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OSについて質問です。
OSについて質問です。 現在のパソコンには、必ず何らかのOSが入っていますが OSの無い時代のコンピュータはどのように動いていたのでしょうか? ご回答お願いいたします。
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私がPCを触るようになった頃はすでにMS-DOSというOSが普及していたので雑誌などで読み聞きした話&推測が中心になりますが… OSはファイルの読み書きやメモリの割り当てなど、どのようなプログラムでも利用する機能を、アプリケーションプログラムの代わりに実行するプログラムになります。なので、OSが登場する前は、OSがすべき機能も含めて各アプリケーションプログラムが実行していたことになります。 これは完全な推測ですが、おそらくこの頃は各コンピュータは1つずつのプログラムしか実行できなかったのではないかと思われます。 また、聞くところによると、最初期のコンピュータ(まだパソコンなんて影も形もない頃)は電源を入れた後プログラムを読み込めるような状態になるまで、人の手で直接マシン語をコンピュータに入力していたとのこと。 おそらくその後、徐々に現在のOSに相当するプログラムが作られるようになったのではないかと想像します。 パソコン用のOSとしては、1970年代にはCP/Mなどいくつかの種類のOSが存在していたようですが、それまでどのようにプログラムを実行していたのかはよく知りません。ただこの頃は市販のアプリケーションなど無きに等しい状態だったはずなので、BASIC等のインタープリタ上で各自がプログラムを実行していたのではないかと想像します。 その後、IBMがPCを販売する際、標準OSとしてMS-DOSを採用し、アプリケーションソフトもだんだん市販されるようになっていき、徐々に現在のような利用形態に近づいていくことになります。IBM製のPCおよびその互換機は大量に売れたため、PCといえばIBM PCおよびその互換機を指すようになり、PC用のOSというとMS-DOSを指すようになります。 日本のPCで言うと、MS-DOSが普及し始めたのは1980年代以降でそれ以前はROM内蔵のBASICがOSの役割を果たしていたようです。アプリケーションプログラムはBASICのプログラムとして動作しており、ファイルの読み書きなどはROM内のBASIC関数を呼び出したり、BIOSの機能を直接呼び出したりしていたようです。 これは、NECがPC-9801というパソコンを売り出してからもある程度続いていたようですが、1980年代頃からPC-9801用のMS-DOSが普及し始め、その後Windows 3.0/3.1 → Windows95/98/Me → Windows 2000/XP/Vista/7 とOSは進化を続けていくことになります(上記OSは家庭向けPC用に入手できたOSで、Windows 3.0~Windows98頃の頃まで、企業向けPC用OSとしてWindows NT 3.5/3.51/4.0 が存在しました)。PCの進化に伴い、PC用のUNIX互換OS (Linux, *BSD等)も登場してきました。他にある程度知名度のあるOSとしてOS/2がありますが、これはIBMが当初Microsoftと実施していたWindows NTの共同開発から脱退し、独自に作成・販売したOSになります。 MS-DOS 3.0の頃にはOSの機能を利用しないアプリケーションは影を潜め、アプリケーションは基本的にOS上で実行するものとなります。ただ、MS-DOSはファイルへの読み書きなどについては対応しましたが、画面(グラフィック)描画やサウンド、プリンタ機能などはカバーしていませんでしたので、これらの部分は各アプリケーションが(必要に応じて事前に組み込まれたデバイスドライバの機能を呼び出しつつ)実装していました。 なので、この頃のゲームなどは特定のハードウェアに依存したものが多数存在します。 その後、PC用のOSはカバーする範囲を1MB以下のメモリ領域管理やディスクへの読み書きと言った基本的な機能から、画面描画機能や1MB超のメモリ領域管理、プリンタの管理なども行うようになり、現在のWindowsの様に、画面描画も印刷もOSの機能を呼び出せばよいようになりました。 ……後半はなんかOS発達史みたいになっちゃいましたorz
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OSをオペレーテイングシステムと読み替えると、コンピューターには必ず入っています。 汎用機、ミニコンは独自のシステムが搭載されて、動作していました。 当時はまだ『コマンドベース』で、機械語(アッセンブリ言語)です。 パソコンは『ROM』にブートローダーとBASICを書き込み作業をしています。 最初に使われたOSはCP/M(8ビット) CP/M86(16ビット)互換のOSが現在のWindows(IBMPC-DOS)の原型です。
- 486HA
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「羊頭狗肉」羊の頭を宣伝のために飾って、実際には犬の肉を売ること。 「OSについて質問です」と言いながら、OSの無い時代のコンピュータについて質問すること。 数多くの質問を集めながら、何の反応もなくシカトすること。
- bunjii
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>OSの無い時代のコンピュータはどのように動いていたのでしょうか? 実用になるコンピュータは汎用機と言われるものと思います。 磁気媒体が無い時代は紙テープ(穿孔テープ)を読み込ませてプログラムを実行していました。 プログラマは手書きでコードを書きパンチャーが紙テープにそのコードを記録していたようです。 処理するための元データもパンチャーが紙テープを穿孔して汎用機に読み込ませていました。 処理結果も穿孔テープに保存され、次段の処理が連続できないとき再読み込みに利用されていたようです。 人に対する処理結果はドットプリンタで印字したものを吐き出していました。 その後、紙テープの代わりにオープンリールの磁気テープが使われるようになり、電源遮断時に最小限の記憶を残す方法として磁気コアが使われていたこともあります。 フロッピーディスク、ハードディスク等はOSが十分発達してから使われるようになったと記憶しています。
どこからがコンピューターと言えるかは疑問ですが OSが無い場合アプリが直接ハードを制御します 機種専用のアプリになるので他の機器には使えません
- 486HA
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OSについては私の記憶違いでMicrosoft云々と書いてしまいましたが、本来はIBMの「商標」だったようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0 「OSの無い時代のコンピュータ」の典型はプログラムそのものが真空管の論理回路で構成された 「弾道計算機」などのアナログ・コンピュータでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF
- vaidurya
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OSと呼ばれるソフトウェアは およそパソコンが夢物語だった時代から存在しています。 私はMULTICSが失敗した時期は暗記していない。 でも、MULTICSを半面教師とし、FreeBSDやMacOSXやSoralisの源流となったUNIXが 1970年代にオープンソースを当たり前として普及したことは知っている。 そして、Microsoft社やApple社が創立されるのは、その少し後。 パソコンにOSが組み込まれる何年も前から OSというものは存在していました。(実に1950年代から) 言ってしまえば、当時パソコンの処理能力が低いがゆえに オーバーヘッドを生む、複雑なソフトウェアは使えなかった。 言い換えれば、OSは便利にするために重くなることが宿命なのです。 もっとも、それも8bitPCの初期、8bitPCでもOSは提供され そのCP/M用にアプリケーションも販売されていたことは一部で有名です。 CP/M(1970年代開発)のファイルシステムであるFATやドライブレター機構は 今も後生大事にドザーが使い続けていることで知られていますし CP/Mで活用されたWordstarのキーバインドは、今もダイヤモンドカーソルとして 一部のソフトウェアの操作系に継承されています。 MS-DOSはファイル操作と文字入出力がほとんどのOSでしたから「OSとは言えない」 とまで言われたのですが…CP/M互換を超える以上のOS機能を提供し CP/Mから主流デスクトップOSの地位を簒奪したのです。 ゆえにこの星にはMSの王位を正統なものと認めない人がたぶんいます(笑) もっとも、8bitPCの個人利用は、ほとんどはBASICインタープリターか 専用化されたFDやROMカセットを挿入して電源投入という手順で動くゲーム。 OSやネットワークという概念すら、一般大衆にはありませんでした。 (ドラクエのROMカセットはファミコンとMSXがあったんですよね…) 8bitPCが登場した直後から、そのハードウェアの中には CPUや周辺回路を扱うための処理手順を、一連のマシン語群としてまとめた BIOSが提供されていました。 BIOSを呼び出すか、より下層のハードウェアに最短で指示すること そのどちらかが、多くのゲームソフトの処理内容でした。 もちろん開発環境としては高級言語が既にあり、そのライブラリーとして BIOSやハードウェアを呼び出すコード集がありました。 赤松健という高校生プログラマーがボーステック製品を作った時代です\^o^/ 現在ではBIOSはOS起動やハードウェア設定のための仕組みと思われていますが 今も昔もBIOSは、基本的なハードウェア操作のコード集なのです。 実際には、そのBIOSコードの大半は、WindowsやLinuxなどでは使いません。 (MacOSは少なくとも9まではMacintoshのROMコードを利用します。Xは知らない) 起動時にBIOSコードでIDE HDDやSATA HDDを読み始め 途中で、デバイスドライバーに実行が遷移します。 つまりBIOSの役目のほとんどは、交換可能のデバイスドライバーに託されたのです。 言い換えれば、かつての貧弱なパソコンでは、OSやデバイスドライバーのように 間にいくつものソフトウェアが介在しては、まともな速度で使えませんでした。 でも 0c9でZ80はRETを実行するし、INT09の発行でMS-DOSは文字を表示するし CreateWindowを受け取ったWindowsはウィンドウを表示する… OSが多機能化するほど、いろんな機能が抽象化され 手軽に高度なアプリケーションを作れますが アプリケーション開発者がやることは、ある意味同じことなんです。 最終的にCPUが受け取るのはマシン語ですが、その難解さを エンドユーザーや開発者に向けて、どれだけ抽象化しわかりやすくするか? それがOSの役割ですし、OSのほかにも大規模/小規模の 仲介の仕組みが使われています。 ミクロに見ると…FLASH PlayerやJAVAが、WindowsでもMacOSXでもLinuxでも 同じようにウェブサイト上のソフトウェアを提供できるのも仲介の仕組みですし この基本構造が、エミュレーターやWINEのような互換APIセットに繋がります。 マクロに見れば…PS3や汎用機ではOSとハードウェアの間に スーパーバイザーという機構が介在していたりもします。 SupervisorはたくさんあるCPUとメモリーから 一部を任意のOSに割り当てたりします。 仮想PC機構はなくても、OSを複数同時実行できる仕組みです。 (PS3は秘匿したい部分を隠しつつLinux対応を果たすために利用している
- okwabaka
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ワンボードマイコンをパソコンに分類するかしないかは論議が出そうですから説明はしませんが (今で言うと組み込み系の機器に近いので) 今みたいにキーボードがあって画面をモニター(TVの場合もあり)に表示してって時代だと パソコン(マイコン)起動すると各メーカ独自仕様のBASICが立ち上がりました。 これがOSの代替になっていました。 PC-98(21)シリーズでも途中まではROM-BASICが搭載されていました。 MS-DOSやWindowsが登場後も搭載され続けられました。 なくなったのはハードの進化に伴って機能をつけるのにROMの容量不足で削られたとか単純に必要がなくなったから無くなったなど言われていますが。 またMSXなんかもROM-BASICが定番でしたがMS-DOS互換のMSX-DOSと言うのが出ました。 このBAUSC時代は基本的にソフトは自分で書く必要がありました。 マイコンBASICマガジンって雑誌が全盛期でいろいろなゲームなどのBASICのコードが読者から 投稿された物が掲載されていた自分でそれを見てソースを打ち込んだものです。 この当時ネットからDLなんてありませんから自分でソースを見て打ち込む必要がありました。 ちなみにROM-BASIに対してOS側から起動するBASICはDISK-BASICと言われていました。 DISK-BASICは機能拡張ができたりする物もありました。
- 486HA
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私がコンピュータに首を突っ込んだ頃は、ワン・ボード・マイ・コン(My Computerの略ではなくてMicro Computerの略です)の組み立てキットが販売されていました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3 OSという言葉もなく([OS]は元々はMicrosoft Disk Operationg Sysytemを指す言葉でした。)、 テン・キー(0~9)とA~Fキーを直接押してマシン語を入力していました。 最初のうちは電源を切ると、苦心して入力したプログラムを消えてしまうような脆弱なものでしたが、 そのうちに電池でバック・アップを取ったり、オーディオ・カセット・テープにカンサス・シティ・スタンダードと呼ばれるデータを音声信号に変調して記録したりしていました。 アセンブリ言語で記述してアセンブラーでマシン語を発生できるようにしたのは後の事です。 初期のワン・ボード・マイ・コンの時代、前述の方法で入力したプログラムの実行結果は8セグの蛍光表示管に出力するだけのものでした。 小型に作成したワン・ボード・マイ・コンを搭載したマイクロ・マウスというものもありました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9 以上は、パーソナル・コンピュータの黎明期のコンピュータについてですが、 業務用のコンピュータの場合は、全く異なる進化をたどっています。 詳細は以下の参考にしてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9
- part3n1
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私が初めて手にしたパソコンは「MS-DOS」のみで、画面上のカーソル位置から行番号を100(だったと思います)刻みにつけて簡略な英語で命令語を書き連ねていました。 その命令語の中に、表示する位置とか、どんな色で表示するとか、表示はローマ字か日本語かなどDOSが識別出来る英語を書き込んで、計算式なども出来ていました。 他に専門分野では特別の言語があってそれで色々なソフトを作り上げていた様です。 我々専門業者でない物は、先に挙げたMS-DOSで作っていたと思います。 その後、Windows3.1が出来てその頃から、専門のアプリケーションを使って、ワープロとか、表計算などが手軽に出来るようなったと記憶おります。 現在のWINDOWS-XP VIST 7などは全てその後継OSと言えるでしょう。 途中、WINDOWS95ー98ー98SEー98MEなど経過したと思っております。
- yamato1957
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一番最初はアセンブリ言語(機械語)という原始的なプログラミング言語で動いていました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AA%E8%A8%80%E8%AA%9E
お礼
OSの歴史をわかりやすく説明してくれてありがとうございます。 OSがどれほど重要な役目を果たしているかわかりました!