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はやぶさが小惑星への探査を行い、帰還したことのすごさとは?
- はやぶさは小惑星イトカワまで行き、検体を採取し帰還した。その成果は非常に注目された。
- はやぶさの着陸は失敗したが、それでもいくつかの情報が得られる可能性もあり、期待された。
- はやぶさの活動はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の予算取りや他の開発費の縮減といった要素も関わっている。
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質問者様は、はやぶさの目的を知っていますか。 評価というものは、それを基準になされるべきものです。 はやぶさは工業実験機であり、運用し利益を得る為の機体ではありません。 目的は、はやぶさの運用による、以下の実証実験そのものです。 そのデータは将来の実用機に生かされます。 従って、トラブルですら貴重なデータとなり、「失敗」の評価は存在しえません。 イトカワのサンプルの採取はその一部にすぎず、成否の評価を分けるものでもありません。 1、イオンエンジンによる3台同時の推進実験(3台同時):成功 2、イオンエンジンの長期連続稼動実験(1000時間):成功 3、イオンエンジンを併用しての地球スイングバイ:成功 (正確すぎてアメリカに呆れられるレベル) 4、微小重力しかない小惑星への自律的な接近飛行制御&着陸:成功 (遠い為にJAXAからの操作は無理、しかもイトカワは予想と違う形だった上に自転していた) 5、小惑星の科学的観測:成功 6、小惑星からのサンプル採取:不明 7、カプセルの大気圏再突入・回収:成功 8、小惑星のサンプル入手:不明 世界のはやぶさへの評価 2006:はやぶさプロジェクトが米国National Space SocietyのSpace Pioneer Award 受賞 日本の惑星探査では初めて米科学誌「サイエンス」特集号として発表される。 「機体が着陸した最小の天体」として、ギネス記録に認定される。 2007:「はやぶさ」プロジェクトチームが「平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」受賞 「はやぶさ」イオンエンジン論文が米国航空宇宙学会最優秀論文賞受賞 「はやぶさ」イオンエンジン論文が国際電気推進学会最優秀論文賞 2008:(JAXAの科学功績全体として)米国宇宙財団のジャック・スワイガート賞を受賞 「はやぶさ」搭載電池論文が電気化学会論文賞受賞 >地球のことでも問題だらけなのにましてや宇宙なんて。 失礼ですが、目先の小銭のことしか考えていませんね。 今の社会で、通信衛星や気象衛星は不要なものでしょうか。 はやぶさ以前に、日本がペンシルロケットしか作れなかった時代から、そういう意見はありました。 そのとき研究を止めたら、どうなっていたでしょうか。 衛星の製作や打ち上げを他所の国に頼みますか? その国は、タダで助けてくれるほど親切でしょうか? では、何を要求されるでしょうか。お金、外交的な譲歩、他の技術と交換・・・ 外交が悪化すれば、何を出しても断られるかもしれません。 逆に日本がリードしていれば、これらを要求できるのです。 外交は国益を勝ち取る為のものなのです。友愛など何の役にも立ちません。 弱みにはどんどん付け込むべきものなのです。 イオンエンジンについて 現在、化学ロケットでは、燃料が足りず、有人では火星までが限界とされています。 しかし、イオンエンジンのなら、それより先にいけるかもしれません。 発明自体は日本ではありませんが、はやぶさにより、運用実績とデータの蓄積では日本が一番です。 はやぶさの航跡は世界中の衛星・天文台が確認しています。 耐熱塗料(というか樹脂)の厚さは3センチ。 簡単に開けたと言う記述はありません。 某掲示板では板毎に意見が違うのは当たり前。加えて工作員が沸くのはここも同じ
お礼
新駆動源、制御(遠隔、自己)、長期間・長距離 と言うところがすごいことが解りました。 メディアもこのようなベースとなることをもっと アナウンスすればいいのに。 なにか採取できれば太陽系の誕生の謎が解けるか、 見たいなことばっかり言って。 カッコ良すぎませんか、この映像。 (別にヤマトの帰還に合わせなくても) >失礼ですが、目先の小銭のことしか考えていませんね。 お察しの通りです。 どうもありがとうございました。