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百日咳ワクチンについて 教えて下さい。
百日咳ワクチンについて 教えて下さい。 現在 百日咳が流行していると知りました。 現在 高校2年の子供がおりますが、乳幼児期に三種混合ワクチンはきちんと受けました。が、百日咳ワクチンを追加接種した方が良いのか悩んでおります。 三種混合の免疫は 無くなったりするのでしょうか? お分かりの方がいらっしゃいましたら 教えて下さい。 よろしくお願い致しますm(__)m
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破傷風は10年で効果がなくなります。百日咳は不顕性感染があるので、高い抗体価を維持している人もいれば抗体価の低い人もいます。ただ、11歳前後のII期接種では百日咳ワクチンが入っていないので、低い抗体価の人が多くなり、百日咳に罹患する青年がでてきました。 ただ、やっかいなのは百日咳単独のワクチンがないことで、子供用の三種混合(DTP)ワクチンをそのまま成人に接種するとジフテリアトキソイドのせいで高率で副作用が出現します。よって、海外では青年用三種混合(Tdap)を投与します。日本ですと、これを輸入して投与するか、DTPワクチンを0.2mlのみ接種することになります。 成人での百日咳は軽くで済むのでそんなに問題にならないのですが、新生児に感染させると大事になります。よって、新生児に接触する機会が多い医療従事者や成人はぜひ接種すべきです。実際、ドイツはそのようになっていますし、米国も2004年に看護師が多くの新生児に感染させた事から米国の厚生労働省にあたるCDCはそのような勧告をだしています。 どちらかというと、百日咳ワクチンを打つか打たないかはその辺の事情をどう考えるかの方が大事です。
お礼
大変くわしくご説明頂き ありがとうございます! 百日咳 単体のワクチンが無いことを、初めて知りました。また、青年・成人が罹患することによる 乳児への2次感染が怖いこともわかりました。 何件かの内科で聞いても 青年・成人には予防接種を受け付けていないと言われてしまいました。 今後どうするか 回答者様のご意見を参考に 考えたいと思います。 本当に ありがとうございました。