こんばんは。
鉄道会社の現業におり、駅員経験もあります。
通学定期券は、
◆学校の最寄り駅~自宅の最寄り駅の間で、最も最短で、かつ常識的な経路のみの販売となっています。
だから割引率が高いという事に繋がってくるのですが、
>通学定期券というのは経由駅にも何か制限があるのでしょうか?
先に書いた最短で、かつ常識的な経路のみという制限はあるのですが、それ以上の制約というものはありません。
ただ、経由駅につきましては、
最近多くなってきた自動券売機での設定で出てくる駅名と、取り扱いでの路線名とでは違いがあり、その関係で書いた覚えの無い駅名が出てくる事があります。
プロ扱う端末では、たとえば埼京線においては、
山手線1:中央東線1:山手線2:赤羽線:東北本線
・・・といった様に表示され、「埼京線」という名称など表示されていないですが、一般の利用客からすれば「?」と感じるのが本当の所だと思います。
実際、案内上、「赤羽線」は既に過去のものであり、一般的ではありません。
そのため、途中駅で、かつ他の路線と間違えないような駅名が代わりに表示されます。
一般の方でも分かりやすくという配慮からです。
そうすると、当然、
申し込み用紙と実際の経由駅、違う駅名が表示される事も発生します。
こんかいの質問者様の内容は、ココから来ています。
また、今回はJRとの事で余談になってしまうのですが、
東京の地下鉄で併走関係の場合、実際の使い勝手や便宜上を考慮して、路線外でも降車できる場合もあります。
<例:地下鉄銀座線と半蔵門線の、渋谷~赤坂見附(永田町)など>
例外事例につきましては、各社のHPを見ていただいたほうが正確で理解しやすいと思います。
通学定期券においては、
>◆学校の最寄り駅~自宅の最寄り駅の間で、最も最短で、かつ常識的な経路のみの販売となっています。
これ以上の制約はありません。