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IHコンロ オールメタルについて
IHコンロ オールメタルについて IHコンロの導入を検討しています。 「オールメタル対応」と「鉄・ステンレス対応」のものと、2種類あるようです。 オールメタル対応の方が高いみたいなのですが、 「オールメタル対応」と「鉄・ステンレス対応」は原理的にどのように違うのでしょうか? 私はIHの発熱の理屈は理解していますので、機構的な違いについて教えていただきたいと思います。
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IHの原理理解しているということで簡単に、 コイルに電流を流して磁力線発生させて、その磁力で鍋底にうず電流を発生させて発熱させる訳ですが、 鉄等の電気抵抗が大きい金属では発熱量が多く、アルミや銅等の電気抵抗の少ない金属では発熱量が少ないです。 オールメタル対応のは、抵抗の少ないアルミ等でも発熱するだけのうず電流を発生させれるように、 コイルの巻数/流す電流/電流の周波数を増やすしています。 単にコイルや電流増やせばいいわけでなく、センサーで鍋を判断して制御する、保護回路の強化等も必要で価格が高くなります。 オールメタルなら手持ちの金属鍋使える利点はあるけど、銅やアルミはいくら使えると言っても鉄やステンレスよりも発熱効率わるいし価格差を考えると、鉄/ステンレスのみ買ってIH用の鍋をそろえた方が安上がりです。 鉄/ステンレスのみの3つ口のIHコンロに付いているラジエントヒーター部分でならアルミ等はもちろん、ガラスや土鍋でも使えます。 効率は悪いけど。
お礼
ご丁寧な解説ありがとうございます。 電気抵抗が小さな金属でも発熱するような十分なパワーを持っていて、 鍋の材質によって、パワーを調節しているわけですね。 よくわかりました。