっと子育てもできる。いえ、するんだ、と。 一般的にみれば私は特別良い母親なんかじゃなく、育児のストレスから逃げだしたくもなりましたし、子供第一にばかり考えられない自分がいました。 でも虐待とかネグレクトとかには至らずに普通通りの育児ができたと思います。 それは、育児を全部自分一人で取り仕切る、という考えを持たないようにしたからです。 夫や親や地域の助けを遠慮なく受けることにしました。 私は完璧な母親にはなれないし、なる必要もないから、子供にとって一番良い選択をしよう。 私が行うよりも優れている事があれば頼れるものは何でも頼ろう。 だって私は一人じゃなにもできない人間なんだから、と。ありがたく人を頼ることにしたのです。 時に思い通りにならない我が子に本心から嫌気がさすこともありました。 でも、もともと私は良い母親なんかじゃないんだ。そんなダメなところがあって当たり前。普通のこと。 こんな私がよく子育てなんかやってるもんだ。それだけですごい! そう思うようにしたのです。自分を苛み蔑むことはもう飽き飽きでしたから。 今、子供は思春期、反抗期を迎えています。非行の一歩手前をウロウロしています。 母親の思い通りになることは一つもありません。すべて否定されてます。 昨日は家出未遂されました。 帰らぬ息子を心配しつつ、腹を立てつつ、思いました。 ああ、私にとってあの子はなんて愛おしい存在なんだろう、と。 夜遅く、帰ってきました。夫がたっぷりと説教をしました。 私は怖い顔をしながらも、怒る気にはなれません。 バカな子ほど可愛い、そんな言葉が頭に浮かんでいました。
補足
「子供が一人くらい居るのも良いかも知れない」 との感情はよく聞きます。ただ(回答者様が 同様の意見とは思いませんが)老後の為に (要は介護してもらう)との理由は理解出来ないんです。 それって親のエゴな気がするし施設で過ごす老後 だって十分認められていいと思うので。 妊娠して嬉しかったのは母性の目覚めでしょうか。。。 自分には喜べるかどうか未だ想像付きません。
- Saturn5
- ベストアンサー率45% (2270/4952)
幼い子供の命は何があっても守らないといけません。 最初にニュースを見たときは下村容疑者は人間の皮をかぶった 悪魔だと思いました。しかし、その後の供述に接していると 境遇や感情に理解できる部分もありました。 核家族化が進み、母子家庭では育児は母親だけの手によります。 24時間休むことがない重労働が若い母親にのしかかるのです。 逃げたくなる気持ちも理解できます。政府は若い世代の生活様式 の変化を敏感に感じて、何かの手をうつべきでした。 日本の福祉というのはそれを必要とする人たちのためにある のではなく、福祉を要求する力のある人のためにあることが 再認識されました。 しかし、この子達は行きようとしてインターホンを使ってまで 外部に助けを求めたのです。そしてそれは近所の人の知るところと なり、児童相談所まで連絡が行っているのです。これをどうして 助けられなかったのでしょう。時間を戻すことができるのならば、 是非そうしてあげたい気持ちです。 これからもこのような時間が増えていく気がします。 幼児は自分でいきていくことはできませんが、その愛らしい容姿が 自分が生きていくための手段なのです。それによって、生きる糧と 生活の世話を周囲から受けるのです。 しかし、今回の事件はそれが通用しませんでした。ホストクラブの 享楽がそれを上回ったのです。彼女は最初から子供を放棄した訳では なく、新しい仕事のストレスが原因でこのような悲しい結末になった のです。子供を部屋に残して後ろ髪が引かれる思いもあったのでしょう。 それをホスト達が断ち切らせる言動があれば重大な犯罪幇助です。 二度とこのような時間がおこらないためにも、福祉のあり方、親権の 範囲への考え方を再考する必要があります。親のための福祉も重要です が、幼児を個人としてとらえた福祉に変化する必要があるでしょう。
補足
確かに私も当初事件を聞いた時と 諸々明らかになってからとでは 容疑者に対する感情に変化が生まれました。 とは言え犯罪に変わりないとは思ってます。 同時に縦割り行政、お役所仕事が 目立ったのも事実だと思います。
お礼
トピ主さんは、既にご自分のことをしっかり分析されて、 (中略) そういうトピ主さんは、注意深く子供を持つ事、 ご自分の生き方そのものに答えを出せる方だと思います。 この部分、涙が出るほどあり難かったです。 自分の苦悩が間違っていないと言われているようで 心が少し軽くなりました。お礼申し上げます。 また、容疑者が未熟との指摘、確かに 「自分の時間が欲しかった」発言は それが難しくなることを覚悟せずに家族を持ってしまった 裏づけのように思えました。幼い2人のご冥福を お祈りします。