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ペンタックスのMF一眼レフでおすすめ機種を教えてください。
- ペンタックスのMF一眼レフでおすすめ機種を教えてください。
- キャノンのデジタル一眼レフ、ペンタのAF一眼レフを所有していますが、友人がニコンFM2を購入したのをきっかけに、MF一眼レフが欲しくなりました。フジヤカメラさんで探したところ、KXが気に入ったものの在庫が少なく、Kマウントのレンズも高額で再検討中です。
- ペンタックスのSMC M24-35/3.5-4.5というレンズはMマウントであり、Kマウントのカメラには取り付けることができません。在庫が多いMシリーズもありますが、レンズの在庫が多いKマウントの機種をおすすめします。
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こんにちわ。 PENTAX機のラインアップ、変遷については「PENTAX-FAN」という サイトが非常に詳しいですね。 私なりにまとめると S系(SV、SP等)・・・1960~70年代前半 ペンタックス最初の一眼レフ系列。Sマウント(M42のスクリュー マウント)採用、横走り布幕シャッター採用。Spotmaticは 追針式露出計搭載。 純正組合せは「Takumar」。Supe-Takumar 55mmF1.8など K系(KX、KM、K2等)1974~1975年 S系ボディをバヨネットの「Kマウント」に変更したもの 横走り布幕シャッター採用。追針式露出計。K2は絞り優先AE 時代遅れといわれ2年ほどで次のM系にバトンタッチ。 それなりに安いが、プリズム腐食によるファインダーの影がでて いるものが非常に多く、実用出来るものは少なく高め。 K2は稀少。海外モデルでK1000もある 純正組合せは「K」。SMC PENTAX 55mm1.8など M系(ME、MEスーパー等)1970年代後半 小型のボディに電子式縦走りメタルシャッター、LED表示式 露出計と絞り優先AEを搭載、ベストセラーとなった。 バリエーションも多い。 ME・・・軍艦部金属の絞り優先AE専用機。AOCOマークあり。 MV1・・・MEの廉価版。 MEsuper・・・1/2000secのシャッタ、明るいクリアブライトマット スクリーン、マニュアルモード搭載。M系中興の祖となった ME-F・・・ME-Sベースのフォーカスエイド機。 専用レンズでAFが使えた。 MG・・・ME-Sベースの普及機。絞り優先AE専用機。シャッター速度は 1/1000secにダウン どれもシャッターのダンパー劣化によるミラーアップ固着が持病 中古市場は二束三文状態。タマ数は非常に多く入手性は良好 純正組合わせは「M」レンズ。smc PENTAX-M 50mmF1.7等 MX 1976年 ペンタ最後の機械式シャッター普及マニュアル機。Mの名があるが 構造はM系と互換性は無い。横走り布幕シャッター、LED段階表示 露出計採用。中古市場は結構高め。機械式ゆえに誤差のある個体や 露出計が死んでいるものも多く見られる。 LX(LX2000)1980~2001年 ペンタ最初のプロ用機械式シャッター機。機械式ながら1/2000secの シャッタースピード、豊富なオプションがありさすがのプロ機。 価格もさすがのプロ機(笑)中古市場もまだまだ高いです。 一度は使ってみたいがちょっと手が出ませんね Super系(Super-A、Program-A) ME-Superをベースに電子式レリーズ、液晶によるファインダー内表示 AレンズによるプログラムAEや両優先AEなど6つのプログラムモードが 搭載された。これに伴いマウントに電気接点が追加され、「KA」 マウントとなった。機械的形状はKマウント互換。 内部機構は複雑になり、シャッター音も独特のものになった。 ボディにはオデコ絆創膏やグリップが付きホールド性はとても良い。 Program-AはSuper-Aのシャッター優先AE等を省いた廉価版。最高速も 1/1000secとスペックダウン。 M系の持病はそのまま引き継がれています(ダンパワッシャの材質が違い ますので、後期モデルは対策されていたようです。) 純正組合わせは「A」レンズ。 smc PENTAX-A 50mmF1.4等 私が実際に使った事があるのはM系とMX、Super系ですが、実用として 使うなら、ME-Super以降がいいと思います。理由としては ・1/2000secシャッター 高感度フィルム入れてる時、屋外でずいぶん助かります(笑) ・クリアブライトマットスクリーン ME、MX系と比べ段違いに明るく見やすいです。 更にSuper-Aだと、レリーズが電子式となりストロークが浅く 扱いやすいです。 機械式マニュアルにこだわるのであればMXかな?KXもいいですが 入手性とプリズム腐食が心配ですね。 私もM系はずいぶん修理して使いましたが、最終的に手元に残したのは Super-A(実用に)とME(観賞用にw)です。 マウントの互換性に関しては、基本的にKマウントであれば機械的には 今のデジタル機も含めすべて互換性があります(一部デジタルに付かない ものがありますが)ただMF機で使う場合はレンズ側に絞りリングがある ものに限ります。 ペンタのMFレンズはデジタルでも使える事で人気が高く、結構高価で 取引されていますね。 ミノルタだとボディもレンズも恐ろしく相場が安いので、下手すると Kマウントレンズ一本分でボディと50/1.4レンズが揃ってしまいます。 XG-S以降だとアキュートマットスクリーン(ハッセルブラッドにも供給 されてます)搭載だったり、露出補正も0.5段だったりとなかなか 使い勝手も良いですよ。 蛇足になりますが、、、(笑) それと、どれも2,30年程度前のものになりますので、精度が出ていない ものがほとんどです。もしきちんとした精度を求めるなら、どんな入手 経路であれ、専門の修理業者でのOHが必要と思います。 その分の費用も見ておいた方がいいですね^^ まぁ、使うのがカラーネガなら何とでもなりますけど(笑)
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- Lupinus2
- ベストアンサー率26% (1802/6710)
先の回答でちょっと変更。 フォーカシングスクリーンの種類はマットではなくマイクロプリズムというのだそうです。 知ったかぶりをしてしまいました。 ピントが合っていない部分の像がクシャクシャってなる。感じ。(笑)
- Lupinus2
- ベストアンサー率26% (1802/6710)
SMCMのMはマウント形式ではありません。 SMCMはKマウントです。 詳しくはウィペディアのKマウントレンズ一覧を見てください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7 KX、持ってます。使ってます。 露出計が指針式なので判り易いですが、暗いところだと見えないのが難点。 あと、ピントあわせもマットなのでわかりにくいです。 スプリットイメージの方がドンピシャにし易いですね。 そうは言っても、私自身は非常に気に入ってます。 先日、オーバーホールしました。 KXの中古販売価格よりも高い金出して。(笑) KX、私は好きです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 つまり、Mシリーズ、Kシリーズのカメラは同じレンズが 使用可能ということでよろしいでしょうか。 KXとMX、MEあたりで探っていきたいと思います。
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お礼
遅くなりましたがご回答ありがとうございます。 このMFカメラ全体に言えますが、もう30年40年昔の中古カメラに 完璧な期待はしてはいけないですね。 ・・・すごくいい美品もありますが、お値段が・・・ KXがいいと思いましたが、プリズム腐食などのトラブルが出てくると リンク先のように自分で修理しなくてはいけないんですね。