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9歳オス犬の震えの発作について
- ウェスティ(9歳オス)が突然震えや激しい息遣いを始めました。診察では突発性前庭疾患の可能性があると言われましたが、眼振があるためてんかんの可能性もあります。
- 血液検査や耳の検査では異常は見られませんでしたが、眼振と体のふらつきは確認されました。別の病院ではてんかんと診断され、てんかんの薬が処方されましたが、まだ飲ませていません。
- 震えや息遣いは数分~数十分で収まり、食欲もあります。症状からするとてんかんの可能性があるが、元気になるまで1日以上かかる前庭疾患とは異なります。臆病な性格で震えることはありますが、今回は寝ている最中に突然震えたため、少し違うと感じます。
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続きです。 前庭疾患の症状が短時間で治まった時、眼球の動きを観察して眼振が治まっているかチェックして見るのも、病院へ行かれるかどうかの判断材料になると思います。 激しい症状の場合は目も明らかに眼振が分かる状態でギョロギョロと激しく動かしますが、軽症の場合、ジーッと見ると小さな幅でかなりゆっくり一定方向への眼振が残っている事もあります。水も食事も取れるということで点滴が必要で無さそうなら、病院へ行かずに様子見するのも手ですが、ここは飼い主様の判断ですね。病院へ行く事によって興奮する子もおりますし・・・うちの子がそのタイプです^^; ただ、水を飲まない、もしくは飲む量や回数があまりに少ない、排尿がない等感じられましたら迷わず病院へ行ってください(多飲多尿過ぎても別の疾患の可能性があるので健康診断が必要ですが)食事に関しては普段しっかり栄養が取れている子なら2~3日食べずともすぐに危険というものではありませんが、様子見して食欲が戻らないようならやはり病院へ(大事になさっているとお見受けしますので、私が言わずとも行かれると思いますが^^) ※転げ回るような回転行動や嘔吐等激しい症状が出た時には給餌の際、誤嚥して誤嚥性肺炎を起こすと大変危険なため、症状がある程度治まるまでは点滴のみで対処したり、給餌の仕方や給餌後に吐き戻しが無いか等、注意を払う事が必要です。 自力で食べる分には恐らく大丈夫かとは思いますが、症状が重い場合はかかりつけの獣医さんに指示を仰いでください(丸投げでスミマセン><) 興奮についてですが、 喜んで興奮しているのを抑制するのって確かに難しいですよね まだ、恐がる、怒る、の興奮の方が私は対処がしやすいと感じます>< 知人の訓練士に尋ねたところ、帰宅時に犬がどれだけ喜んでも名前を呼ばない・目も合わせない・撫でない(完全に無視ですね;)様にして、犬が落ち着いたなと思った時に穏やかに相手をする事を習慣にして、徐々に帰宅時の興奮をコントロールしていく様なのですが、この辺り訓練士様や経験者様から何か良いアドバイスを詳しく頂けたらいいなと思います。 ↑の方法を取ろうにも、何十分でも相手して貰えるまで興奮し続ける子も居ますしね(´ω`;)根気勝負というのも疾患を考えると不安でしょうし・・・。 興奮の抑え方については、このカテゴリーで、こことは別で質問を立てられても良いかもしれません。キチンと回答するには力不足で申し訳ないです;; また、うちの犬2頭は重度の前庭疾患以後、次第にですが金属音ですとか食器がぶつかり合った時のカチャカチャ音等に異常に反応して尻尾を巻いて逃げ出す様になりました。(高齢で耳が遠いので普通の音は殆ど聞こえていない様なのですが)突然の大きな音、高音域の音、よく通る音、大きな声、手をたたく音。前庭疾患以前は平気だったこれらの音に、凄く怯えるようになりました。(これが引き金で発作に至った事はまだ無いです)前庭疾患と直接の関連があるとは言い切れませんが、うちの2頭共が重い症状以後徐々にこの様な状態になりまして、抱いている時に暴れて飛び降りようとしたり慌てて走り出して転びそうになったりとヒヤっとする場面もありましたので、参考程度に頭の隅にでも。 P・S いつもお礼文がとても丁寧で、恐縮しております(*>ω<*) 実は先日から我が家のわんこが、前庭疾患以外の病気でですが入院中で、ジッとしてると心配で心配で・・・なのでこうして質問に回答させて頂く事が、とても私の為にもなっているんですよ。前庭疾患は症状を初めて目にされた飼い主さんにしたら『このまま死ぬのではないか!?』と不安になるかと思いますが、適切な処置や看護をして食事や水分を取れる様になれば、重症でも徐々に回復する事が多いです。飼い主様があまり思いつめるとワンちゃんも不安になりますので、お互いに出来るだけ明るく前向きに、疾患とお付き合いして行きましょうね^-^
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- saltycaramel
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再度お邪魔いたします。 15分程で治まれば病院へ行く必要が無いかどうか、について 先に前庭疾患発症中の対処療法の時に使われるお薬について、私の知る範囲で書かせて頂きますね。 ●ステロイド●これは脳が腫れている場合や炎症を起こしている場合を想定し、それらを緩和する目的で使用されます。ただこのお薬は副作用が強く、特に老犬の場合肝臓への負担が気になるお薬です。肝臓の数値を検査管理しながら使用する必要があり、前庭疾患の症状の出方によって、薬の投与より前庭疾患の症状の方が犬への負担が大きいと判断された場合に使用されます。他にも糖尿病や高血圧がある場合も注意が必要であったり、骨粗しょう症や緑内障、白内障等も先々気になるお薬で、私は、やむを得ない場合に必要最小限で使用するのが望ましいお薬だと考えています。 我が家の犬は、1頭目は最初から重症でしたので使用し、2頭目は3度目の発症時が重症だったのでステロイドを使用しました。 1頭目は腎臓、2頭目は肝臓の数値が良くない子でしたが、1頭目は入院管理、2頭目は通院で毎日の検査をしつつ投与しました。 ※ステロイドを内服使用する場合は医師からも説明があるとは思いますが、長期服用した場合は急に投与を止めるのではなく、徐々に薬の量を減らす方法で止める必要があります。 ●抗生物質●これは細菌感染の予防の為に使用されます。ステロイドを使用した場合、免疫が抑制されますので、抗生物質を投与して感染に備える必要が出てきます。 ※ただし抗生物質はウィルスに対しては効果が無いので、ステロイド内服時はウィルス感染への注意も必要です。 ●点滴●重症の場合、水分や食事を取る事が難しい時に体力低下を抑える目的で使用されます。点滴に加えてビタミン剤が投与される事もあります。軽度の前庭疾患の場合、既に水分や栄養素が不足している場合や、今後24時間以内に水分や栄養を取れなくなる場合を想定して点滴を施し、帰宅して様子見となる事が多いです。 その他、症状にあわせて、例えば嘔吐がある様なら吐き気止めのお薬を使用する事もあります。 軽度の場合病院へ行く必要があるかですが、 これらの処置が必要だと感じたら、病院へ行く事になります。 私は軽度の場合、ステロイドや抗生物質使用は必要ないと考えています。 点滴が悩むところですよね・・・>< 私が家の場合、15分ほどで治まり水分も食事も問題なく取れているなら、注意深く観察し、病院へは行かない事を選択していますが・・・。 行かれない場合念のため、深夜でも診察に応じてくれる病院で評判の良いところ、信頼出来るところを知っておくと良いと思います。 また、症状が重く出た時にやむを得ずステロイドを使用する事に備えて、普段から肝臓や腎臓等、全体状態に気を配っておくことも良いと思います。 ちょっと出かけなければならなくなりまして、中途半端な回答ですが、取り急ぎここまでをあげておきます!><ゴメンナサイ
お礼
saltycaramelさま 毎回、本当に詳しく教えていただき有難うございます。 今後起こるかもしれない重度の症状の時の心構えが できた気がします。 不安を抱えていましたので、お蔭様で気持ちが楽に なりました。有難うございます。 感謝しております。 また何かありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。 心強く思っています。
- saltycaramel
- ベストアンサー率78% (15/19)
心配で外出も出来ないというお気持ち、私も同じです;-; うちの愛犬も過去数回、寝ている時に前庭疾患を起こしました。 以下、前庭疾患と仮定した上で書かせて頂きます。 まず前庭疾患は、脳の前庭という部分に何らかの問題が発症して起こる症状の名前です。 (例えば風邪をひいて咳が出た場合の、咳の部分に当たります) この症状は未だ原因不明とされるところも多く、脳に腫瘍があって出た症状なのか、血栓があって出た症状なのか、その他の原因なのか等調査追究する場合脳の詳しい検査が必要となります。高度医療のできる(CTやMRIのある)大学病院で原因調査する事も可能ですが、そこまでしても不明、もしくは何か発見された場合でも『これが怪しい』程度の追求で終わる場合も多々あり、また結果、根本治療に手術が必要となった場合、高齢犬に脳の手術は現実的では無いと思われます。(日本では現時点、犬の脳手術自体成功率が低く、実験や手探り状態の段階が現状です;;) この為多くの場合、発作から回復するまでの間の治療には、抗生物質投与、ステロイド投与、点滴等の対処療法が用いられます。 注意点としましては、前庭疾患は繰り返す可能性がある事、時として症状が重く出る場合がある事です。今回の様に軽度の場合は気付かない間に発症して気付かない間に治っている事もありますが、重症で眼振の方向が横の場合、犬自身がグルグルと回転して怪我をしたり、嘔吐する事もあります。(尻尾を追う様にと言うより、転がりまわる感じ) 我が家の愛犬は一頭が斜め横方向への眼振で、もう一頭がほぼ垂直の縦方向への眼振でした。 横方向の場合は先ほど申し上げた回転行動があり、縦方向の場合は立ち上がれず、重力に押さえ付けられたかの様な感じでした。 ただ、縦方向への眼振が、徐々に横方向に変化した事もありましたので、発作が起きた場合は治まるまで気を抜けません。 重症の場合は症状に合わせた看護が必要となりますが、軽症の場合は、普段の生活で、気温差に気を配る・水分不足に気を配る・興奮させない 等に気を配るのが良いと思います。 私自身も苦労している点なのですが、前庭疾患は多くの場合、いつ起このるか、また、どのくらいの症状が出るのか、予測する事が出来ません;-; ですが、急に冷え込んだ日や、大きくはしゃいだり、走り回ったり、何かに興奮してしまった日は特に注意される事をお勧めします。 ちなみに前庭疾患は、高齢犬において珍しい症状ではなく、私の通う動物病院(人気病院ではありますが)でも、1年に2~3頭はこの症状の子が来るそうです。 これが珍しくないとは、自分の犬が発症するまで知らなかったデス!><
お礼
saltycaramel様 前のカテゴリーの時からお世話になりっぱなしで感謝しております。 本当にありがとうございます。 今回もさらに詳しく教えていただき嬉しいです。ネットでいろいろ検索して調べ てみましたが一般的な内容で、うちの愛犬にはどうも当てはまっていないよう な気がしていました。 (書かれている内容ほどひどくない気がしていましたから) 軽度の場合とかありますものね。 眼振も横方向と垂直の場合とでは犬自身の動きも違う様になることも 大変勉強になりました。 情報があるのとないのとでは心構えが違いますよね。パニックにならずに冷静 に観察できると思います。 症状が出るたびに病院へ行くのがいいのでしょうか? 15分くらいでおさまって元気になれば様子を見るというのでいいのでしょうか? 興奮させないことも大事なんですね。うちの子は10分間、お留守番をしただけ で私が帰ってくると大騒ぎするんです!よくはしゃぐし… どうすれば興奮しないでいられるのでしょうかねェ…
お礼
saltycaramelさま 感謝の気持ちでいっぱいなのです。本当に嬉しいのです。 こんなにも詳しく教えていただき 今後、症状が出た時にあわてずに対処でき るだろうと思うと、やはりsaltycaramelさまのお陰だと思うのです。 我が家は2匹 親子で飼っていまして、9歳の男の子がこの病気になりました。 (ちなみに母犬は13歳です) この息子の犬は小さい時から興奮しやすく (何事も大喜び) それが母犬にはない魅力だと思っていましたが、前提疾患にはよくないの ですね。 帰宅時の興奮も目を合わせないなど、 「無視」をして徐々に 抑えていく ようにするってことですが、心を鬼にして「無視」する努力が飼い主にも必要 ですね。(一緒になって興奮してましたから(´ω`;) ) そうですね、飼い主が不安になることがよくないですね。すぐにばれちゃいま すからね。 おっしゃる通り、前向きに 明るく付き合っていこうと思います。 ありがとうございます。本当に勇気を頂戴いたしました。