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「おっぱいバレー」の疑問点!
大好きな綾瀬はるかさんが2009年ブルーリボン主演女優賞を獲得して本当に良かったです。 この映画、2009年で彼女が主演を果たした唯一の映画でしたので随分と心配しておりました。 先ず、原作では浜松市の中学ですが、敢えて北九州市の中学と設定しており、映画予告もそれを売りに前面に押し出しておりました。 それなのに、出演者の誰も北九州弁を使わず、この設定の妙味を欠いておりました。綾瀬はるか演ずる主人公の女教師も地元中学出身との設定でしたし、何よりも出てくる中坊の悪がき達が標準語ではこの設定が台無しであります。 韓国人監督が撮った「プルゴギ」なんて、ハチャメチャな内容でも松田龍平や山田優他出演者の北九州弁で輝いた作品のように、ご当地設定の必須条件と思いますが、羽住監督が単なるアホか、はたまた、他に意図があったのでしょうか?
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- ftogsr1974
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中越地震のあるエピソードを元に製作された「マリと子犬の物語」も標準語でした。 方言を使わないと、新潟県人として見ているほうも違和感があるのですが、標準語と混ぜて下手に使われるのはもっと違和感があります。 過去に武田鉄矢主演の映画で「博多ムービーちんちろまい」作品がありました。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=162135#2 出演している役者さんも全て九州出身の方で、セリフ全部に「字幕」が付くという異例の映画でした。 ある意味試験的な映画だったのでしょう、その後こういう映画は創られていませんので興行的にも成功とは言えないと思われます。 余談が多くなりました。 話を元に戻しますと、「おっぱいバレー」は興行的にある程度の利益を見込まれて製作された映画ですので、その過程で原作にある「方言」は使わない方向で検討されたと推測致します。 事実鑑賞した限りでは、新潟人の自分など、背景がどこの地方なのかは気にも掛けず楽しめました。 ただ、やたら懐かしい車やもろもろの物が自分の青春時代の出来事とオーバーラップする場面が出てきたことにより、やっと時代背景が70年代だったのかと気付けた次第です。 原作を知らない大方の人はそんなものかと思います。 原作を知っている監督がどうこうでは無いと思われます。 下記URLのコメント欄をご参考下さい。
お礼
ご回答誠に有難うございます。 皆さんのご意見、様々で、中々面白いですね。 2008年に「ICHI」「僕の彼女はサイボーグ」「ハピーフライト」と頑張った綾瀬はるかさんに、是非とも、主演女優賞を、と周囲の想いが込められて撮られた「おっぱいバレー」と思いますので、結果的には良かったのですが・・・ しかし、作品自体は、やはり、今ひとつですね。 色々な背景があるのでしょうが、時代考証や設定等、雑さが否めません。 地元で育ったフツーのねいちゃんが先生になって、落ちこぼれの悪がき等とバリバリ張り合う・・・こんな雰囲気がこの映画には必要であったのでは、と思います。 なんせ、綾瀬はるかも広島出身だから、彼女の北九州弁はきっと迫力あったはず。