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催眠術で可能な事
- 催眠術ではいくつかのことが可能です。例えば、催眠術を掛けられた人の体の一部を動かせなくすることや、特定の症状を引き起こすことができます。
- 催眠術によって引き起こされた症状は、本人に自覚させずに長期的に持続させることも可能です。
- しかし、催眠術にかかっている人を見分ける方法は確立されていません。
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質問者が選んだベストアンサー
20年ぐらい前に「催眠術ブーム」がありましたが,最近また復活してきたのでしょうか? それはともかく,ご質問の >腕を動かなくしたり、麻痺させたり、頭痛等の症状を与えることは可能でしょうか? >可能である場合、その原因を本人に自覚させず >また、症状を長期的に持続することも可能なのでしょうか? これらは(催眠をかけるほうからいえば)大変ではありますが,可能です。 たとえば「動かなくする」ですが,「動かせないと思わせる」わけです。動かせないと思い込んでしまえば,動かそうとはしなくなりますよね。 腕の肘を180度以上外に動かそうなんて思いませんよね?開くはずがないという経験・知識があるために,考えもしないようになるのです。 誰かから「催眠術をかけられて」よりも,自分でそう思い込んでしまう「自己暗示」のほうが多いでしょう。 >催眠術に掛かっている人を見分ける方法などはありますか? 催眠術・自己暗示,さらには仮病でも,見分ける方法はあります。 ただし,それは催眠術にかかっているかどうか?ではなくて,いまの症状が心理学的な影響を受けているのでは?という見分けです。 少し浅めに麻酔をコントロールすると,「考えは眠っているけど,言われたことは分かるし,痛みも気づく,筋肉も動かせる」状態が作れます。 頭痛はどうするのかちょっと思いつきませんが,「腕が動かない」場合,上記の状態で「動かして」と語りかけたり,本当の病気であれば痛みから逃れようとする動作をします。 このとき,麻酔をかけていないときと同じような反応(「動かない」と答える,あるいは痛がる様子)が出れば,考えることはしていない状態なので,催眠術や仮病によるものではない,と考えることができます。 逆に,普段と違って,らくらく動くようであれば,催眠術・仮病・あるいは無意識などの心理的なものが原因であろう,と考えます。 その他,解剖学上のちがいなどを利用して,「見た感じは普段の検査と同じだが,本当の病気ならばAという反応は出ない」というテストを行なうことがあります。 催眠術や仮病なら,「この検査ならやっぱり痛みが出るはずだ」と思って痛みを訴えますが,実はそこで痛みが出ないはずだ,と引っ掛け問題のように調べることがあります。 私は腰椎椎間板ヘルニアから進行して脊柱管狭窄症を治療しましたが,手術後に本来楽になるはずなのが逆に手術前よりも痛みが強くなってしまいました。 長いこと放置していたために,痛みを伝える神経のセンサーが,よけいなところにまで出てきているため,との診断で現在も治療中です。 この神経について,MRIや造影CT,エコーでは見えないのか?と入院中医師に聞きましたが,見えないものだそうです。電気を使ってよけいな神経センサーを焼く「熱凝固療法」を現在行なっています。 質問の,首の痛みのあとに出てきた,というのが,少し私の症状と似ているようにも思えます。 「整形外科」でも,脊髄・脊椎の専門医でないと分からないかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 催眠を見分ける方法 私のような素人が簡単にできる事ではないようですね・・・ 簡単に調べる事が出来ればよかったんですが・・・ 疑いだすととことん考えてしまうたちでして、その線が気になって しかたありません。 逆に、自己暗示等に掛かっているとして、または掛かっていないとしても それを逆に利用して治療する(例えば、動くという自己暗示を掛ける)ような方法も 可能なのでしょうか? そして神経系統の障害は、検査で発見しにくい・出来ないということですね。 と、なるとますます難しい。 症状の中に頭痛があるのがずっと引っかかっていたんですが やはり首を疑って、脊髄等の専門医に診てもらうよう勧めるのが 良いのでしょうか?