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最近よく目にすることです(昨日も大相撲でありました)が有識者なるものが
最近よく目にすることです(昨日も大相撲でありました)が有識者なるものがありますが、誰がどういうう人たちを選んで有識者というのでしょうか。選ばれた人の肩書を見ていると「何だ天下りじゃないか」と思うような人が多いのですが・・・。それといろいろと調査委員会など開く折に有識者がそれぞれ選ばれてますがまさかだぶる(掛け持ちする)ことはないのでしょうか。
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実際、そういう天下りなどのようなケースもあります。 ただ、一応は、その問題などについて関連のある人物は使っています。例えば、大相撲協会の理事長代理となった「有識者」の村上氏は、元々東京高検検事長です。検察官というのは、法律の専門家であり、かつ、事件捜査などを行う役職です。 村上氏が相撲協会の外部理事に選ばれたのは、元々、力士による大麻事件騒動が起こったことで、であり、今回の賭博問題で理事長代理、ですので、そういう意味では、そこまでおかしな人選ではないと思います。 掛け持ち、については、その役職次第ですが、村上氏の場合、元々、外部理事で、現在の本職は弁護士ですので、掛け持ちになるでしょう。 ただ、大相撲協会はともかく、政府の調査会などについては、最初から結論が決まっており、それに都合の良い「有識者」を集めて、というようなケースがしばしばあります。 ある問題についての専門家と言っても、学説などが割れているようなことはあり、研究者によって言うことが逆になる、というのはしばしばあるからです。大体、そういう場合に、行政側の結論に適合するような研究者、専門家を8割くらい、反対の立場の専門家を2割くらいで、一応の討論をさせて「有識者の多くが、賛成したから」という結論を導き出すケースが多くあります。