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巨大パイプオルガンの空気はどこから来ている?
巨大パイプオルガンの空気はどこから来ている? よろしくお願いします。 パイプオルガンをひくとき、小さいものなら、足でペダルを踏んで空気を送り込むのがわかりますが、教会などにあるものすごく大きなパイプオルガンにはどうやって空気を送っているのでしょうか? チャペルでの結婚式などで見たときには、演奏者さんがペダルを踏んでいたような記憶も(あいまいながら)あるのですが、とてもそれだけであの大きな楽器に送る空気をまかなえるようにま思えませんでした。 些細な内容で恐縮ですが、どなたかご教示いただければ幸いです。
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舞台裏にある送風機を電動モーターで動かしています。 モーターの無かった時代には、人力で大型のふいごを動かしていました。 送られて来る空気の圧力が一定していないと、オルガンの音の調子が狂ってしまいます。 このため、送風が一定のペースになる様に、舞台裏には複数台のふいごが据え付けられ、吸気・送風のタイミングをずらして送風が行われていました。 この作業を行うために、専門のふいご職人も居た様です。(全てのオルガンに専門の職人が居たのかは、判りませんが) 又、全ての大型パイプオルガンに当てはまる事なのかは判りませんが、使われているふいごも、(押す力にばらつきのある)手押し式や足踏み式ではなく、重りの重さで空気を押し出す方式のものが使われ、空気を出し切ったふいごは、ふいご職人の手によって、重りを持ち上げられていた様です。 又、パイプオルガンとして成立していない黎明期には、水中に沈めた空気を、水圧で送り出す方式も、アイデアとしてあった様です。 【参考URL】 ヤマハで習う・学ぶ : 鳴るほど♪楽器解体全書 : パイプオルガンの歴史と発音原理 第2回 http://www2.yamaha.co.jp/u/naruhodo/21pipeorgan/pipeorgan2.html
お礼
ご手稲にありがとうございました。ふいごとは・・・。完全に疑問が解決されました。重ねて御礼申し上げます。