質問者様は十分な知識をお持ちなので後は、当製品の設計者との知恵比べではないでしょうか?
シャーロックホームズの如き緻密、繊細さで観察し、明晰、活発な頭脳で推察と解析の繰り返しと、よきアドバイザーなるドクターワトソンのごとき回答者の出現が解決になるでしょう。
以上が私の結論です。
ところで、無駄なお時間を割かれても良ければ私の戯言を以下に述べておきます。
最近の製品は成形の技術の向上で昔のように勘合部がひと目で分かるような製品は国産では少なくなりましたね。私は分解するのが趣味で、たまに組み上げたら治った場合などは嬉しい限りです。プラの勘合部は破損なしで分解出来るのは珍しい方で必ず1,2カ所は破損しますがほとんど問題がない場合か、他の手段で解決出来ています。分解出来て構造があらわになっても分解方法が理解出来な場合が多いです。
その0
今の時期、気温が低いのでプラが破損しやすいです。製品をコタツなどに入れて出来るだけ全体を暖めたほうがいいでしょう。30度位くらいまで暖めます。
その1
No2様の方法で100円ショップで購入のマイナスの時計用ドライバーが勘合部の隙間に差し入れるのに重宝します。
その2
ルーペ(拡大鏡)で勘合部か単なる段差かを見極めます。小さなもので拡大率x8位を使ってます。また焦点距離の長い拡大鏡があると便利です。隙間から内部構造をのぞき見します。時計屋さんが使うたぐいで、10センチ程度の離れた所から拡大して見られるものです。通常の拡大鏡は3から5センチの近くで見ることになり、そこまで接近出来ない場合が多々ありこの時に役立ちます。古いFAXの中のレンズユニットを使ってます。
その3
ケガキ棒[ U----- ]こんな格好のケガキ棒を重宝してます。U字部がてこの役目をして勘合部を無理矢理開きます。本来の反対側のケガキ部以上に使い道があります。
その4
とっておきの手法です。プラが破損した場合の修復方法は小さな部位にはエポキシ接着剤又は専用溶剤を使いますが、私が採用する手法は”無視”です。大部分はなくてもかまわないからです。また破損が数センチから数十センチに及ぶ場合、破断の両脇を5ミリくらいの感覚で1ミリ程度の穴を開けて行き、水糸で縫い合わせ、両面をエポキシ接着剤とドライヤーで水糸と破断面にエポキシをなじませて仕上げます。十分な強度が有り、バイク、スクータの樹脂部の破損に効果的です。つまり漫画調のブラックジャック(古い!)仕上げです。
その5
金ノコで開腹すれば次の一手が見えてきます。
補足
シャープは各地にサービスセンターがあります。出向いて直接談判すればサービスマニュアルから必要な箇所のみコピーしてくれるかもしれません。
健闘を祈ります。
お礼
回答ありがとうございます。 一旦、サービスに相談してみます。 ダメなら隙間をルーペで見て、それでもダメならドリル&ノコで解体します。 分解する場合、コードの巻き取りがうまく修復できるか心配です。 ケチっぽく修理しようとしている訳は、今度引っ越しをする為、引っ越しにお金がかかり節約したいのです。 ガスコンロやカーテンを買い替えなければいけない時の出費は痛いです。 おまけに子供の入園、入学も重なってまして…。
補足
若干、バキッとやって分解しできました。 ブラシの摩耗でしたがブラシだけ交換出来ないタイプでした。 とりあえず動くようにはなりました。 ありがとうございました。