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レンピッカ「ピンクの服を着たキゼット」についてなのですが...。
レンピッカ「ピンクの服を着たキゼット」についてなのですが...。 レンピッカ展の説明書きに、この絵で少女が靴の片方を脱いでいるのには、 隠れた意味がある...等のことが、書かれてあったのですが、 靴を片方しか履いていないというのは、絵画では何を意味しているのですか。
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片方だけ靴が脱げた足は、処女喪失を意味します。私も初めて見たときは驚きました。キゼットはまだ10歳なのに… マネの「オランピア」という作品でも裸の女性が片方の靴を脱いでいますが、これは処女性の喪失とともに、官能に身を任せるという意味合いを持っています。
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- hatuyuki12
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絵は好きなのですが あいにくとレンピッカという人が書いたといわれる絵の系統に興味がなく過去に美術年鑑でレンピッカを調べたこともありません ですから データを見つけるまでは疑うという姿勢を取っています (最近は本の奥付けを操作するんで調べるのも大変なんですがね) 少なくとも 2010年だったら「あれがレンピッカを有名にした絵」ということはないと思われますが?
お礼
再度、ご回答いただき、ありがとうございます。 確かに、ちゃんとした裏付けをとるまでは、疑って見るという姿勢も、大切ですよね★
- hatuyuki12
- ベストアンサー率11% (29/242)
奥歯に物の挟まった言い方をしてきましたが この絵が本当にあの時代に描かれたとお思いですか? 著作権が2010年に設定されてますよ(著作権は発表された年に設定)
お礼
度重なるご回答、ありがとうございます。 では、「ピンクの服を着たキゼット」は、レンピッカではない人が描いたということでしょうか。
- bach333
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NO.4です。遅れてごめんなさい。 NO.1の方の回答が「質問文に対する正確な答え」だと思っているのです。 しかし『ピンクの服を着たキゼット』の「靴が脱げた足」も処女喪失(や官能に身を任せる)にそのまま該当するのかどうか?? 「性的な何か」を暗喩しているのは確かとしても。 もしも、この絵がムズカシイとすれば。 それは本人が言葉で語っていないからではありません。 有力な研究者の文献が見つからないからでもありません。 奔放なタイプの女性画家が娘という存在をどのようにとらえているか?それを推測するのが難しいからです... だけど、その答えはレンピッカ本人(表現者)の描いた絵の中に必ず有ります。 >手に本を持っているというのは、何を表現しているのでしょうか。 「部屋の中で本を読む女の子」そのままのイメージだと思います。 象徴的に描いたとすると、本は知識や知性さらには理性でしょうか。 見たままとして 「処女喪失」したとすると本を持っているのは変ですよ。 本、読む気分かしら? 本を読むのは、むしろ憧れや空想の段階ではないのでしょうか? >窓の向こうの夜の街は、大人の世界を表現しているのでしょうか? 私はそう思っています。つじつまが合いますし。 レンピッカが娘という存在をどのようにとらえていたのか? なぜ娘を被写体に選んだのか? hitomi-hitomiさんが想像してください。 前回書き忘れたことーー『ピンクの服を着たキゼット』素敵な絵ですよねー♪
お礼
ご丁寧に、お返事くださり、本当にありがとうございます。 (それなのに...。お礼が大変、遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。m(_ _)m 確かに、「本」というのは、「知性」とか「知識」の象徴ですよね。 おっしゃるとおり、「処女喪失」と「知性」は、なんだか対照的な事柄ですよね。 ★★★bach 333 さんから、再度いただいたご回答を読んで、改めて考えてみて...。★★★ 私は、少女が、「本から顔をあげている」という点に注目することにいたしました。 もし、少女が一生懸命、本を読んでいるなら、まだそれは、「本で読んだ世界」でしかない 段階なのでしょうが、「本から顔を上げている」ということが、本で読んでいる段階から脱した ということなのでしょうか??? でも、おっしゃるとおり、どうして、娘(しかも10歳)なのでしょう。 レンピッカにとって、自分以外の female は、すべて「女」だったのかもしれませんね。 ところで、レンピッカ、わたしも大好きで~す。\(●~▽~●)/
- hatuyuki12
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レンピッカの話で怖いのは話の出典の本(文献)が明示されていないことなのです さらに「ピンクの服を着たキゼット」という絵は2010年に著作権が設定です 最初に公表された年に著作権が設定されるというルールから考えると……
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が大変、遅くなって申し訳ありません。 NO.7にまとめさせていただきますね。
- bach333
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「ほんの少しだけタマラ・レンピッカに近づく為に」 レンピッカに児童を描いたものは少ないが娘ギゼットの絵だけは例外。大人になってからのギゼットの絵もあります。 母親として、現役の女性として、画家として、或いは1920年代のパリ(ココ・シャネル!が「シャネル・スーツ」を生み出した)の女性として・・娘キゼットの絵を描く事で何かを意図し表現しようとした筈です。 前後の2つの絵。 1924年の『キゼットの肖像』は幼児体系を決して隠さない描き方。 1930年『Young Lady with Gloves』(キゼットがモデル)は性的な魅力を表現するのを避けてはいません。 仏語題『Kizette en rose』は直訳『ローズ色を着たキゼット』となりますがローズ色にしては随分と淡く白色に近いですよね。白色が何を象徴するかは説明要りませんね。 靴は脱いでるがソックスは履いている。 脱げた左足を右足の後ろに隠そうとしている。 奇妙な形の窓(?)の向こうに街が描かれている(街は夜のようです)。 手に本を持っている。 以上から 私は女性として重要なイニシエーション「menarche」を意味すると推測します。「推測する事」以外に真実に近づく方法を私は知りません。 幾つかの事柄を以下に 1929年?のクリスマスは、仕事と交際に明け暮れてキゼットの元に戻らなかったらしい。 キゼットは夫を癌で失った後、母親の元に行き1980年3月1日タマラが永眠するまで付き添った。 レンピッカの言葉「私の作品はどれも自画像なのです」
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼がすっかり遅くなってしまい、大変申し訳ありません。 確かに作者が亡くなってしまった今、絵を見て私たちは 推測する以外にできません。でも、推測することも大切だと思います。 窓の向こうの夜の街は、大人の世界を表現しているのでしょうか? ところで、一つお伺いしてもよろしいでしょうか。 手に本を持っているというのは、何を表現しているのでしょうか。 もしよろしければ、再度、ご回答お願いいたします。
- hatuyuki12
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レンピッカに対しての教えてgooの別の質問に 展覧会のパンフレットの一部として配布されたという1928年に撮影されたはずの娘の写真が添付されてますが 1919年生まれにしてはかなり小さい (日本人の感覚からではこの写真は少し小柄ですみますがヨーロッパ系の子供は大きいです) その2年前 7歳の頃にこの絵を描いているとされているようです このレンピッカの話は きちんとした美術年鑑のきちんとした執筆者の話でないのなら眉唾でしょうね 世の中には ニュースソースが明らかにないままにまかり通らせている話がいくつかありますがレンピッカ自体もそのうちの一つではないですか?
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 そうですね。画家本人が作品の意図を明示していない限り、 第三者の解説は、あくまでもひとつの説として、とらえておくことにいたします。 この絵の件に関しても、靴を片方脱がせていることには、大した意味がなかったのかも しれないし、他の方がおっしゃるように、何かの意味を含ませているのかもしれないし。 レンピッカがいない今、真相は藪の中ですね。
- hatuyuki12
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靴を脱いで足に引っ掛けておく行為は 子供はよくやりますね 画家本人が明らかに『性的なものを意図して書きました』と公表しているのでない限り こういう品の無い話は下世話な深読みというものでしょう 娘がかわいそうですね 『娘に対して性的な意図を持ってこの絵を描いた』と画家本人が明らかにしているという文献がほしいところです そうでないと ぼろがでますよ まあ スカイクロラ以後 出版された本の価値は変わったらしいですがね
お礼
NO.3でまとめて、お礼させていただきますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 えっ、そうなんですか! (いま、改めて「オランピア」を見てみましたが)本当ですね。 靴の片方を脱いでいますね。 でもキゼットの場合は、まだ10歳! 幼女の域を出たばかりぐらいの子供なのに...。 なんだか、ちょっとショッキングですね。