ウエスタンアームズのエアーガンの愛用者です。
最新のカーボンブラックヘビーウエイト材を使用した、SCW(シブヤ・カスタム・ワーク)製のベレッタM92FSを持っています。
まず、ウエスタンアームズは、他社の互換部品を認めていないので、他社製の部品はありません。修理するのであれば、渋谷の宮益坂の上にある本店に持ち込むか、連絡して取り寄せるか、送って修理するしかありません。
ウエスタンアームズ(以降WAと書きます)製のエアーガンの多くは、安全動作のために2002年頃にトランスファーハンマーシステムという新システムが導入(当時Ver1。現在は最新のVer3)され、ほとんどの銃がこのシステムを取り入れていますが、一部の銃については旧型Rシステムのまま製造されています。
その一つがスミス&ウエッソンのオートマチック、M4013TSWやショーティー40、ショーティー40。サイドキックです。
二つ目がベレッタM84Fチーターです。そして最後の一つが、ベレッタM92FSです。同じベレッタでも、M8045クーガーFは、最新型が入ってます。
小型だからとか言う理由ではないようです。最初に導入されたのは、M84Fよりも小さい、ベレッタM1934なのですから。
さて、幸いというか、現在のM92FSは、旧タイプのRシステムの最新版が入っています。
基本的には最初にマグナシステムをM92FSに入れた頃と、Rシステムは変わっていません。WAに問い合わせ、現在のものの部品が利用できるのか確認してみたらよいと思います。ガス抜けなどの諸問題を克服するため、マガジンは初期システムから改良が繰り返され、2002年以降のものであればRシステムのマガジンになっています。しかし、本体側のシステムには大きな変化はないはずなので、ラバーチャンバー部分の部品を総取り替えすれば、動作する可能性はあります。
ただ、数年前の銃刀法変更で、発射時の初速が0.989Jを越えると準空気銃と認定され、一般人の所持、購入売却、店舗での販売買い取りが禁止されています。
マルイなどの製品は初速が元々遅いので、チャンバー部をいじっても、速度向上の改造でもしなければ初速が法規制を越えることはまず無いのですが、WAの製品は初速が高めなので、修理すると、過去の製品であるだけに越える危険性もあります。何せ、純然たるWAで製造した市販品でさえ、一部製品は規制を越えたくらいですから。
まずは渋谷店4階の修理部に連絡し、部品交換できるか、部品交換して規制を越えないのかを確認し、問題がなければ部品を取り寄せるか、送って修理してもらう方がいいでしょうね。
10年以上前だと、たぶん18000円くらいで買われたと思います。当時SCWは年数回のカスタムガンを売るだけでしたので、10000円台の量販品が多々ありましたから。
今のWAの製品は、ほとんどがSCWのカスタムガンで、店頭10%割引きでも23000円以上が当たり前、少し手が込んだものは40000円以上します。
M982FSは量産品ですが、製造は1年に1回か2回で、あまり量産品は製造されません。現在のものを廃棄して新たに購入、と考えられてもなかなか手に入らない可能性があります。
私が持っているものは、ECHIGOYA秋葉原店で購入した、状態の良い中古品です。
お礼
詳細な回答ありがとうございます。以前、銃が大好きでハンドガン・ライフル・サブマシンガンなど合わせて20丁近く所持し、すべて売却したのですが、なぜかこの1丁だけ車庫に保管されてました。多分、数あるガンの中でもベレッタが大好きだったのかも・・・ 手元に残ってたのは何かの縁とし、何とか直したいという気持ちに駆られた次第です。とりあえず渋谷の宮益坂本店に問い合わせをしてみたいと思います。情報ありがとうございます。