サービス料を取られるなら、絶対にチップを出さないといけないということはありません。
しかし、以下のような場合は出したほうがいいでしょう。
(1)特別なことをお願いして、追加料金なしに快く受けてくれた時
(2)物を壊した、特別に汚してしまったなど、宿に迷惑をかけたのに、損害請求もなく、快く始末をしてくれた時。
(3)料金に対して、期待以上のすばらしい部屋であった、設備であった、おもてなしであった、すばらしい料理であった等・・・、思いがけず大喜び大満足したら、その喜びを素直に伝えて、チップも置いておく
(1)の場合は、着いたらすぐに仲居さんや、その事をしてくれる人に渡しましょう。
たとえば、乳児料金なしなのに、乳児用特別食を無料で用意してくれたとか、乳児用ベットをお願いしたら無料で快く受けてくれたとか、犬用のタオルをお願いしたらすぐ無料で持ってきてくれたとか、普通の旅行者に比べてはるかに多くの重い荷物を快く運んでくれたとか、子供のおもちゃなどありませんかと聞いたらすぐ快くもってきてくれたとか・・・
(2)の場合は、壊したり酷く汚した時は、黙ってチップを置いて帰るのではなく、必ず宿の人に言って損害賠償請求されるなら払わなければなりません。しかし、普通は「いいですよ」と言ってくれる場合が多いので、その時にはそっと「ご迷惑をおかけしました」とか「お手数をおかけしました」などメモとともにそっとチップを置いて出ましょう。宿の人が許してくれたのだから、損害賠償額まで入れる必要はありません。お詫びの気持ちを見せましょう。
(3)の場合は、思いがけずよかった点をメモに書いて、チップとともに置いて出ましょう。「仲居さんの細やかな気配りが良かった」などメモがあると、それだけでもいいくらいで金額は小額でもかまいませんが、喜びを素直にメモに書いて伝えるほうが大切です。
いくら高級旅館でも、値段の割にこのサービスはないんじゃないと思ったときは、チップなど出さずにすっと帰るべきです。サービス料だけで十分です。
でも、厳しい宿では従業員がチップを無断でもらうことを厳重に禁止している宿もあります。嫌がるのを無理に渡してその人が怒られたり、処分されたりする場合もありますので、強く拒否されたり、当旅館ではチップは禁止されていますなどと言うようなら、無理に渡すとかえって迷惑をかけますから、「ありがとう」「すみません」「こんなとこがよかった」などメモや言葉で感謝を伝えましょう。
何も書いていないチップをもらうより、お客さんからの感謝の言葉や具体的な喜びのメモのほうが、宿としてはうれしいことが多いですよ。
お礼
回答ありがとうございます!細かく書いてくれたのでとてもよくわかりました!うちには、チビや犬がいますので、周りに迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません、その点で、チップとして置かせてもらうかもしれません。メモ用紙も一応持って行きます!ありがとうございました!